Bassblog[バスブログ]

「16スコーピオン70/71」永遠のスタンダードモデルの魅力に迫る!カスタマイズ情報も!

2016.11.09.リール
シマノ「16スコーピオン70/71」

永遠のスタンダードモデルとも呼べる、シマノ「16スコーピオン70/71(Scorpion70/71)」の最新情報をまとめてみた。

右巻きモデルの「16スコーピオン70」は2016年2月にすでに発売されており、左巻きモデルの「16スコーピオン71」は、3ヶ月遅れて2016年5月に発売される。

シマノの名門「スコーピオン」シリーズ。新しくなったベイトリールのスタンダードモデルは、軽量ルアーもキャストしやすくなり、今まで以上に守備範囲の広いルアーウエイトに対応するようになった。

まさに、永遠のスタンダードモデルにふさわしい進化を遂げた「16スコーピオン70/71」の魅力に迫ろうと思う。

「16スコーピオン70/71」はどう進化したのか?

新登場した「16スコーピオン70/71」。進化したことによる大きな特徴は、下記の7つだ。

  1. 小型スプール搭載。軽量ルアーが飛ぶ!
  2. 16スコーピオンはブレーキ調整が簡単にできる!
  3. 低振動スプールで精度も飛距離も安定。
  4. ベアリング増とギアの大径化で、巻き心地が向上!
  5. ボディーデザインが、かっこいいブラック1色に
  6. パーミングしやすいコンパクトボディが魅力
  7. 海水対応でソルトゲームも楽しめる

「16スコーピオン70/71」のここに注目!

注目は、直径32mmの小径スプールを採用で軽量ルアーの扱いやすさが向上したことと、初心者でも調整が簡単にできるブレーキシステム「NEW SVS∞」を搭載してくれたこと。時代の流れを組んだスタンダードモデルらしい進化を遂げている。

それでは、「16スコーピオン70/71」の詳しい特徴を順に見ていこう。

小型スプール搭載。軽量ルアーが飛ぶ!

S3Dスプール

「16スコーピオン70/71」は、直径32mmの小径スプールを採用。これは、旧「スコーピオンXT1000/1001」や「アルデバラン」と同じサイズで、軽量ルアーの扱いやすさに優れている。

具体的には、1/4oz〜3/8oz程度の軽量ルアーが扱いやすくなり、特にウエイトの微妙な使い分けが重要になるラバージグやテキサスが今まで以上に扱いやすくなっているイメージだ。

「16スコーピオン70/71」をベイトフィネスで使いたい

「16スコーピオン70/71」でベイトフィネス?

32mm径で軽量ルアーが使いやすくなり、「16スコーピオン70/71」を「ベイトフィネスで使用できたら良いな」と思うところだが、15アルデバラン用夢屋BFSスプールとの互換性は無いとのこと。

これについては、KenDさんがシマノにお問合せしてくださっているので、残念ながら間違いないでしょう。

参考:悩める16スコーピオンのジレンマ|DeeeP STREAMさん

ということで、非純正のシャロースプールが発売されないかぎり、「16スコーピオン70/71」はベイトフィネスで使うには厳しいところではある。

前モデルよりバックラッシュしにくくなった

それでも、軽量ルアーが扱いやすいことは、バックラッシュのしにくさにも直結している。

例えば、フィールド上でラバージグにバルキーなトレーラーをつけた時などに、空気抵抗が増してもバックラッシュしにくくなるのは、個人的に嬉しいところだ。

32mm小径スプールのラインキャパ問題

今までのスコーピオンシリーズのイメージとしては「ラインキャパが多くて安心」という面があったと思う。

2014年にデビューした「14スコーピオンの200」についても、12lb-165m〜20lb-100mというラインキャパは、大型ルアーを遠投する時にはありがたい存在だ。

「16スコーピオン70/71」については、12lb-100mのラインキャパとなっており、大型ルアーを扱う方にとっては物足りなさを感じるだろう。

ただ、私見では、あくまでざっくりと言ってだが、昨今では大型ルアーをガンガン遠投する釣りよりも、小型ルアーを適材適所で使い分けて投げていく回数のほうが多い傾向にある様に思う。このような釣りではいわゆる「フルキャスト」自体の回数も少なくなっている。

そんな時代的スタンダードの流れを考慮しての進化なのではないだろうか。

16スコーピオンはブレーキ調整が簡単にできる!

NEW SVS∞の搭載で、ブレーキ調整がスピーディーに!

「16スコーピオン70/71」には「NEW SVS∞(インフィニティ)」を搭載。これは、「16メタニウムMGL」にも搭載されている最新の遠心ブレーキ。

この「NEW SVS∞」の特徴は、簡単に言ってしまえば、釣行時に外部ダイヤルのみでブレーキ調節が可能なラクチン設計であるということ。

シマノのパンフレット画像では、旧型「SVS」と「NEW SVS∞」のブレーキの効きを対比したグラフが掲載されている。これを見ると、見事にブレーキシュー4個の「NEW SVS∞」がブレーキシュー6個の旧型「SVS」をカバーしていることがわかる。

「NEW SVS∞」はブレーキシュー1個あたりの対応範囲が広くなったため、旧型「SVS」ではいちいち内部のブレーキシューをフィールドで開いて調整していた場面でも、「NEW SVS∞」なら内部のブレーキシュー4個をすべてオンにしておけば、基本的に外部ダイヤルの調整だけで対応が可能になった。

低振動スプールで精度も飛距離も安定。

低振動スプールのS3Dスプールを採用

「16スコーピオン70/71」は低振動の「S3Dスプール」を採用している。

「S3Dスプール」は、キャスト時における振動を抑制したスプール。上のグラフをご覧いただけるとわかるように、振動ノイズは従来品から半減している。そのため、キャスト時のガタつきや回転ムラが少なく、安定した飛距離と精度を実現している。

ベアリング増とギアの大径化で、巻き心地が向上!

x-ship

「16スコーピオン70/71」には、「14スコーピオン200/201」と同様に「X-SHIP」が採用されてる。

単純に「巻き心地が向上している」というわけだが、詳しく見ると、旧「10スコーピオンXT1000/1001」からボールベアリングが1つ追加され、ピニオンギア両端の支持がボールベアリングになることで巻きのスムーズさが向上し、ドライブギアも大径化されることで安定性が向上している。

ボディーデザインが、かっこいいブラック1色に

16スコーピオン70/71のボディ

「16スコーピオン70/71」のカラーは、「スコーピオン」の伝統でもあったスコーピオンカラー「ワインレッド」ではなく、シンプルな「ブラック」1色になった。

以前からワインレッドに親しみのある方には寂しいと思うが、私的には高級感のあるデザインでカッコイイと思う。名残として、スプールとメカニカルブレーキにレッドカラーがアクセントとして使われており、これもまたカッコイイ。

パーミングしやすいコンパクトボディが魅力

HAGANEボディ

「16スコーピオン70/71」は手のひらに納まり、パーミングしやすいコンパクトボディが魅力。堅牢な「HAGANEボディ」を採用しているため、コンパクトでありつつもハイギアタイプでも安心して巻ける強力な剛性が嬉しいところ。

また、「16スコーピオン70/71」のボディ重量は190g。重すぎず、スタンダードモデルとしては丁度いい重量感に仕上がっている。

16スコーピオンでソルトゲームも楽しもう!

「16スコーピオン70/71」は、ソルト対応モデルとなっている。バス釣り以外にソルトゲームも楽しむことができるのようになった。

「16スコーピオン70/71」の解説動画

シマノから公開された「16スコーピオン70/71」の解説動画では、新しくなった「16スコーピオン70/71」の特徴や、スプールとブレーキの進化などがわかりやすく解説されている。

「16スコーピオン70/71」のスペック

「10スコーピオンXT1000/1001」では、ノーマルギア(6.4)のみのラインナップだったが、「16スコーピオン70/71」はノーマル(6.3)、HG(7.2)、XG(8.2)の3タイプとなった。

当初は、ノーマルギアは右巻き70のみ、XGエキストラハイギアは左巻き71のみのラインナップとなっていたが、現在は全てのギア比で左右両モデルが発売されている。

タイプ ギヤ比 巻取長
(cm)
スプール寸法
(径mm/幅mm)
自重
(g)
ドラグ力
(kg)
巻糸量
(lb-m)
ベアリング
(S A-RB/ローラー)
価格
(円)
スコーピオン70
RIGHT
6.3 63 32/22 190 4.5 12-100
14-90
16-80
7/1 27,000
スコーピオン70
HG RIGHT
7.2 72 32/22 190 4.5 12-100
14-90
16-80
7/1 27,000
スコーピオン70
XG RIGHT
8.2 82 32/22 190 4.5 12-100
14-90
16-80
7/1 27,000
スコーピオン71
LEFT
6.3 63 32/22 190 4.5 12-100
14-90
16-80
7/1 27,000
スコーピオン71
HG LEFT
7.2 72 32/22 190 4.5 12-100
14-90
16-80
7/1 27,000
スコーピオン71
XG LEFT
8.2 82 32/22 190 4.5 12-100
14-90
16-80
7/1 27,000

「16スコーピオン70/71」の発売日

「16スコーピオン70/71」の発売日は、モデルによって異なる。ノーマルギアの左巻き、XGエキストラハイギアの右巻き以外は、すでに発売が開始されている。後から追加されたこの2モデルの発売日は、2016年11月発売の予定だ。

16スコーピオン70 RIGHT
16スコーピオン70 HG RIGHT
2016年2月発売
16スコーピオン71 HG LEFT
16スコーピオン71 XG LEFT
2016年5月発売
16スコーピオン70 XG RIGHT 2016年11月発売
16スコーピオン71 LEFT 2016年11月発売

「16スコーピオン70/71」の価格と最安値

「16スコーピオン70/71」の価格は税抜27,000円。

気になる最安値は、今のところアマゾンの税抜17,580円となっている。(執筆時の最安値です。日々変動しています。)

「16スコーピオン70/71」をカスタマイズしてみよう

「16スコーピオン70/71」のカスタマイズパーツを使って、軽量化や飛距離と巻心地の向上など、リール性能をさらにUPさせてみよう。

かっ飛びチューニングキットAIRベアリング

シマノかっ飛びチューニングキットAIR 1030AIR&1030AIR

シマノかっ飛びチューニングキットAIR 1030AIR&1030AIR

  • ヘッジホッグスタジオ(HEDGEHOG STUDIO)
  • 価格 ¥ 3,380

ヘッジホッグスタジオの「AIRベアリング」は、日本製小径セラミックボールと高強度一体成形ハウジングの採用により、超高回転ベイトフィネスに対応するベアリング。

1g程度の超軽量ルアーに対応できるほどの回転レスポンスを持ちながら、通常のベアリングと同じ感覚で、1oz(28g)クラスのルアーまでガンガン投げることができるという優れもの。

対応できるルアーの範囲が大きく広がり、様々なルアーを万能にこなしてくれるバーサタイルなリールにしてくれるベアリングだ。

シマノ 16スコーピオン用 ハンドルノブベアリング(+2BB)

シマノ 16スコーピオン用 ハンドルノブベアリング(+2BB)

シマノ 16スコーピオン用 ハンドルノブベアリング(+2BB)

  • ヘッジホッグスタジオ(HEDGEHOG STUDIO)
  • 価格 ¥ 1,440〜

「16スコーピオン70/71」のハンドルノブにベアリングを2個追加できるセットだ。究極の滑らかさを実現したベアリングで、極上の巻き心地を体験しよう。

ハイスペック ハンドルノブ HKPM

ハイスペック ハンドルノブ HKPM

ハイスペック ハンドルノブ HKPM

  • ZPI
  • 価格 ¥ 2,400

「ハイスペック ハンドルノブ HKPM」は、トッププロが求める形状を追求したハイスペックノブだ。指で触れる箇所の面積を従来ノブより約20%増加。シェイプ部分も従来より約10%薄くなっており、ホールド感が強く出来る設計だ。

シマノ用 オフセットハンドル

ZPI シマノ用 オフセットハンドル

ZPI シマノ用 オフセットハンドル

  • ZPI
  • 価格 ¥ 11,000

カーボン素材を採用した、高感度・高強度のオフセットハンドル。オフセット形状により、重心をリールシート寄りにしてよりバランスの安定性を向上する事が可能。

オートクレーブ製カーボンをペントルーフ断面にマシンカット。抜き穴を多角形にする等、応力の分散することで軽量化と高強度を両立している。あえてトップコートを廃してマットでレーシーな外観とし、機能とデザインを両立させたカッコ良いハンドルだ。

「16スコーピオン70/71」まとめ

以上が、「16スコーピオン70/71」最新情報のまとめだ。

実は、私が初めて買ったベイトリールは「スコーピオン1501」だった。確か中学生の時だったと思う。今では信じられないかもしれないが、当時はベイトリールの左巻きモデルは珍しく、やっと手の届く価格の「スコーピオン」で登場すると聞いて、釣具屋に友達と自転車に乗って予約しに行ったのを覚えている。

「スコーピオン」は当時から、初心者にもとても扱いやすいモデルとして人気で、釣り友達はみんな「スコーピオン」か、お金のある家の子は「メタニウム」だった。実際に使いやすく、ずいぶん長いこと愛用していた。

新しい「16スコーピオン70/71」も、やはり初心者には特にオススメしたいモデルだ。

現在のスタンダードな釣りをおおよそカバーしてくれる守備範囲の広さに、ブレーキセッティングが簡単なトコロ、そして、以前よりバックラッシュしにくいところは、当時少年だった私から見ればうらやましい限りだ。

FOLLOW US !Bassblog[バスブログ]をフォロー!

Fishing & Outdoor Bassblog
Bassblog編集部

バス釣り,ソルトルアー,トラウト等のタックルニュースから釣り情報まで「釣りが、もっと楽しくなる!」記事をこまめに発信。最新情報はFacebook&Twitterで配信中!

Bassblog[バスブログ]の最新情報を配信中!