26ミラベルを実釣で徹底インプレ。使ってわかったメリット・デメリット。

26ミラベルを実釣で徹底インプレ。使ってわかったメリット・デメリット。

26ミラベルを実際に購入し、フィールドで使い込んできました。

発売前からこのリールが気になっていたのですが、きっかけは半年ほど愛用している26ナスキーです。

26ナスキーは、魚を掛けた際の力強い巻き上げや、PEライン使用時のトラブルの少なさなど、全体的な完成度にとても満足していました。

26ナスキーの実釣インプレ記事はこちら↓

ただ、使っていくうちに、ライトリグやルアーの動きを細かなリーリング操作で行うような場面で、「26ナスキーにも軽さと軽快さがあれば最強なのにな…」と思うこともありました。

そこで登場したのが、まさにドンピシャな「26ミラベル」でした。

ボディとローターにCI4+を採用したMGL(マグナムライト)シリーズでありながら、26モデルからはインフィニティドライブ、ワンピースベール、アンチツイストフィン、Xプロテクトといった機能が追加されています。

ちなみに、私は22ミラベルも長年愛用していますが、今回の26ミラベルへの進化は間違いなく価格以上のものだったと実感しています。

私の22ミラベルと26ミラベル。価格以上の進化を遂げている。
私の22ミラベルと26ミラベル。価格以上の進化を遂げている。

26ミラベルは、スペックを見る限り完成度が抜群に良かった「26ナスキー」の良さを引き継ぎつつ、軽さと操作性を向上させたような印象です。

しかし、カタログの数値だけでは実際の巻き心地やドラグの感触までは把握できません。

そこで今回は、実機を使い、巻き出しの軽さ、一定速度での巻き心地、負荷が掛かった際の巻き上げ感、ドラグ性能、PEラインの扱いやすさなどを中心に、忖度無しのインプレをお届けします。

なお、発売日や価格、全番手のスペック、他機種との詳細な比較については別記事で解説していますので、この記事では実釣での感想に絞ってお伝えします。

▼ 「26ミラベル」のスペック徹底解説はこちら

ライバル機種との徹底比較・番手ガイドまで解説してます。

この記事でわかること
  • 26ミラベルの軽さと操作性
  • 実際の巻き心地
  • 負荷が掛かった際の巻き上げ性能
  • ドラグの滑り出しの感触
  • PEライン使用時の扱いやすさ
  • 実物のデザインや細かな使い勝手
  • 26ミラベルに適した釣り
シマノ 26ミラベル
シマノ(SHIMANO)
シマノ 26ミラベル
この記事を書いた人
Riku
Riku
釣りブロガー

釣り歴33年の釣りオタクでBassblogの運営者。バス釣り、ソルトルアー、トラウト等の新製品情報からインプレ・ノウハウまで「釣りが、もっと楽しくなる!」記事を発信。最新流行の釣りからオールドスクールな釣りまで幅広く楽しむ。

26ミラベルの1分動画インプレ

26ミラベルのハンドルを回す様子やベールの開閉音、ドラグの響きなど、文章ではお伝えしきれない部分は、ぜひ動画で確認してみてください。

▲まずは1分動画でチェック

26ミラベルは、ブラックを基調にシルバーを配置したカラーリングで、ワンピースベールやスプールの形状も含めて全体的にすっきりとしたシルエットにまとまっています。

ロッドに装着した際の一体感も良好で、どんなカラーにも合わせやすいです。

26ミラベルの評価を先にまとめると

私が実際に買った26ミラベル2500SHG。
私が実際に買った26ミラベル2500SHG。

26ミラベルを簡潔にまとめると、こんなリールです。

前作比22ミラベルから確実に進化。
巻きの安定感やドラグ、
ラインまわりが良くなった
重さ軽量で扱いやすい
巻き心地巻き出しは軽快。
ガタつきや回転時のブレも少なく、
巻きの質感も良い
剛性感CI4+ボディながら必要十分。
軽さの割にしっかりした使用感がある
ドラグ滑り出しがスムーズ。
細いラインを使う釣りとも合わせやすい
ライントラブルかなり少なく安心感がある
向いている使い方ライトリグや軽量プラグなど、
軽快な操作を生かしたスピニングの釣り
デメリット軽さを重視しない釣りでは
あまり良さを発揮できない
(→26ナスキーで十分)

特に印象的だったのは、巻きの軽快さと安定感のバランスでした。

MGLシリーズらしく巻き出しは軽く、ストップ&ゴーやライトリグのラインスラック回収でもハンドルが素直に動きます。

それでいて、巻いている最中のガタつきやブレは少なく、旧型ミラベルで少し気になった価格相応の軽い巻き感から、明らかに質が上がっています。

また、シマノのスピニングリールの中でミラベルは、軽さとレスポンスを重視するマグナムライトシリーズのエントリーモデルという立ち位置になります。

26ミラベルの立ち位置の図解
26ミラベルの立ち位置の図解

価格的には、26ナスキーの一つ上で、25アルテグラの一つ下の機種になります。

価格を抑えながら、シマノのMGLらしい軽快な使用感を楽しめるのが26ミラベルです。

特に、バス釣りでライトリグや小型プラグを中心に使い、巻きの軽さやロッド操作のしやすさを重視する人には、かなり使いやすいリールだと思います。

インプレした機種と検証条件

26ミラベル2500SHGを30時間使い込んでみた。
26ミラベル2500SHGを30時間使い込んでみた。
使用機種26ミラベル2500SHG
ロッド6.4ft〜7.0ft前後のL〜MLアクション
ラインPE0.4号〜0.8号
リーダーフロロ5lb〜8lb
ルアーライトリグ全般
ハードルアー(3〜8g)
フィールド野池、リザーバー
スタイルオカッパリ、レンタルボート
対象魚ブラックバス
使用期間約30時間

今回使用したのは 26ミラベル 2500SHG。

主な使用ラインはPE0.4号〜0.8号にフロロ5lb〜8lbです。

使い方としては、L〜MLクラスのロッドと合わせたライトリグ全般や小型プラグなど、幅広く使用感を確かめました。

26ミラベルと小型ワームのネコリグ。特にライトリグは非常に快適に使うことができた。
26ミラベルと小型ワームのネコリグ。特にライトリグは非常に快適に使うことができた。

今回意識して確認したのは、MGLシリーズらしい巻き出しの軽さだけではありません。

一定速度で巻いたときの巻き心地、ルアーの抵抗が加わったときの巻き上げ、ドラグの滑り出し、ラインスラックが出た状態でのライン処理など、釣り場で気になるところは一通りチェックしています。

巻き心地や操作性、ドラグ、ベールまわりの使い勝手を判断するには、ある程度しっかり使えたと思います。

今回はバス釣りを中心に検証していますが、PEラインを使ったソルトゲーム(シーバスやチニング、エギングなど)にもそのまま当てはまる耐久性とトラブルレス性能をチェックしています。

26ミラベル2500SHGの基本スペック

私が購入した26ミラベル2500SHG
私が購入した26ミラベル2500SHG
自重200g
ギア比6.2
最大巻上長91cm
実用ドラグ力2.5kg
最大ドラグ力4kg
ハンドル長55mm
スプール径/ストローク46.5mm / 14.5mm
糸巻量フロロ(lb-m)4-130, 5-100, 6-80
糸巻量PE(号-m)0.6-200, 0.8-150, 1-120
定価17,300円(税別)

2500SHGを選んだ理由は、私にとってバス釣りで一番使いやすい番手だからです。

シャロースプールなので、フロロの4〜6lbやPE0.6〜1号といったバス用スピニングでよく使うラインを無駄なく巻けます。

最大巻上長はハンドル1回転あたり91cm。

ライトリグでロッドを動かした後のラインスラックを回収したり、ルアーを回収して次のキャストへ移ったりする場面では、ハイギアの2500SHGが使いやすいです。

ライトリグと軽量プラグを一台で使いたいなら、26ミラベルでは2500SHGが最適です。

26ミラベル実機・実釣インプレ

26ミラベル実機・実釣インプレ
26ミラベル実機・実釣インプレ

26ミラベルは、シマノのスピニングリールの中で軽さとレスポンスを重視するMGLシリーズに位置づけられています。

今回の26モデルで大きく進化したのは、その軽快さをベースに実用的な機能が充実した点です。

そこに巻き上げ力やライン管理、防水性といった実用的な機能が備わったことで、前作の22ミラベルと比べても活躍する場面が大きく広がったと感じます。

旧モデルからの進化を具体的に見ると、元々の強みでもあった「CI4+ボディ」と「マグナムライトローター」による軽さとレスポンス性能を維持しつつ、新たに以下の4つの新機能を搭載しています。

  • インフィニティドライブ:
    負荷が掛かった時の巻き上げ効率を改善。潮流、魚の引き、引き抵抗のあるルアーで効く
  • Xプロテクト:
    中小型スピニングで回転の軽さを損なわず、防水性を高める構造
  • ワンピースベール:
    ラインをスムーズにラインローラーへ導き、ベール周りの引っ掛かり感を減らす
  • アンチツイストフィン:
    糸ふけ・ラインの暴れを抑え、細糸PEやエステル使用時のトラブルを減らす

26ミラベルは特に、「軽いリールが欲しいけれど、細PEのトラブルやソルトでの防水性も気になる」という人にとって、かなり活躍してくれるリールです。

今作の26ミラベルは、とにかくカッコいい。そしてオシャレである。
今作の26ミラベルは、とにかくカッコいい。そしてオシャレである。

実際にフィールドで使ってみた印象も、スペックから期待していた通りでした。

軽い操作性を存分に楽しめつつ、日々の釣りで求められる基本性能もしっかりと押さえられています。

ここからは、各機能の実際の使用感を詳しくお伝えします。

巻き出しが軽く、ルアーを細かく動かしやすい

26ミラベルは巻き出しが軽く、ルアーを細かく動かしやすい
26ミラベルは巻き出しが軽く、ルアーを細かく動かしやすい

26ミラベルの持ち味が最も分かりやすいのは、ハンドルを回し始めた瞬間です。

巻き出しに重さを感じにくく、止めた状態から再び巻き始める際もスムーズに反応してくれます。

一定の速度でただ巻きをしているときはあまり意識しませんが、巻く・止めるという動作を繰り返すと、この軽快さが際立ちます。

I字系プラグをゆっくり引きながら速度に変化をつけたり、小型プラグでストップ&ゴーを繰り返したりする場面では、このレスポンスの良さが大きな武器になります。

ワームの釣りでも同じで、ロッドアクション後に出たラインスラックを素早く回収できるため、釣りのテンポを崩しません。

さすが、MGLローターと言ったところです。

26ミラベルのMGLローター
26ミラベルのMGLローター

このローターも、22ミラベルと比較すると新設計のものです。

実物の26ミラベルと26ナスキーを見比べても形状は完全に一致しているように見えます。

26ミラベルと26ナスキーのローター比較。形状が完全に一致しているように見える。
26ミラベルと26ナスキーのローター比較。形状が完全に一致しているように見える。

26ナスキーと同じ系譜でありつつも、26ミラベルは素材が軽量で強度のあるCI4+で作られています。

機種ローター素材
26ミラベルCI4+
26ナスキー高強度樹脂

この新設計MGLローターの恩恵が、26ミラベルの軽快さにかなり効いているように感じます。

26ミラベルの重さを実測

26ミラベルの重さを実測すると、約200.1gだった
26ミラベルの重さを実測すると、約200.1gだった

26ミラベル2500SHGの自重を実測すると、約200.1gでした。

カタログ値とほぼ同じで誤差も少ないです。

2500SHGで比較すると、26ミラベルが200gなのに対し、26ナスキーは235g、25アルテグラは210g、旧モデルの22ミラベルは205gです。

機種(2500SHG)自重定価(税抜)
26ミラベル200g17,300円
22ミラベル205g16,300円
25アルテグラ210g20,000円
26ナスキー235g14,200円

つまり、本体の重量を見ても、同クラスのシマノ製リールと比べて最も軽量に仕上がっています。

軽さを基準に選ぶのであれば、26ミラベルには明確なアドバンテージがあります。

リールの自重だけで使用感が決まるわけではありませんが、ロッドを頻繁に動かす釣りでは、この軽さが疲労軽減にもつながります。

低慣性のMGLローターと軽量ボディの相乗効果により、26ミラベルは店頭で手にした時よりも、実際にフィールドでルアーを動かした時に真価を発揮してくれます。

巻き心地は滑らかで、ガタつきも少ない

26ミラベルは非常に精巧に作られており、ガタつきはほぼ無い。
26ミラベルは非常に精巧に作られており、ガタつきはほぼ無い。

巻き出しの軽さに加え、一定速度で巻いている時の感触も良好です。

実際にハンドルを回してみると、価格帯から心配されがちなガタつきはほとんどなく、手元に伝わる感触はとても落ち着いています。

ゆっくり巻いた時でも回転ムラが少なく、ギアの粗さを感じることもほぼありません。

特に感心したのは、軽量なローターを採用していながら、巻いている最中のフィーリングが安っぽくない点です。

巻き始めはMGLシリーズらしい軽さがあり、回転が乗ってくるとシマノらしいしっとりとした巻き心地に変わります。

軽いルアーを一定の速度で引く際もハンドルのブレが少ないため、リトリーブ速度を安定させやすいです。

もちろん上位機種と全く同じというわけにはいきませんが、1万円台という価格を考慮すれば、十分すぎる巻きの質感です。

いずれにしても、26ミラベルは軽さと軽快さだけに注目されがちですが、実際に使ってみると、この滑らかな巻き心地も高く評価したいポイントでした。

抵抗のあるルアーでも巻き取りやすい

26ミラベルは抵抗のあるルアーでも巻き取りやすい
26ミラベルは抵抗のあるルアーでも巻き取りやすい。

軽さを売りにしたリールの場合、引き抵抗の少ないルアーは快適に扱えても、負荷が掛かった途端に巻き重りを感じないかが気になるところです。

26ミラベルには「インフィニティドライブ」が搭載されています。

これは、ピニオンギアによるメインシャフト支持構造を最適化し、摺動抵抗を軽減することで回転トルクを下げる機構で、引き抵抗のあるルアーでもスムーズにハンドルを回し続けることができます。

実釣面では、小型プラグから少し抵抗の大きいルアーにチェンジしても、急に巻き取りが苦しくなるような違和感がありません。

前述した通常の滑らかな巻き心地とはまた別で、ここで注目したいのは「負荷が掛かった状態でも巻きが破綻しない」という点です。

巻物ルアーを一定速度で引く時や、魚を掛けてから寄せてくる場面で、この恩恵を強く感じます。

26ミラベルは、前作22ミラベルよりも明らかに巻物が快適に使えるようになっている。
26ミラベルは、前作22ミラベルよりも明らかに巻物が快適に使えるようになっている。

潮の流れがある海での釣りでも同様です。

水の抵抗を受けながらルアーを回収する状況を考えると、インフィニティドライブの搭載は非常に大きな恩恵があります。

26ミラベルはライトリグや小型プラグと相性が良いのは間違いありませんが、それ専用にするには勿体ないくらいに守備範囲が広くなっています。

軽快な操作性を保ちつつ負荷の掛かる釣りにも対応できるため、扱えるルアーの幅は予想以上に広く感じました。

ドラグの滑り出しも好印象

26ミラベルはドラグ性能も良くなっている。
26ミラベルはドラグ性能も良くなっている。

カタログスペックを見ている段階ではあまり気にしていなかったのですが、実際に使ってみて驚いたのがドラグ性能です。

手でラインを引き出してみると、初動の引っ掛かりが少なく、弱い力からでもスムーズにラインが送り出されます。

ドラグは強い力に対する最大値だけでなく、滑り出しのスムーズさがとても重要です。

とくに細いフロロカーボンやPEラインを使用する場合、魚の急な突っ込みに対してドラグが一瞬固着してしまうとラインブレイクの原因になります。

設定した負荷に合わせてスッとラインが出てくれる方が、安心してやり取りに集中できます。

26ミラベルのドラグノブ。つかみやすく、調整もしやすい。
26ミラベルのドラグノブ。つかみやすく、調整もしやすい。

ライトリグや小型ルアーをメインに想定しやすい26ミラベルの立ち位置と、この繊細なドラグ特性はとてもマッチしています。

細糸を使いやすい軽量リールとして、ドラグ周りまで丁寧に作り込まれているのは実釣において大変心強いです。

事前の期待値を良い意味で裏切ってくれたポイントの一つでした。

PEラインを使った釣りにも合わせやすい

26モデルの大きなトピックとして、「ワンピースベール」と「アンチツイストフィン」の採用が挙げられます。

PEラインをメインに使う釣りにおいて、この二つの組み合わせは非常に重要です。

26ミラベルのワンピースベール(ラインローラー付近)。
26ミラベルのワンピースベール(ラインローラー付近)。

まず、ワンピースベールは、その名の通り継ぎ目のない一体成型ベールにより、ラインをラインローラーへスムーズに誘導してトラブルレス性を上げる機構です。

26ミラベルのアンチツイストフィン。地味だが効果は大きい。
26ミラベルのアンチツイストフィン。地味だが効果は大きい。

次のアンチツイストフィンは、ラインローラー下部にフィンを配置し、ラインのたるみを抑えることで、スプール下部へのライン脱落や、ヨレたラインの巻き込みを軽減する構造です。

実釣面で考えると、例えば、ライトリグや軽量プラグはラインに十分なテンションが掛かりにくく、風が吹けばさらに糸ふけが出やすくなります。

テンションが抜けた状態のラインを巻き取る機会が多いため、スプール周りでラインが暴れない構造は快適さに直結します。

糸ふけが出やすいホバストでも、非常に快適に釣りができた。
糸ふけが出やすいホバストでも、非常に快適に釣りができた。

26ミラベルは、ワンピースベールのおかげで、ベールからラインローラーへとラインが引っ掛かることなく移動し、巻き取る際にはアンチツイストフィンがラインのヨレやたるみを整えてくれます。

私は26ナスキーでも同じ機構を半年ほど経験していますが、細いPEラインを使ってもライントラブルは皆無に等しい状態です。

ラインがスッキリ収まってくれるので快適に釣りに集中できる。
ラインがスッキリ収まってくれるので快適に釣りに集中できる。

この優秀なライン管理能力と、MGLの軽快な操作性が合わさっているのが26ミラベルの大きな強みです。

風の強い日や、ラインスラックを利用してアクションさせる釣りでは、リールの軽さ以上にこうしたトラブルレスな構造が釣りの快適さを支えてくれます。

Xプロテクト採用でソルトウォーターにも対応

26ミラベルは防水機構として「Xプロテクト」を備えています。

ここは、前モデル22ミラベルや26ナスキーが採用している「コアプロテクト」よりも優れた防水機構です。

具体的には、回転の軽さを損なわない非接触構造を重視し、撥水処理とラビリンス構造で水の侵入を抑えるもので、ストッパーベアリング部やラインローラー部などに採用されています。

26ナスキーと26ミラベル。26ミラベルは防水性能が優れている。
26ナスキーと26ミラベル。26ミラベルは防水性能が優れている。

防水性能は短期間のインプレッションで完全に評価できるものではありませんが、ライトソルトゲームやエギング、シーバスなど、海での使用を想定する際には大きな安心材料となります。

特に、淡水と海水の両方で気兼ねなく使いたい方には心強い仕様になっています。

また、淡水だけの使用であっても、雨の日に一日釣りをする場合は安心感が違います。

特に、雨の日は人が少ないにも関わらず魚の活性が高い日が多いため、雨の日を好んで釣りに行く人もいるでしょう。

私もその口ですが、やはりそんな日に防水性能の有無は結構気になります。

なので、26ミラベルのXプロテクトは正直、頼もしくて非常にありがたいです。

デザインと細かな使い勝手も向上

26ミラベルの洗練されたデザイン。実物は写真よりも所有欲を満たしてくれます。
26ミラベルの洗練されたデザイン。実物は写真よりも所有欲を満たしてくれます。

実物を手に取ると、デザイン面でのブラッシュアップにも気づきます。

もはや、デザインでは上位機種と言われても全く不思議じゃないレベルで洗練されています。

ブラックをベースにシルバーのアクセントを効かせたカラーリングで、よく見るとボディ全体に細かなラメが入って上品な仕上がりです。

決して派手ではありませんが、その分合わせるロッドのデザインを選びません。

バス用でもソルト用でも、どんな配色のタックルにも自然に馴染んでくれます。

スプール周りのデザインも洗練され、ワンピースベールが搭載されたことで、どの角度から見てもすっきりとしたまとまりのある外観になりました。

ワンピースベールは元々ライントラブルを防ぐための機能ですが、見た目の高級感を高める効果も大きいと感じます。

ベールを起こす時のクリック感もしっかりしており、操作していて安っぽさを感じることはありません。

ラインストッパーも隙間にラインを挟みやすく、釣行後の片付けもスムーズに行えます。

こうした細部はスペック表から読み取りにくい部分ですが、釣りに行くたびに触れる道具だからこそ、使い勝手や見た目の良さは所有する満足度を大きく高めてくれます。

シマノ 26ミラベル
シマノ(SHIMANO)
シマノ 26ミラベル

26ミラベルを使って感じたメリット

実釣を通して感じた26ミラベルの長所をまとめると、以下のようになります。

  • MGLローターとCI4+ボディによる軽快で疲れにくい操作性
  • 巻き出しが軽く、ストップ&ゴーやライトリグの繊細な操作が得意
  • 一定速度で巻いた際の滑らかさと、ブレの少なさ
  • インフィニティドライブによる、負荷が掛かっても巻き続けられる力強さ
  • 細糸でも安心できる、初動がスムーズなドラグ性能
  • ワンピースベールとアンチツイストフィンによる、PEラインの快適な扱いやすさ
  • Xプロテクト搭載による、ソルトウォーターでの安心感
  • 価格以上の質感を感じられる落ち着いたデザイン

カタログのスペックから想像する以上に、実際のフィールドで求められる要素がバランス良くまとまっているリールだと感じました。

26ミラベルを使って感じたデメリット

実釣を通して感じた26ミラベルの短所をまとめると、以下のようになります。

  • 軽さと軽快さが必要ない釣りでは、26ミラベルの長所を活かせない
  • 軽快さはあるが、巻き始めてからの安定感はやはり26ナスキーの方がやや優れている
  • 巻き抵抗のあるルアーを一定速度で巻くなら26ナスキーの方が楽にできる
  • 軽さよりも価格重視なら、26ナスキーの方がコスパが良い

特に、軽さと軽快さが不要な釣りでは、この軽さがオーバースペックになってしまいます。

このような釣りをメインで使うなら、26ナスキーのほうがコスパが良く、賢い選択だと言えます。

26ミラベル FAQ

26ミラベルは初心者でも使いやすいですか?
とても使いやすいリールです。
巻き心地が素直なうえ、アンチツイストフィンやワンピースベールといったライントラブルを防ぐ機能が充実しています。
最初の一台として購入し、バス釣りから海釣りまで様々なジャンルに挑戦していくのにも適しています。
26ミラベルはどんな釣りに向いていますか?
ライトリグ、小型プラグ、I字系ルアーなど、巻いて止める動作を繰り返す釣りに特に適しています。
巻き上げ力もしっかりしているため、軽量ルアー専用と決めつける必要はなく、幅広い釣りに対応できます。
バス釣りとソルトウォーターで兼用できますか?
問題なく兼用できます。
2500番クラスを選べば、バス釣りではライトリグや小型プラグにぴったりですし、海ではXプロテクトやPEライン対応機能を活かしてライトゲームやエギングなどに活用できます。
26ミラベルはどのような人に向いていますか?
シマノらしいしっかりとした巻き心地を求めつつ、軽いルアーをより繊細に、軽快に扱いたい方に向いています。
単なる重量の軽さだけでなく、巻き上げ性能やライントラブルの少なさなど、トータルでの扱いやすさを重視する方におすすめです。

26ミラベルはこんな人におすすめ

26ミラベルを特におすすめしたいのは、日頃から軽量ルアーを多用する方です。

バスフィッシングでのライトリグや小型プラグ、海でのライトソルトゲームなど、タックル全体の軽さや感度を活かしたい釣りにおいて、MGLシリーズの恩恵をしっかりと感じられます。

また、一つのジャンルに縛られず、一台のリールで色々な釣りを楽しみたい方にも適しています。

2500番からC3000番あたりを選べば、淡水から海水まで幅広くカバーできる使い勝手の良さがあります。

PEラインをメインに使う方にとっても、非常に快適に使えるリールになっています。

風が強い日の釣行や、ラインをたるませてルアーを動かす釣りでは、ライントラブルを防ぐ機構が備わっているリールを選ぶことで、ストレスなく釣りに集中できます。

現在26ナスキーを使っていて不満はないけれど、もう少しタックルを軽くしたい、操作性を上げたいと考えている方にとっても、スムーズに移行できるモデルです。

さらに、毎回使う道具だからこそ見た目にもこだわりたいという方には、ブラックとシルバーでシックにまとめられたデザインも、購入を後押しするポイントになるはずです。

まとめ

26ミラベルの実物・実釣インプレまとめ
26ミラベルの実物・実釣インプレまとめ

26ミラベルは、シマノのMGLシリーズならではの軽快な操作感を比較的手頃な価格で味わえるだけでなく、実際の釣りで必要とされる基本性能が丁寧に作り込まれたスピニングリールです。

実釣を通して強く感じたのは、軽さと軽快さだけを極端に目立たせるのではなく、「軽快で快適な操作をストレスなく続けられる」ようにリール全体のバランスが整えられていることでした。

防水性能の向上により、これまで以上に海水でのルアーフィッシングを快適かつ安心して楽しめるようになりました。

もちろん、バス釣りなどの淡水の釣りにおいても、細糸や軽量ルアーを使う場面で大いに活躍してくれる機種です。

すでに名機と言われるほど大人気の26ナスキーと同様に、26ミラベルも非常に高い完成度のリールとなっています。

大人気の26ナスキーと同様に、26ミラベルも非常に高い完成度のリールとなっている。
大人気の26ナスキーと同様に、26ミラベルも非常に高い完成度のリールとなっている。

価格は実売ベースで1万円台前半となっており、これまで以上にコスパの良い、軽量&軽快スピニングリールとなっています。

実際に発売が開始されてみると、「予想以上に良かった」という声も多く、話題のリールとなっています。

私自身も、買って非常に満足していますし、コスパが非常に良いので2台目も検討中です。

特に気に入った理由は、デザイン、バランスの良さ、トラブルの少なさ(安定感)、守備範囲の広さです。

現在は、人気の番手がやや品薄傾向にあるようですので、気になる方は、各ショップの入荷状況を確認してみてください。

▼ 「26ミラベル」のスペック徹底解説はこちら

ライバル機種との徹底比較・番手ガイドまで解説してます。