バス釣りでも「冬の夜釣り」が意外と釣れる。今回は、冬のバス釣り裏技をご紹介する。
冬のバス釣りといえば、陽の当たる温かい時間帯がセオリー通り。特にこのBassblogでも、
の記事で、冬の良い時間帯は14時〜15時頃の夕方前と書いた。
確かに、日中に釣りをする場合は、この時間帯が有効になる。しかし、冬のバス釣りの裏技として、夜釣りが意外と釣れる事も書いておきたいと思う。
目次
「冬の夜釣り」はとにかく寒い
冬の夜釣りは、正直、メチャクチャ寒い。
ここでの話は、比較的温暖な地域での話となるので、気温がかなり低い寒冷地では、釣具が凍りついて、もしかすると釣りにならないかもしれない。その場合は申し訳ないが、参考程度に読んで頂けたらと思う。
条件が良ければ、冬は夜釣りでも釣れる。しかもデカイ。
- 「冬に日当たりがよく、風が当たらない」
- 「ベイトも豊富にいる」
- 「条件が良いのに釣れない」
そんなフィールドがあったら、ぜひ冬の夜釣りを試してみて欲しい。
このようなフィールドは、条件が良いために日中は釣り人が多く、魚へのプレッシャーが高い。そのために日中は好条件が重なっているにもかかわらず釣れないことが多いのだ。
このような釣り場では、冬でも夜になるとデカバスがシャローに上がってくることが多い。日没後の人がいなくなる時間帯や、早朝が狙い目。逆に日が出てしまうと、次第に釣れなくなり、日中は激タフ状態になる。恐らく人の気配を察しているのだろう。
バスは夜でも結構眼が効く。ベイトフィッシュは暗くて周りが見えない状態でも、バスは少ない光量で見えていることが多い。なので、夜はバスにとって捕食しやすい時間帯なのだ。
「冬の夜釣り」で釣れるルアー
冬の夜釣りで使うルアーは、巻物中心。
シャロークランクや冬の定番バイブレーションが有効だ。
特にオススメのバイブレーションについては、下の特集記事を参考にしてみてほしい。
私の経験上、夜は色よりも、音や、ルアーが水をかき回す水流がとても有効だ。おそらく、夜のバスは視覚以上に、音や水流を側線(人間で言う耳のようなもの)を頼りに感じ取っているのだろう。
側線は、体長が長いデカバスほど長くて発達しているので、側線を頼りにする夜は、特にデカバスの反応が良いのも納得できる。
私は、シャロークランクやバイブレーションが駄目なときは、ミノーやチャターベイト+シャッドワーム、大型ワームのスイミングを試す。スローに巻いてくるのが良い。ちなみにワームはカーリーテイルやグラブが有効だ。
「冬の夜釣り」でのコツは、ベイトフィッシュを知ること
もう一つのコツは、そのフィールドのベイトにルアーを合わせること。普段通っているフィールドなら、どんなベイトがいるか把握していると思うので、それに合わせてルアーをチョイスしてみよう。
冬の夜釣りは特に危険なので注意
冬の夜釣りでは、寒さのせいで人間の体の動きも鈍くなるし、防寒着がごわついて動きにくい事もあって、危険を伴う。
安全対策に「ライフジャケット」の着用をオススメします
できれば日中に通い慣れて、足場や地形をよく把握しているところに行こう。それでも滑落の危険があり、滑落すると冬は本当に危険なので、ライフジャケットは必須。必ず持って行こう。ウエストタイプのものがかさばらなくてオススメだ。
夜釣りのお供「ヘッドライト」も忘れずに
また、ライトも忘れずに。ヘッドタイプのものが無難に使いやすい。
上の「ジェントス(GENTOS)ヘッドウォーズ」は、Amazon.co.jpでもかなりの人気商品。ヘッドライトでは売上No.1。とにかくメチャクチャ明るくて、夜釣りでも安全・安心だ。それに、輝度を調整できるので、明るすぎれば暗くすればいい。電池も長持ちする。
最近は手袋タイプのものもあり、海釣りのアングラーには有名で、御用達の品だが、もちろんバス釣りでも便利なアイテム。冬には使いやすくてオススメだ。
冬の夜釣りは防寒対策が命綱
また、おそらくあなたが今想像以上に寒いので、防寒対策はかなりしっかりしていったほうが良い。油断すると一発で風邪を引いてしまう。防寒対策については、下の記事にまとめているので参考にしてみてほしい。
しっかりとした防寒対策をすれば、寒さを忘れてかなり快適に釣りができる。
バス釣り「冬の夜釣り」が意外と釣れる。冬のバス釣り裏技のまとめ
さて、冬の夜釣りの一番の問題は、寒すぎて人間側にやる気が起きないことかもしれない。
とくに冬の早朝は、ツラい。一度行って釣れなかったら、心が折れそうになる。でも、釣れればデカイ。当たれば50upの出る確率がけっこう高い。
ここで書いただけでは半信半疑かも知れないが、本当に釣りが好きだと、バカみたいに寒くても釣りに行ってしまうもの。私も、釣りをしない友人や家族にはすっかり「変人扱い」されているが、それでも夜釣りに行って釣れれば、メチャクチャ嬉しくて、寒さも何処かへ飛んでいってしまう。
とはいえ、冬の夜釣りに行く方は、根を詰め過ぎて風をひかないようにご注意を。
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