今回は、「バス釣り上達方法」についてまとめてみました。
バス釣りを上達させるためのヒントとして、5つのポイントがあります。
- ブラックバスの生態を知る
- タックルの知識を勉強する
- フィールドの観察力を磨く
- タックルの使い方を上達させる
- バスを釣ることで、これまで蓄えたノウハウを検証する
この5つのポイントを実践することで、バス釣りは確実に上達していくはずです。
このポイントを押さえて釣りを続けていけば、バス釣りを始めたばかりの初心者でもすぐに上達し、バス釣りが上手くなるはず。
いい加減に惰性で何年もバス釣りをしているアングラーが横にいれば、1年も経たずにそのアングラーよりバスが釣れるようになるのも実際にあり得る話です。
惰性で釣りをしている人の釣りを見ていると、決まっていつもこんな釣りをしています。
- 以前釣れたポイントに執着して釣りをしている
- 釣った経験のあるルアーしか使わない
- SNSで人が釣ったルアーを見て同じものを投げている
- 新発売のルアーだという理由だけで使っている
新しいものを取り入れることを忘れ、過去の美味しい経験にしがみついているだけのアングラーは、そこで成長が止まってしまうので要注意です。
タップできる目次
「バス釣り上達方法」5つのポイント
1. ブラックバスの生態を知る
バス釣りをしていると、驚くほどにバスの生態について知らない人が多いことに気づきます。
確かに、季節やバスのコンディションに関係なく、ある程度はバスが釣れやすいポイントやルアーというものは存在します。
しかし、このような釣りを続けていては、バス釣りが上達したとはいえません。
もし上級者がこのような釣りを続けているアングラーを見たならば、彼らが上達しているのは、ある特定の条件下だけでの釣りだとすぐに見破ってしまうでしょう。
このようなアングラーは、季節の変化に対応できないし、気温や光の変動による魚の動きにもついていけません。
こういったアングラーは、釣れるときには釣れるけど、釣れない時にはとことんバスが釣れません。
それに対して上級者は、どんな状況でもバスを釣ってきます。
バス釣りを上達させるための第一歩は、ブラックバスの生態についてよく理解することです。
本来であれば、バスの生態を理解しているからこそ、魚に合わせて使うルアーを決定することができます。
下手なアングラーほど、バスの状況などお構いなしに、自分の好きなルアーから釣りを始めてしまいます。
それでは、学ぶべきバスの生態とは、どのようなものがあるのでしょうか?
大きく分類すると4つのポイントがあります。
- バスの身体能力
- 季節による行動の変化(シーズナル・パターン)
- ストラクチャー・カバーとバスの関係
- ベイト(エサ)とバスの関係
②シーズナルパターンについては、このBassblogでも少しづつ書いています。
残り3つのバスの生態についても、今後、少しづつ記事にしていこうと思っています。
今の段階では、とりあえず上の4つのポイントがあることを知っておいてください。
2. タックルの知識を勉強する
バス釣りを上達させるために、次に勉強するべきことはタックルについての知識です。
タックルとは、バス釣りをするための道具すべてと考えて頂ければと思います。
例えば、ルアーの知識、ロッドの知識、リールの知識、ラインの知識、リグの知識などなど。
種類を覚えるだけでなく、使い方まで覚える必要があるので、覚えることはたくさんあります。
しかし、最初から全てを覚えようとするのではなく、得意な釣り方をまずひとつ作って、それから次のひとつへというように、順々に覚えていくようにすると良いです。
ルアーの使い方から、その他タックルの知識についても、今後記事を用意していく予定です。
3. フィールドの観察力を磨く
漠然と釣りをしているアングラーを見ると、フィールドの状況変化にも無頓着なのに気づきます。
例えば、風が吹いたらただ「涼しい」とか「寒い」と感じるだけだったり。
しかし、フィールドをよく観察しているアングラーは、風が吹いたらそれがいい風か、悪い風かを瞬時に感じ取り、次の行動に生かしています。
風が当たることでバスの活性が上がるのか、下がるのか?「風」という状況の変化を利用してバスを釣ってしまいます。
フィールドで見るべきことは、風だけではありません。
水温、光の当たり具合、地形、雨、ベイトの動き、水流、潮、虫や鳥の動きなどなど様々です。
フィールドの観察力は、フィールドに出て磨くしかありません。
1のバスの生態について学んだことを思い出しつつ、何度もフィールドに出て観察し、バスの動きを想像して釣りをしていくこと。
バス釣りを上達させるためには、その積み重ねが大事です。
4. タックルの使い方を上達させる
タックルの使い方を上達させる方法、これは繰り返しの練習しかありません。
2で学んだタックルの知識も、練習しなければ宝の持ち腐れとなります。
知識を実践し、手になじませるように繰り返し練習することで、自分のタックルの力を最大限に発揮することができるようになります。
また、自分のタックルの限界にも気づき、それをどうカバーして釣りをするか、あるいは、他のタックルを使うべきかなどを考えるようになり、バス釣りの上達につながります。
ただし、一つだけ近道があるとすれば、釣りの腕は、良いタックルを使ったほうが上達が早いというのは確かです。
本当は、初心者ほど良いタックルを使ったほうが良いです。
何故なら、バス釣りが上手い人なら、多少悪いタックルであっても腕でカバーできるので道具の弱点を補って使いこなし、バスを釣ることが出来ます。
しかし、初心者が悪いタックルを持ったなら、そのタックル通りの悪い釣りしか出来ないからです。
5. バスを釣ることで、これまで蓄えたノウハウを検証する
これまでポイントを押さえている人は、釣りに対して頭がフル回転しているはずです。
釣りに行く前からバスの状況を想像して、どのような釣りをするかを考える。
フィールドに着けば、バスの動きをイメージして、イメージ通りのルアーをキャストして、魚にたどり着くはずです。
そうやって獲った魚は、たまたま釣れた一匹ではなく、実力で釣った一匹となります。
今まで学んだノウハウが検証されて、次の釣りにつながっていく釣りです。
もちろん、釣りをしていると、中には理解できない「釣れた」もあるものです。
しかし、それもその先の経験の中で、仮説と検証を繰り返していくうちに、いつかこのサイクルの中に納まる日が来るはずです。
「バス釣り上達方法」まとめ
以上が「バス釣りが確実に上達する方法」5つのポイントの解説です。
バス釣りをしていると、「人よりも多く釣りたい」「より大きいバスを釣りたい」という思いがこみ上げてくる方も多いのではないでしょうか。
デカバスが掛かれば興奮するし、もしそれをバラしたら心底悔しい思いになるくらい、のめり込んでいる方も多いはず。
そこで、より釣りが上手くなりたいという方は、これらの上達のポイントを意識して釣りをしていけば、きっとものすごいスピードでバス釣りが上達していくはずです。
もちろん、バス釣りは、必ずしも上達することだけが正解ではありません。
バス釣りをファッションとして楽しむ人もいるでしょうし、釣果よりも、自然の中に出て、とにかくマイナスイオンをたっぷり浴びることが大事だという人も、またいるでしょう。
あるいは、友達とつるんでワイワイやるのが楽しいという人も。
バス釣りは遊びだから、正解はないし、人それぞれ好きに楽しめばいいものです。
思うように釣れなくて深刻になるよりも、釣れなくても前向きに楽しめる心を持つこともまた、長く釣りを楽しみ、上達していく上では大切なポイントです。