今回は、2025年版の釣りガールにオススメのレディース防寒着についてまとめてみました。
冬の釣り場に到着して車のドアを開けた瞬間、想像以上の冷たい空気に「やっぱり帰りたいかも…」なんて思ったことはありませんか?
「冬の釣りは寒さ対策が9割」と言われるくらい、暖かく過ごせるかどうかはその日の楽しさを大きく左右します。
寒さでガタガタ震えていては、魚からの小さなバイトに気づくどころか、せっかくの休日が辛い思い出になってしまいますよね。
でも、だからといって釣りガールにとっての防寒着は、「暖かければ何でもいい」と割り切れるわけでもありません。

- 「寒さは我慢したくないけれど、モコモコに着込んで雪だるまみたいになるのは嫌」
- 「いかにも“釣り人”っぽいゴツゴツしたウェアはちょっと…」
そんな悩みは、釣りガールなら誰もが抱えるもの。
でも、安心してください。
最近のアウトドアウェアは本当に進化していて、「しっかり暖かいのに、街着みたいにおしゃれ」なアイテムがたくさん登場しています。

本記事では、2025年冬の最新情報を盛り込み、釣りガールにおすすめのレディース防寒着をはじめとして、様々な防寒テクニックや防寒アイテムをご紹介しています。
機能性と可愛さを両立した「賢い防寒スタイル」を見つけて、美しい自然の中で、冬のビッグフィッシュに出会う旅へ出かけましょう!
▼ 詳しい釣りの防寒対策はこちらでも解説しています。
タップできる目次
釣りガールの防寒術は、暖かさと可愛さを両立する「レイヤリング」から。
ただ闇雲に分厚い服を着込むだけでは、動きにくくなってしまうだけで、実はそこまで暖かくないことも。
釣りガールの防寒術で、スマートに暖かさを手に入れるコツは「重ね着(レイヤリング)」と「サイズ感」をちょっと意識するだけなんです。
重ね着は「3つの役割」を意識するだけ
釣りガールに限らず、防寒の基本は、役割の違うウェアを3層に重ねる「レイヤリング」というテクニックです。

1枚の分厚いコートに頼るのではなく、サンドイッチのように空気の層を作ることで、驚くほどポカポカになります。
| 重ねる順番 | 役割 | おすすめアイテム |
| 1. ベース(肌着) | 汗をサッと吸って発熱する。 肌をドライに保って「汗冷え」を防ぐ大事な土台。 | 吸湿発熱素材のインナー メリノウールの長袖 |
| 2. ミドル(中間着) | 温かい空気をふわっと溜め込んで、熱を逃がさない。 | フリース インナーダウン 厚手のニット |
| 3. アウター(外側) | 冷たい風や水しぶきをシャットアウト! 中の暖かさを守るガード役。 | 防風・防水素材の マウンテンパーカー |
こうして役割を分けておけば、休憩でカフェや車内に入った時も、サッと脱ぎ着して温度調節ができるのでとても便利ですよ。
素材選びで快適さが変わる
アウター選びで大切にしたいのが「風を通さないこと」と「湿気を逃がすこと」です。
風を防ぐのはもちろんですが、体から出る湿気を外に出してくれる「透湿性」がないと、中で蒸れてしまい、その水分が冷えることで体が冷たくなってしまいます。
「ゴアテックス」などの高機能素材を選ぶと、サラッと快適なまま過ごせます。
「3つの首」を隠してスッキリ見せ
着膨れせずにスタイル良く見せる一番の近道は、「首・手首・足首」をキュッと締めること。
ここには太い血管が通っているので、ここさえ温めればウェア全体をそこまで分厚くしなくても体感温度がグッと上がります。
タートルネックや袖口がリブになっているもの、足首が隠れるブーツなどを選んで冷気をブロックしましょう。
メリハリがついて、シルエットも綺麗に見えますよ。
釣りガールにおすすめのレディース防寒着|スタイル別おすすめブランド
「何から選べばいいかわからない」という方のために、重視したいスタイル別に、釣りガールにおすすめのブランドを3つのカテゴリーにまとめました。
自分のスタイルに合うものを探してみてくださいね。
| カテゴリー | 特徴・魅力 | 代表ブランド | こんな人におすすめ |
| コスパ重視 | 気軽に遊べる手頃さ。 最近は可愛いデザインやカラーもある。 | ワークマン ユニクロ | 釣りは始めたばかり 予算は抑えたい |
| おしゃれアウトドア派 | 街着としても優秀なデザイン性。 カフェや電車でも浮かない、洗練されたおしゃれさ。 | ノースフェイス コロンビア パタゴニア | ファッションも全力で楽しみたい 電車で釣りに行く 普段使いも兼用したい |
| 機能美重視 本格釣りガール派 | 釣りの動きやすさを考え抜かれた設計。 雨や風への強さはやっぱり頼りになる。 | ダイワ シマノ | 快適さを一番に考えたい 長時間釣りをしたい 船釣りにも挑戦したい |
コスパ重視
コスパ重視の釣りガールにおすすめのブランドは、ワークマン女子やユニクロです。
特にワークマンは、驚くほどリーズナブルなのに機能的。
ただし、ワークマンのレディース防寒着はシーズン前にはほぼ売り切れてしまうため、好みのカラーで自分に合ったサイズを探すのは難しいのが難点です。
ユニクロは、ヒートテックやウルトラライトダウンなどがリーズナブルで使えますが、キャストや移動など動きの多い釣りには不向きなところも。
特に、ヒートテック素材は「汗冷え」に非常に弱いので、汗をかくような場面には不向きです。
コスパ重視のアイテムは、見栄え的な問題に加えて、耐久性も1〜2シーズン程と低く、機能性はある程度「安かろう悪かろう」を覚悟する必要があります。
おしゃれアウトドア派
おしゃれアウトドア派の釣りガールにおすすめの代表ブランドは、「The North Face(ザ・ノース・フェイス)」や「Columbia(コロンビア)」、「Patagonia(パタゴニア)」です。
アウトドアブランドは、しっかりとレディースアイテムがラインナップされており、釣り場への移動中も含めておしゃれを楽しみたい方にぴったり。
登山スペックの機能性があるので、釣りで使っても安心感があります。
お気に入りのウェアを着ているだけで、寒い日のモチベーションも上がりますよね。
【おすすめ】ザ・ノース・フェイス|マウンテンライトジャケット、ショートヌプシジャケット(ウィメンズ)
ザ・ノース・フェイスの「マウンテンライトジャケット」や「ショートヌプシジャケット」は、釣りガールの定番アイテム。
ゴアテックス搭載モデルなら急な雨でも安心ですし、風を完全にシャットアウトしてくれます。
少し値段は張りますが、機能性は抜群で、長く使えてリセールバリューも高いのも魅力です。


【おすすめ】コロンビア|ウィメンズトゥリースワローインサレーテッドジャケット
コロンビア独自の「オムニヒート」という保温機能が優秀で、薄手でも暖かいです。
釣り好きスタッフも多く、腕の上げ下げがしやすい裁断(ラジアルスリーブ)になっているモデルが多いので、キャストが楽です。
下の「トゥリースワローインサレーテッドジャケット」は、防水透湿素材とリサイクル中綿、独自の熱反射保温機能を備え、ダウン並みの暖かさと軽さを実現したジャケット。
大容量ポケットや調整可能な裾など機能性も充実しています。
ゆったりとした着心地で、アウトドアから街着まで幅広く活躍する環境に配慮した一着です。

【おすすめ】パタゴニア|クラシック・レトロX・ジャケット(フリース)
パタゴニアの「クラシック・レトロX・ジャケット」は、もこもこのフリースがとにかく可愛く、管理釣り場の雰囲気によく合うアイテム。
ただし、風を通すので、真冬は中に防風インナーを着るか、アウターではなくミドルレイヤー(中間着)として使うと良いでしょう。

機能美・本格釣りガール派
機能美・本格釣りガール派の釣りガールにおすすめのブランドは、大手釣り具メーカーの「DAIWA(ダイワ)」や「SHIMANO(シマノ)」です。
釣り専門ブランドも、最近は「いかにも釣り用」というイメージを一新し、オシャレなアウトドアブランドのようなラインナップが増えています。
腕を上げてもしゃがんでも突っ張らない動きやすさと、袖口やウエストの調整機能、ポケットの位置やサイズまで、驚くほど工夫されていて、釣りのしやすさは感動ものですよ。
性能に関しては、間違いのない安心感があります。
【おすすめ】ダイワ|レインマックス® ウィンタースーツ DW-3525
ダイワ独自の防水透湿素材「レインマックス」を使用した、ダイワの釣り防寒着の定番です。
ジャケットとパンツがセットになっており、雨や雪を防ぎつつ、100gの中綿が入っているのでとっても暖かいです。
伸縮性のあるストレッチ素材なので動きやすさも抜群。
フードや裾、ウエストは調整可能で、視界確保やフィット感の微調整も自在な一着です。
女性が着やすいウィメンズサイズがラインナップされており、アウトドアジャケットのようなカジュアルな見た目で着こなせます。

【おすすめ】シマノ ESインサレーションジャケット RB-034Y
シマノの「ESインサレーションジャケット」は、シマノ独自の技術「ドライシールドプラス」を使った高機能防寒ウェアです。
中綿の増量に加え、腰には起毛、腕には蓄熱素材を使っているので保温性が抜群。
それでいて、部位ごとに中綿が調整されているので、動きやすさも両立しています。
大容量ポケットのおかげで、ちょっとした小物や釣具もたくさん入って便利。
「WM(ウィメンズM)」の女性専用設計サイズがあり、フィット感も安心です。

釣りガールの「末端の防寒」テクニック

防寒ウェアで体を温めても、指先や耳が冷たいと辛いですよね。
体の末端を温める小物使いこそ、おしゃれの腕の見せ所です。
防寒グローブ:感度と暖かさを両立
まずは、手を温めるための防寒グローブです。
糸を結んだり餌を付けたりする釣りでは、手先の感覚が命。
でも指が出ていると寒い…。
そんな時は「親指・人差し指・中指の「3本カットグローブ」や、必要な時だけ指を出せるタイプのグローブが便利です。
大切なネイルを守りつつ、細かい作業もスムーズにできますよ。
【おすすめ】Oraio(オライオ)|ウィンドブレイクグローブ
オライオは釣具のポイント(タカミヤ)が展開するアパレルブランドで、女性アングラーを意識したデザインとサイズ展開が魅力です。
防風フィルムが入っているため、冬の釣り場の冷たい風を防いでくれます。
裏地はフリース素材で暖かく、デザインも「ライクアフラワー」など、おしゃれな柄があります。
まずはサイズが合うかわいいグローブが欲しいという方におすすめです。

帽子:耳と首元も暖かく
次に頭と耳、そして首元を温める、帽子とイヤーマフ、ネックウォーマーです。
冬の冷たい風から耳や首元を守りましょう。
ニット帽だけでも可愛いですが、キャップにモコモコのイヤーマフを合わせたり、ネックウォーマーを加えると、顔周りにボリュームが出て小顔効果も期待できます。
【おすすめ】ザ・ノース・フェイス|カプッチョリッド
ザ・ノース・フェイスの「カプッチョリッド」は、釣り場に行くと、必ずと言っていいほど見かける人気のモデル。
縫い目がないため、長時間かぶっていても縫い代が当たってゴロゴロしたり、おでこに跡がついたりしません。
セラミック練り込み素材で遠赤外線の輻射熱効果があり、保温性も確保されています。
正面のスクエアロゴのワッペン一つだけのシンプルさで、どんなウェアにも合います。
釣りだけでなく、タウンユースなどさまざまなシーンで重宝するアイテムです。

【おすすめ】ザ・ノース・フェイス|リバーシブルネックゲイタージップ
ザ・ノース・フェイスの「リバーシブルネックゲイタージップ」は、片面が防風性の高いナイロン、もう片面が肌触りの良いフリースになった便利なネックウォーマー。
風が強い時はナイロン面を表にすることで、冷気をシャットアウトできます。
ロゴがアクセントになり、アクティブな釣りのコーデにハマります。

足元:底冷え知らず
最後に、足元の防寒です。
朝の釣り場は霜が降りてキンキンに冷えていますし、堤防などのコンクリートの地面や、船の床は氷のように冷たいです。
普通のスニーカーでは足が底冷えしてしまうので、内側がボアやフリースになった防寒ブーツがマストアイテム。
最近は長靴に見えないスタイリッシュなブーツも多いので、厚手の靴下と合わせて足元の冷えをシャットアウトしましょう。
靴下は重ね履きより、登山用の「厚手メリノウールソックス」1枚の方が、断然暖かくて快適です。
【おすすめ】ザ・ノース・フェイス|ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ
ザ・ノース・フェイスの「ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ」は、ダウンジャケットのようなモコモコした見た目が可愛い、冬の定番の防寒ブーツです。
とにかく軽くて暖かい!
スニーカー感覚で履けます。
必ず商品名に「WP(ウォータープルーフ)」と入っている防水モデルを選んでください(ウール素材のものは水が染み込みやすいので釣りには不向きです)。
レギンスやスキニーパンツとの相性が抜群で、「釣りガール」らしいコーデが組みやすいです。

カイロ:貼るならこの「ツボ」
冬に欠かせないあったかアイテムの「貼るカイロ」。
釣り場に行ってみて、思ったより寒かったときにあるととても助かるアイテムです。
釣りに行くときは、多めに持っていくと安心です。
効果のある箇所にしっかり貼ってあげると、身体全体がポカポカになってきますよ。
貼るのに効果的な場所は下の2箇所です。

釣りガール向けレディース防寒着【おすすめコーデ例】
機能的な防寒アイテムが揃ったら、最後はコーディネートで自分らしさをプラス。
写真映えも意識した2つのスタイルをご提案します。
アースカラーでまとめる「大人キャンプ風」

ベージュ、カーキ、オリーブなどの優しい色味で全身を統一するスタイル。
自然の中に溶け込むような雰囲気で、こなれ感が出ます。
白のニット帽やマフラーで顔周りを明るくすると、さらに可愛らしい印象に。
ビビッドカラーを一点投入「スポーティー風」

全体を黒やネイビーで引き締めつつ、アウターやインナーに鮮やかなピンクやイエローを取り入れるスタイル。
ダイワやシマノなどの、高機能な防寒着を組み合わせた機能美もポイント。
暗くなりがちな冬の釣り場でもパッと明るく見えて、写真写りもバッチリです。
まとめ:冬の釣りをおしゃれに快適に楽しもう

以上、2025年版の釣りガールにオススメのレディース防寒着についてご紹介してきました。
冬の釣りは寒さとの戦いですが、澄んだ空気の中で出会える魚の美しさは格別です。
しっかり暖かいという安心感と、お気に入りのコーデで釣り場に立った時の高揚感。
この2つがあれば、寒空の下で竿を振る時間が何倍も楽しいものに変わるはず。
ぜひ、あなただけのお気に入りの防寒スタイルを見つけて、冬のアウトドアライフを思い切り楽しんでくださいね!









