レイドジャパン「アンデッド」インプレと使い方。エラストマースイムベイト!セッティングやタックルも徹底解説。

レイドジャパン「アンデッド」インプレと使い方。エラストマースイムベイト!セッティングやタックルも徹底解説。

本記事では、レイドジャパンのエラストマースイムベイト「アンデッド(ANTI DEAD)」のインプレと使い方、チューニングやセッティングから推奨タックルなどを徹底解説していきます。

アンデッドは、同じレイドジャパンのエラストマー系スイムベイトである「デッドボーイ(DEAD BOY)」の流れを受けた派生・発展形のルアーです。

しかしながら、単純な「デッドボーイの別バージョン」ではなく、明確な違いがあります。

デッドボーイがデッドスロー特化型だとすれば、アンデッドはデッドスローもできるが、それだけに縛られないオールスピード対応型スイムベイトです。(このふたつの違いについても詳しく後述します。)

本記事では、アンデッドを実際に使ってみたインプレをベースに、使い方やセッティング、推奨タックル、このルアーの出しどころなどを整理してまとめています。

アンデッドの使い方やセッティング(チューニング)などを徹底解説。
アンデッドの使い方やセッティング(チューニング)などを徹底解説。

本記事を最後まで読めば、アンデッドを自分のフィールドでどのようなタイミングでどこに投入するのが効果的かが理解できるはずです。

レイドジャパン アンデッド
レイドジャパン(RAIDJAPAN)
レイドジャパン アンデッド
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Riku
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釣りブロガー

釣り歴33年の釣りオタクでBassblogの運営者。バス釣り、ソルトルアー、トラウト等の新製品情報からインプレ・ノウハウまで「釣りが、もっと楽しくなる!」記事を発信。最新流行の釣りからオールドスクールな釣りまで幅広く楽しむ。

「アンデッド」の実物インプレ

「アンデッド」の実物インプレ
「アンデッド」の実物インプレ

レイドジャパンのスイムベイト「アンデッド」は、デッドスローで見せるだけでなく、巻きスピードを上げたり、追尾した魚に逃がしを入れたりできる、操作幅の広いエラストマースイムベイトです。

高浮力・高反発エラストマー

アンデッドは高浮力・高反発エラストマー製
アンデッドは高浮力・高反発エラストマー製。

アンデッドは、デッドボーイと同じくエラストマー素材を使っています。

高浮力・高反発エラストマー素材は、普通のワーム素材よりもアクションレスポンスが高いです。ので、低速域でもテールが止まりにくく、ボディ全体も揺らいで生命感が出ます。

生命感のある自発的なアクションを生み出すしなやかな素材感。
生命感のある自発的なアクションを生み出すしなやかな素材感。

また、障害物に当たった時やボトムに触れた時に、ボディの反発によって、本物の魚が驚いて身をよじるように「ブルンッ」と自発的なアクションを生み出します。

このアクションを見ると、追尾してきたバスも思わず口を使ってしまうのも納得します。

内部ウェイトボール

アンデッドの内部ウェイトボール
アンデッドの内部ウェイトボール

アンデッドはエラストマー製ですが、内部にウェイトボールが配置されています。

ボディだけでなく、テール側にもウェイトが入っており、全体のアクションバランスが調整されています。

アンデッドはテールにもウエイトが入っている。
アンデッドはテールにもウエイトが入っている。

エラストマー素材は高浮力なので、そのままでは浮きやすく、姿勢も暴れやすいですが、このウェイトボールによって、低速でも姿勢が安定し、速めに巻いてもボディが横倒れしにくく、テールの動きだけが先走る感じも少ないです。

リッジテール(ハドルテール)

アンデッドのリッジテール(ハドルテール)
アンデッドのリッジテール(ハドルテール)

アンデッドには、大きめのリッジテール(ハドルテール)が採用されています。

このテールは強く水を押すため、集魚力が高く、低速でも流れの中でも破綻しないバランスの良さもあります。

エラストマー製なので、非常にしなやかで生命感のある動きをする。
エラストマー製なので、非常にしなやかで生命感のある動きをする。

アンデッドのリッジテールは、流れを受けてもタメが効き、泳ぎが潰れにくいタイプです。

ヒレパーツ

アンデッドのヒレパーツ。姿勢を安定させる役割もある。
アンデッドのヒレパーツ。姿勢を安定させる役割もある。

アンデッドのヒレパーツは、単なるリアルな見た目のためのものではなく、スイム姿勢を安定させるバランサーとしての役割を果たしています。

これによって、追尾した魚に対する逃がしの急加速にも姿勢を崩さずに対応できます。

アンデッドがデッドスローからファーストリトリーブまで対応できる理由は、エラストマー、内部ウェイト、テール、ヒレの総合バランスにあると考えられます。

アンデッドの重さを実測

アンデッドの重さを実測。約54.63gだった。
アンデッドの重さを実測。約54.63gだった。

アンデッドの重さを実測してみると約54.63gで、カタログ値の約55gとほぼ同じでした。

160mmのスイムベイトとして標準的な重さなので、通常のヘビータックルで扱いやすいサイズ感です。

フックサイズ

アンデッドのフック。スイベル仕様になっている。
アンデッドのフック。スイベル仕様になっている。

アンデッドのフックサイズは公式情報に明記されていませんが、目安としては、トレブルフックの#2〜#1あたりになります。

メーカーや種類によって若干サイズが異なりますが、自分の使用感では、#2を基準に考えるのが扱いやすいと感じました。

フックを交換する場合は、初期掛かり重視のラウンドベンドならカルティバの「ST-36MF スティンガートリプル #2」がおすすめです。

フックはカルティバの「ST-36MF スティンガートリプル #2」がおすすめ。
フックはカルティバの「ST-36MF スティンガートリプル #2」がおすすめ。
ST-36MF スティンガートリプル #2
オーナー(OWNER)
ST-36MF スティンガートリプル #2

バイトがあるのに掛からない場合のフック変更

バイトがあるのに掛からない場合のアンデッドのフック変更
バイトがあるのに掛からない場合のアンデッドのフック変更

ただし、このサイズのルアーはバイト時にバスの口の中にルアーが入り切らないことも多く、口の外側で掛かることも多くなります。

その場合、バスの口の外側の硬い部分でも掛けやすくするためには、ベンド形状が内傾したものを選択した方が貫通しやすくなります。

もしバイトがあるのに掛からないことが多発する場合は、針先が内傾しているリューギの「ピアストレブル #2」に変えておくことをおすすめします。

リューギ ピアストレブル TCコート #2
リューギ(RYUGI)
リューギ ピアストレブル TCコート #2

パッケージデザインに遊び心があって良い

アンデッドのロゴデザイン。「The undead will rise...」というコピーも。
アンデッドのロゴデザイン。「The undead will rise…」というコピーも。

最後に触れておきたいのは、個人的にとても気に入ったパッケージデザインです。

「ANTI DEAD」のロゴが、ロウソクをあしらったホラー調の凝ったデザインになっています。

パッケージデザインに遊び心があって良い
パッケージデザインに遊び心があって良い

パッケージ裏面も遊び心のあるデザインとなっており、よく見ると台紙の部分が棺桶をモチーフとした形状になっているのがわかります。

棺桶をモチーフにした、遊び心のあるパッケージデザイン。
棺桶をモチーフにした、遊び心のあるパッケージデザイン。

近年のルアーのパッケージデザインは、装飾を省いた使い回しのパッケージを使っているメーカーが多いなか、このような遊び心のあるデザインは珍しいですよね。

最近は、コストや効率を優先したシンプルなパッケージも多いですが、アンデッドは名前の世界観まできっちり遊んでいます。

釣果に直接関係する部分ではないかもしれませんが、釣りはそもそも遊びです。

こういう無駄に見える遊び心があるだけで、ルアーを手に取る楽しさは少し変わりますし、パッケージを手に取った時から楽しめるのは素敵ですよね。

アンデッドとデッドボーイの違いを比較

比較項目デッドボーイアンデッド
特徴デッドスロー特化スピードのオールレンジ対応
得意な動き超低速ただ巻き、
水平スローフォール
スロー〜ファースト、逃がし、
ボトム、ドリフト
季節感厳寒期・低水温に強い低水温も強いが、調整すれば通年対応
誘い方見せて食わせる見せる+逃がす+当てる+流す
使いどころ魚が強く追わない時魚が追う/見る/反応する局面全般
性格静のスイムベイト静と動を行き来できるスイムベイト

デッドボーイは、エラストマーの高浮力を活かして、デッドスローで漂わせるように使うルアーです。

一方、アンデッドは、同じエラストマー素材を使いながらも、スロー専用ではなく、巻きスピードを上げてもバランスを崩しにくい設計になっています。

そのため、アンデッドはデッドボーイよりも「使える場面」が広いです。

ただし、これは「アンデッドがデッドボーイの上位互換」という意味ではなく、ざっくりと言えば、デッドボーイはよりデッドスロー方向に尖ったルアーであり、アンデッドはより操作幅と対応レンジを広げたルアーとなります。

「アンデッド」のセッティング(チューニング)方法

浮力とウェイト調整(チューニング)

アンデッドの浮力とウェイト調整(チューニング)
アンデッドの浮力とウェイト調整(チューニング)

アンデッドは低水温期にデッドスローフォールするように浮力が調整されています。

そのため、水温が高くなるハイシーズンはフローティングになってしまうので、ウェイトのチューニングが必要になります。

クイックチェンジャーなら、非常に簡単に浮力調整ができる。
クイックチェンジャーなら、非常に簡単に浮力調整ができる。

チューニングは、腹部アイにバリバスの「クイックチェンジャー」を装着するだけで非常に簡単にできます。

バリバス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー
TGグレネードシンカー クイックチェンジャー

基本的には、0.9g〜1.8gあたりの軽いウェイトから試し、深い場所や流れのある場所では2.5g〜3.5gも選択肢になります。

ウェイト別の大まかな使い分けは下表の通りです。

シンカー目的
ノーマル状態低水温期・浅いレンジ・デッドスロー
0.9g魚が少し浮き気味の時
1.2gハイシーズンのベースウェイト
1.8gもう少し沈めたい時
2.5g〜3.5g流れ、深場、早めに沈めたい時

上表はあくまで目安であって、実際にはその時の水温によってルアーの沈み具合が変わってくるので、クイックチェンジャーは0.9g〜1.8gまで複数用意しておくと安心です。

バリバス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー
バリバス(VARIVAS)
バリバス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー

クイックチェンジャーによる調整はルアーが頭下りになりがちなので、浮き姿勢をより完璧に仕上げたい場合は、手間ですが、ネイルシンカーで微調整します。

アンデッドのネイルシンカーによる浮力チューニング。
アンデッドのネイルシンカーによる浮力チューニング。

ネイルシンカーは0.45g〜0.9g程度を分散して刺すと水平姿勢を出しやすくなります。

ネイルシンカーを刺す際は、あらかじめフックで穴を空けておくと刺しやすくなります。

ネイルシンカーを刺す箇所にフックで穴を開けておくと刺しやすい。
ネイルシンカーを刺す箇所にフックで穴を開けておくと刺しやすい。
水平姿勢を出す場合は、後ろのヒレ付近にもネイルシンカーを入れる
水平姿勢を出す場合は、後ろのヒレ付近にもネイルシンカーを入れる。

最も手軽に水平姿勢を出したい場合は、顎下に軽めのクイックチェンジャーを装着し、後ろのヒレ付近にネイルシンカーを刺すと良いでしょう。

ネイルシンカーは、エラストマー素材でも刺しやすく、抜けにくいものを選びたいところです。

自分がいつも使っていて扱いやすいのが、ジャッカルの「TGネイルシンカー」です。

ジャッカル TGネイルシンカー
ジャッカル(JACKALL)
ジャッカル TGネイルシンカー

フックセッティング・リギング

アンデッドは3種類のアイによって3パターンのフックセッティングが可能。
アンデッドは3種類のアイによって3パターンのフックセッティングが可能。

アンデッドは、フック位置を変えられる設計になっているため、3パターンのフックセッティングが可能です。

ノーマルセッティング

アンデッドのノーマルセッティング
アンデッドのノーマルセッティング

アンデッドは、箱出しの標準状態では、腹部側にフックが付いている状態です。

このセッティングは、フッキング性能も高く、オープンウォーターや障害物の少ない場所では基本になります。

ノーマルセッティングが向いている場面は以下です。

  • オープンウォーター
  • 岸際のただ巻き
  • 見えバス狙い
  • 中層スイミング
  • 流れの中のドリフト
  • フッキング重視の場面

このセッティングの弱点は、フックが障害物に当たりやすいため、根掛かりやすいことです。

そのため、根掛かりが心配な場所で使う場合は、次の背中針セッティングにします。

背中側セッティング

アンデッドの背中側セッティング
アンデッドの背中側セッティング

ストラクチャーに対してタイトに引きたい時は、ノーマルセッティングの腹部側のフックを外し、背中側のアイに付け替える背中側セッティングにします。

背中側にはフックを刺すためのスリットはないので、自分でボディに刺す位置を決めてフックを刺して使う形になります。

フックを刺す際の注意点は、突っ張らせてフックを刺さないことです。

背中側セッティングのときは、ある程度あそびを作ってまっすぐ付ける
背中側セッティングのときは、ある程度あそびを作ってまっすぐ付ける

ある程度あそびを作ってまっすぐ付けることで、フックが動きを邪魔しなくなります。

背中側セッティングが向いている場面は以下です。

  • 障害物の際
  • ブッシュ横
  • 杭まわり
  • レイダウン
  • ゴロタ・岩
  • カバーに近いコース

ノーマルよりフッキング効率が落ちる可能性はありますが、引っかかりを抑えて攻められる範囲が広がります。

サイドアイセッティング

アンデッドのサイドアイセッティング
アンデッドのサイドアイセッティング

アンデッドには、両サイドにもフックを付けられるアイが設けられています。

サイドフックは、ボトムに置いておくような使い方や、魚の食い方や掛かり方に合わせたセッティングです。

たとえば、横から噛む魚が多い、ショートバイトが多い、腹フックだと掛かりが悪い、ストラクチャーとの兼ね合いで腹フックを避けたい、といった場合に使用します。

ただし、サイドアイにセッティングするためのパーツは付属していないため、自分でスプリットリングとフックなどを用意して取り付ける必要があります。

サイドアイでセッティングする場合は、フックを購入する必要がある。
サイドアイでセッティングする場合は、フックを購入する必要がある。

サイドアイセッティングの場合は、スイベルを使うとフックの位置が後ろに下がりすぎてしまうため、スプリットリングとトレブルフックのみを付けると良いでしょう。

サイドアイセッティングの場合はスイベルは不要。
サイドアイセッティングの場合はスイベルは不要。

サイドアイでトレブルフックを追加する際は、口の外に掛かることが多いことを考慮して、リューギの「ピアストレブル#2」がおすすめです。

リューギ ピアストレブル TCコート #2
リューギ(RYUGI)
リューギ ピアストレブル TCコート #2

「アンデッド」の使い方

「アンデッド」の使い方
「アンデッド」の使い方

アンデッドの使い方は、デッドスロー〜ファーストリトリーブ、ボトム放置、逃がし(ジャーク)、ドリフトまで幅広く対応できます。

デッドスロー

アンデッドはデッドボーイ由来の高浮力エラストマー系ルアーなので、デッドスローは当然強いです。

デッドスローで巻いた時も、テールが止まりにくく、ボディ全体に微妙な生命感が残るので、ただ巻きだけでも十分に釣れそうな感じがあります。

特に低水温期や、魚がルアーを追い切らない状況では、見せる時間を長く取れるので、まずはデッドスローから入るのが効果的です。

また、集魚力が高いので、難しいロッドワークをしなくても、ゆっくり巻くだけで魚を引っ張って来ることができます。

デッドスローで使う場合に意識する点は以下です。

  • ラインを張りすぎない
  • 少し弛ませ気味に巻く
  • ルアーが泳ぐ最低速度を探す
  • 魚が追うなら急に止めすぎない
  • チェイスが見えたら逃がす

ただ巻きといっても、クランクベイトのようにグリグリ巻くというより、ハネモノをゆっくり動かすような感覚で使います。

ミディアムリトリーブ〜ファーストリトリーブ

アンデッドの大きな特徴は、スローだけでなくミディアムスピードでも泳ぎが破綻しにくいことです。

デッドスロー系のスイムベイトは、低速には強くても、速く巻くと浮き上がりすぎたり、姿勢が崩れたり、ボディが暴れたりすることがあります。

しかし、アンデッドはスローからミディアム、ミディアムからファーストへ移行しても、ナチュラルに泳ぎ切ります。

単調なデッドスローだけではなく、魚の反応に合わせて巻きスピードを変える使い方ができるため、低水温期だけでなく、ハイシーズンでも楽しめるルアーになっています。

逃がし(ジャーク)

アンデッドは、追尾してきた魚に対して急加速で逃がす使い方もできます。

これは、デッドボーイとの大きな違いのひとつです。

魚がスイムベイトの後ろについてきた時、スローなまま見せ続けると見切られることがあります。

そこで、一瞬スピードを上げる、ワンジャークを入れる、ボトムから急発進させる、というような逃がしのワンアクションで食わせのスイッチを入れてあげる必要があります。

チェイスしてきたバスとの距離が詰まった瞬間にワンジャークでフッと逃がし、その直後に「ドンッ!」と引ったくられる強烈なバイトは、一度味わったら中毒になる気持ちよさがあります。

この「逃がし」による食わせるアクションを出しやすいのがアンデッドの強みです。

ボトム放置からのジャーク・トゥイッチ

アンデッドは、先に解説したように、ネイルシンカーやクイックチェンジャーを装着して沈めることで、ボトムでも使えます。

使い方は、ボトムに置いておき、バスが見に来たところで、瞬間的に逃がしてリアクションで食わせます。

一度の逃がしで食わなくても、再度ボトムに置いておき、追ってくるならもう一度逃がして食うこともあります。

うまく食わないバスでも、ルアーに興味を持っている場合はかなりチャンスなので、コースや置く位置を変えただけで食う場合もあります。

これは、スイムベイト特有というよりも、サイトフィッシングの基本的なテクニックの一つでもあります。

この使い方は、クリアウォーターやサイト、冬〜春のサイトフィッシングで特に面白いです。

ドリフト

アンデッドは、リザーバーのバックウォーターや河川など、流れが走っているところに落として、ドリフト気味に引いてくる使い方も有効です。

アンデッドは流れに押されてもテールがしっかりと動いてアクションが破綻せず、ルアーとしての生命感が消えません。

この使い方は、特に以下のような場所に向いています。

  • リザーバーのバックウォーター
  • インレット
  • 流入河川
  • 水門まわり
  • カレントが当たる岬
  • 橋脚まわり
  • 秋の落ち鮎系シチュエーション
  • 冷たい水が差す場所

流れに押されても泳ぎ続けてくれるので、流しながら食わせるスイムベイトとしての顔も持っています。

レイドジャパン アンデッド
レイドジャパン(RAIDJAPAN)
レイドジャパン アンデッド

「アンデッド」の推奨タックル

「アンデッド」の推奨タックル
「アンデッド」の推奨タックル
項目推奨
ロッドMH〜Hクラス
リールベイトリール
ノーマル〜ハイギア
ラインフロロ16〜20lb

ロッド

アンデッドは重さが約55gあるので、ヘビークラスのパワーがあり、キャスト時にルアー重量を乗せられ、バイト時に弾きにくいロッドが合います。

基本はHクラスですが、MHクラスでも使うことは可能です。

リール

リールに関しては、重量のあるアンデッドを安心して投げられる、剛性感のあるベイトリールが向いています。

ギア比はルアーの使い方や操作方法によります。

ベースの使い方となるデッドスロー巻きで使うなら、一定速度で巻きやすいノーマル〜ややロー寄りのギア比とも相性が良いです。

ただし、逃がしやラインスラック回収を重視するならハイギアでも使えます。

ライン

ラインについては、20lbが基準になります。

アンデッドは約55gあるので、フックも強く、魚のサイズも選びやすいルアーです。

太いラインで安心して掛ける・寄せる・回収するを優先したほうが扱いやすく、ミスも減ります。

「アンデッド」の保管方法と注意点

「アンデッド」の保管方法と注意点
「アンデッド」の保管方法と注意点

アンデッドはエラストマー素材なので、保管には注意が必要です。

エラストマーは高浮力・高反発というメリットがある一方で、熱に弱く、クセが付きやすい弱点があります。

また、通常のワーム(塩ビ素材)と接触したままにしておくと、化学反応を起こして溶けてしまうので、必ず別々に保管するようにします。

注意点は以下です。

  • 通常ワームと一緒にしない
  • 暑い車内に放置しない
  • 炎天下のボートデッキに置きっぱなしにしない
  • ロッドガイドに引っ掛けたまま放置しない
  • テールが曲がった状態で保管しない

アンデッドはテール形状が重要なルアーなので、テールが歪むと本来のアクションが出なくなる可能性があります。

なので、釣行後は水分を軽く取り、バイトパウダーをまぶしてパッケージに戻すのが理想です。

保存時のパウダーは、ノリーズの「バイトパウダー エビ」がおすすめです。

保存時のパウダーは、ノリーズの「バイトパウダー エビ」がおすすめ。
保存時のパウダーは、ノリーズの「バイトパウダー エビ」がおすすめ。

高価なルアーなので、熱による溶けや変形(クセが付くこと)も、根掛かりによるロストと同様に避けたいところです。

ノリーズ バイトパウダー エビ
ノリーズ(NORIES)
ノリーズ バイトパウダー エビ

「アンデッド」のスペック

「アンデッド」のスペック
「アンデッド」のスペック
項目内容
製品名ANTIDEAD(アンデッド)
ジャンルエラストマー製スイムベイト
サイズ160mm
フックサイズ#2〜#1
重さ約55g
入数1個
色数8色
発売日2026年6月発売
定価税抜2,200円/
FISH SKINは2,500円

「アンデッド」のカラーラインナップ

全8色(2026年6月発売時)

「アンデッド」のカラーラインナップ
「アンデッド」のカラーラインナップ
  1. AD01.STEALTH FISH(ステルスフィッシュ)
  2. AD02.WHITE UP(ホワイトアップ)
  3. AD03.GURIPAN SUKERU(グリパンスケル)
  4. AD04.MORNING REPORT(モーニングリポート)
  5. AD05.KIWAMI AYU(キワミアユ)
  6. AD06.PEARLY CHART(パーリーチャート)
  7. AD07.JOU BROWN(ジョーブラウン)
  8. AD08.TROUT(トラウト)

まとめ

アンデッドのインプレと使い方まとめ
アンデッドのインプレと使い方まとめ

レイドジャパンのエラストマースイムベイト「アンデッド(ANTI DEAD)」のインプレと使い方、セッティングから推奨タックルなどを解説してきました。

アンデッドは、デッドボーイの「低速で食わせる力」を受け継ぎながら、デッドスロー〜ファーストリトリーブまでのスピード変化・逃がし・流れ・ボトムへの対応まで広げた、万能型エラストマースイムベイトです。

箱出しでも使えますが、クイックチェンジャーやネイルシンカーで浮力を合わせていくと、使えるレンジや場面はさらに広がります。

「エラストマーのスイムベイト=低水温期のデッドスロー用」と決めつけず、もう少し動かして使ってみたい人には、ハイシーズンでもかなり遊べるルアーだと感じました。

高浮力・高反発エラストマー製なので、通常のワーム素材のスイムベイトと比較してもアクションレスポンスが良く、水押しも強いので集魚力が高くルアーパワーがあります。

これまでのワーム素材のスイムベイトを見切ってしまう賢いバスも、素材の違いで食ってくることもよくあります。

まだ投げている人が多いタイプのルアーではないので、フィールドによっては「見慣れていない動き」として効く可能性もあります。

ぜひ、本記事の使い方やセッティング方法を参考にして、アンデッドのルアーパワーを楽しんでみてください。