「ついに、36mmのジリオンが帰ってきた…!」
ダイワの新型ベイトリール「26 ジリオン TW 150(ZILLION TW 150)」が発表されて、そう感じた方は多いはずです。
34mm径の「21ジリオンSV TW」や「22ジリオンTW HD 1000」とは違い、今回は36mm径スプールに150番サイズのラインキャパシティを組み合わせた、明らかに太糸・遠投・高負荷へ振ったタフネス系ベイトリールのジリオン。
だからこそ気になるのは、単なる新サイズなのか、それとも18ジリオンTW HD 1520の系譜を受け継ぐ本格的な後継機なのか、という点です。
発表直後の今、釣り人の間ではさまざまな議論が巻き起こっています。
この記事を読まれている方の中にも、同じような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ダイワ「26 ジリオン TW 150」の発売日・価格・スペックを整理しながら、36mm径スプール、MAG-Z BOOST、新設計テーパーTWS、太糸・PE対応といった特徴を詳しく解説します。
さらに、「18 ジリオン TW HD 1520」や「22 ジリオン TW HD 1000」「21 ジリオン SV TW」「26 リョウガ 150」「ソルティスト TW PE SPECIAL 150」との違いも比較しています。
本記事を最後まで読めば、このリールがどのようなリールで、自分の釣りに必要かどうか判断できるはずです。

「26 ジリオン TW 150」の特徴
「26 ジリオン TW 150」を理解するうえで、まず押さえておきたいのは、このリールが単なるジリオンの新サイズではないという点です。
近年のジリオンといえば、34mm径スプールを採用した「21 ジリオン SV TW」や「22 ジリオン TW HD 1000」のように、バスフィッシングで扱いやすい100番クラスの高性能ベイトリールを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、今回登場した「26 ジリオン TW 150」は、それらとは明確にキャラクターが異なります。
最大の特徴は、36mm径スプールと150番サイズのラインキャパシティを組み合わせていることです。
これは、軽量ルアーをテンポよく撃っていくためのリールというより、太糸を巻き、重量級ルアーを遠投し、高負荷な状況でしっかり巻いてくるためのリールです。
つまり「26 ジリオン TW 150」は、21ジリオンSV TWを大きくしたモデルではなく、初代ジリオンや18ジリオンTW HD 1520の系譜を現代的に再構築した、パワー系・ロングキャスト系のジリオンと考えると分かりやすいでしょう。
この章では、「26 ジリオン TW 150」の特徴を実釣目線で整理していきます。
36mm径スプールによる遠投性能
「26 ジリオンTW 150」の中核をなすのが、36mm径 / 幅24mmのG1ジュラルミン製「マグZブーストスプール」。
遠投に有利な36mm大口径スプールに、初速を制御しつつ後半の伸びを実現する「マグZブースト」を搭載しています。
34mm径を採用している「21 ジリオン SV TW」や「22 ジリオン TW HD 1000」と比較すると、立ち上がりの軽快さよりも、中〜重量級ルアーの遠投性能に特化した設計です。
軽量なルアーを小刻みにキャストする用途にはあまり向きませんが、ロッドにルアーの重みをしっかりと乗せて飛ばすキャストでは大きな強みを発揮します。
具体的には、ビッグベイト、バイブレーション、スピナーベイト、チャターベイト、ディープクランク、さらにはシーバス用の大型プラグなどと非常に相性のよいスプールです。
MAG-Z BOOSTによるロングキャスト性能
「26 ジリオン TW 150」のブレーキシステムには、LC(ロングキャスト)コンセプトの「MAG-Z BOOST」が搭載されています。
LCコンセプトは、キャスト後半までブレーキを緩めず、慣性モーメントを活かして中〜重量級ルアーを気持ちよく飛ばす遠投重視のセッティング。
つまり、幅広いルアーへの対応力やトラブルレス性を重視したSV BOOSTとは異なり、MAG-Z BOOSTは中〜重量級ルアーの後半の伸びを重視した設定となっています。
遠投を前提とした釣りや、大場所、オープンウォーターの攻略において、このブレーキ特性が大きな武器となります。
太糸・PE対応のラインキャパシティ
「26 ジリオン TW 150」が100番クラスのジリオンと大きく違うのが、150番サイズならではのラインキャパシティの大きさです。
フロロカーボン20lbを100m、PE3号を150m巻けるキャパシティは、バスフィッシングだけでなく、ソルトのベイトキャスティングゲームまで視野に入れた設定です。
バスであれば、ビッグベイト、ヘビキャロ、フットボールジグ、カバー周りの太糸ゲーム、琵琶湖のような大場所での遠投に向いています。
ソルトであれば、シーバスのビッグベイトゲーム、ロックフィッシュ、フラットフィッシュ、大型プラグを使ったゲームなどにも対応しやすいキャパシティです。
特に近年は、PEラインを使ったベイトタックルの需要が高まっています。
従来のバス用100番リールでは「太糸を巻くとキャパが少ない」「太いリーダーの結束部が気になる」「ソルト兼用には少し不安」と感じていた方も多いはずです。
その点、最初から太糸・PE・ソルトまで視野に入れた、この150番サイズのラインキャパシティこそ、「26 ジリオン TW 150」がバス用リールという枠に収まらない理由です。
新設計テーパーTWS
「26 ジリオン TW 150」で見逃せないのが、新設計テーパーTWSです。
TWSはダイワのベイトリールを象徴する機構のひとつですが、今回のモデルでは太糸PEとリーダーの結束部の抜けを考慮し、開口部をテーパー化した設計になっています。
これは、単に飛距離を伸ばすためだけの変更ではありません。
PEラインを使用する場合、太めのショックリーダーを組むと、キャスト時に結束部がレベルワインド周辺で引っかかることがあります。
特にシーバスやロックフィッシュ、ビッグベイトゲームのように太いPEとリーダーを組み合わせる釣りでは、このストレスは無視できません。
新設計テーパーTWSは、まさにその部分に踏み込んだ仕様です。
つまり、「26 ジリオン TW 150」は、単にラインキャパが大きいだけではなく、PEとリーダーを実際に使う場面まで考えて作られているリールだと言えます。
近年多用されてきているPE運用を前提にすると、このTWSの設計変更はかなり実戦的な進化です。
フルアルミ堅牢コンパクトボディとHYPERDRIVE DESIGN
「26 ジリオン TW 150」は、遠投性能だけでなく、剛性面も大きな特徴です。
フレーム、ギア側サイドプレート、ダイヤル側セットプレートにアルミニウム合金を採用したフルメタルハウジング構造により、高負荷時のたわみを抑え、安定した巻き上げを実現しています。
単に金属ボディだから強いという話ではありません。
36mm径スプールに太糸を巻き、重量級ルアーを遠投し、大型魚とやり取りするリールでは、ボディ剛性がキャストフィールや巻き感、耐久性に直結します。
負荷が掛かったときにボディがたわむと、巻き上げの安定感が失われ、ギアにも余計な負担が掛かります。
その点、G1ジュラルミン製の高強度ギア「ハイパードライブデジギア」などのHYPERDRIVE DESIGNをフル装備した「26 ジリオン TW 150」は、現代のダイワらしい滑らかさと、ジリオンらしいタフネスを両立させたモデルと言えます。
自重は215g。
21ジリオンSV TWのような軽量バーサタイル機と比べれば重さはありますが、150番サイズ・フルメタル系ボディ・ソルト対応という内容を考えると、むしろ扱いやすさとのバランスを取った重量です。
一日中キャストを繰り返すロープロファイルリールとしての実用性を残しながら、強い釣りに必要な剛性を確保している点が、このリールの魅力です。
ソルト対応
「26 ジリオン TW 150」は海水対応モデルとして設計されています。
そのため、淡水のバスフィッシングにとどまらず、シーバス、ロックフィッシュ、フラットフィッシュなど、ソルトウォーターのベイトキャスティングゲームでも安心して使用できます。
ただし、海水で使用した後は、水洗いや乾燥、必要箇所への注油といった基本的なメンテナンスを行うことが前提となります。
これらの特徴から分かる通り、「26ジリオンTW 150」は軽快な万能機ではなく、明確に太糸・遠投・高負荷対応に振ったパワー系ベイトリールです。
「26 ジリオン TW 150」とはどんなリールか?
前項の具体的な特徴から一歩引いて、「26 ジリオン TW 150」がどのような立ち位置のリールなのかを整理してみます。
「26 ジリオン TW 150」は、その名の通りZILLIONシリーズのなかで「150番」サイズに位置づけられるモデルです。
100番クラスのモデルと比較すると、ラインキャパシティの多さと遠投性能に重きを置いた設計となっています。
36mm径のスプールを採用している点を見ても、初代ジリオンや「18ジリオン TW HD 1520」といった、遠投やパワーを重視してきた系譜のモデルと言えます。
また、バス用ベイトリールという枠組みにとらわれず、ソルト対応でPE3号-150mという糸巻量もあり、ソルトウォーターでのベイトキャスティングにも幅広く対応する“ボーダレス系”のリールとして開発されているのも大きな特徴です。
剛性を重視したモデルでありながら、自重は215gに抑えられています。
これは、同じ36mmスプールを搭載する「26リョウガ150」のような丸型リール(285g〜)よりも大幅に軽く、ロープロファイルリールならではの取り回しの良さやパーミングのしやすさを備えていることを意味します。
価格帯も税抜58,400円と上位機種の部類に入り、単なる廉価なソルト兼用機ではなく、バスとソルトの双方で本格的に使える高剛性モデルとして作られています。
つまり、「26 ジリオン TW 150」は、大人気の「21 ジリオン SV TW」を単に大きくしたモデルではなく、「18ジリオン TW HD 1520を現代の技術でブラッシュアップしたモデル」と言えるでしょう。
「26ジリオン TW 150」と「18ジリオンTW HD 1520」の進化点と違いを比較

「26 ジリオン TW 150」を検討するにあたって気になるのが「18 ジリオン TW HD 1520」との違いです。
ここでは、両者の共通点と進化したポイント、そして18モデルの優位性について整理します。
「26ジリオンTW 150」vs「18ジリオンTW HD 1520」比較表
まずは、「26 ジリオン TW 150」と「18ジリオン TW HD 1520」の違いをわかりやすく比較表にまとめました。
| 項目 | 26ジリオンTW150 | 18ジリオンTW HD 1520 |
|---|---|---|
| 設計思想 | HYPERDRIVE DESIGN | – |
| レベルワインド | 新設計テーパーTWS | TWS |
| 自重 | 215g | 230g |
| スプール | 36×24mm | 36×27mm |
| 主な ラインキャパ | フロロ20lb-100m/ PE3号-150m | フロロ20lb-100m/ PE3号-150m |
| ブレーキ | MAG-Z BOOST | MAGFORCE |
| ギア比 | 6.3/7.3/8.4 | 5.5/6.3/7.3/8.1 |
| 巻取り長 | 70/82/94 | 61/71/82/91 |
| ドラグ | ATD、 ドラグクリックあり | UTD、 ドラグクリックなし |
| ハンドル | 95mm | 100mm |
| 最大ドラグ | 6kg/XHは5.5kg | 7kg |
| ベアリング数 | 8/1 | 12/1 |
この比較から言えるのは、「26 ジリオン TW 150」は、「18 ジリオン TW HD 1520」のパワーを単純に引き上げたリールではないということです。
本質的なパワーや大容量のコンセプトは継承しつつも、より軽量に、より現代的なブレーキとドラグを備え、PEラインへの対応力を高めた再設計モデルと考えるのが妥当でしょう。
「26ジリオンTW 150」と「18ジリオンTW HD 1520」の共通点
両者に共通している最大の要素は、どちらも36mm径のスプールを採用している点です。
また、フロロカーボン20lbを100m、PEライン3号を150m巻けるラインキャパシティも同等に設定されています。
太糸を使用し、重めのルアーを遠投する高負荷な釣り、例えばビッグベイトやヘビーバーサタイル、シーバスゲームといった用途に向いているという根幹の方向性は両者で共通しています。
「26 ジリオン TW 150」で進化した点
一方、2018年から約8年の歳月を経て登場した「26 ジリオン TW 150」は、多くの面で現代的な進化を遂げています。
まず、自重が230gから215gへと15g軽量化されました。
スプール径は同じ36mmですが、幅が27mmから24mmへとナロー化され、レスポンスの向上が図られています。
ブレーキシステムは旧世代のMAGFORCEから、後半の伸びを重視したMAG-Z BOOSTへ進化。
ドラグシステムもUTDから、滑らかな追従性を持つATDへと変更され、新たにドラグ引き出しクリックも搭載されました。
さらに、レベルワインドは通常のTWSから、太糸PEとリーダーの結束部の抜けを考慮した新設計のテーパーTWSへと進化しており、PEラインを用いた釣りへの適性が大きく向上しています。
「18 ジリオン TW HD 1520」が勝る点
すべての面で新型が上回っているかというと、そうとも言い切れません。
例えば、最大ドラグ力は「18 ジリオン TW HD 1520」が7kgであるのに対し、「26 ジリオン TW 150」は6kg(XHモデルは5.5kg)に設定されています。
また、ハンドル長も「18 ジリオン TW HD 1520」の100mmに対して、「26 ジリオン TW 150」は95mmとやや短くなっています。
ベアリングの数も、「18 ジリオン TW HD 1520」が12/1であるのに対し、「26 ジリオン TW 150」は8/1です。
こうした点から、旧HDモデルならではの重厚感や、パワーに全振りしたような力強さを好む方にとっては、依然として「18ジリオン TW HD 1520」も魅力的な選択肢となるはずです。
「26 ジリオン TW 150」とライバル機との比較
「26 ジリオン TW 150」は、同じダイワのラインナップのなかでも、用途が近い複数のリールと比較されやすいモデルです。
比較対象として主によく挙がるのは、「22ジリオンTW HD 1000」「21ジリオンSV TW」「26リョウガ150」「ソルティストTW PE SPECIAL 150」の4機種です。
これらは一見似ている部分もありますが、それぞれが得意とする釣りは明確に異なります。
スプール径やラインキャパシティ、自重、ブレーキ機構、対応するラインの種類といった軸で比較すると、各モデルの強みが分かりやすくなります。
まずは、各モデルの大まかな方向性と、「26 ジリオン TW 150」との違いを表で確認してみましょう。
| 機種 | 方向性 | 26ジリオンTW150との違い |
|---|---|---|
| 22ジリオンTW HD 1000 | 34mm 高剛性バーサタイル | より軽くバス向きだが、 ラインキャパは少ない |
| 21ジリオンSV TW | 軽快な万能機 | 軽量ルアーや近距離戦に強いが、 太糸遠投はTW150が上 |
| 26リョウガ150 | 巻き感・剛性重視の丸型 | 剛性感は強いが重い |
| ソルティストTW PE SPECIAL 150 | PEソルト専用 | 価格は安いが、 フロロ運用不可 |
ここからは、それぞれの機種と「26ジリオンTW 150」をより詳しく比較していきます。
「26ジリオンTW 150」と「22ジリオンTW HD 1000」比較
| 比較軸 | 22ジリオンTW HD 1000 | 26ジリオンTW150 |
|---|---|---|
| スプール径 | 34mm | 36mm |
| 自重 | 200g | 215g |
| フロロ キャパ | 20lb-80m | 20lb-100m |
| PEキャパ | PE2号-155m | PE3号-150m |
| ハンドル | 100mm | 95mm |
| ギア比 | 7.1/8.1 | 6.3/7.3/8.4 |
| 得意領域 | バスの強めバーサタイル、 巻き物、撃ち物 | 太糸遠投、ビッグベイト、 シーバス、重量級ルアー |
同じ「ジリオンHD(ヘビーデューティー)」系のモデルですが、1000番サイズと150番サイズでは性格が異なります。
「22ジリオン TW HD 1000」は34mm径スプールを採用しており、自重は200gと、「26ジリオン TW 150」よりも15g軽く作られています。
ラインキャパシティは、「22ジリオン TW HD 1000」がフロロカーボン20lbを80m、PEライン2号を155m巻けるのに対し、「26ジリオン TW 150」はフロロカーボン20lbを100m、PEライン3号を150m巻くことができます。
「22ジリオン TW HD 1000」は、バスフィッシングにおけるヘビーバーサタイルな用途に非常に適したリールです。
一方で「26ジリオン TW 150」は、さらなる太糸を用いた遠投やビッグベイト、ソルトウォーターでの兼用まで視野に入れたキャパシティを持っています。
バスフィッシングを中心に取り回しの良さを重視するなら「22ジリオン TW HD 1000」、太糸での遠投やソルトルアー兼用までを想定するなら「26ジリオン TW 150」を選ぶのがおすすめです。
「26ジリオンTW 150」と「21ジリオンSV TW」比較
| 比較軸 | 21ジリオンSV TW | 26ジリオンTW150 |
|---|---|---|
| 自重 | 175g | 215g |
| スプール | 34×24mm | 36×24mm |
| ブレーキ | SV BOOST | MAG-Z BOOST |
| ライン | 14〜16lb中心 | 16〜25lb、 PE2〜5号まで視野 |
| 近距離・ ピッチング | 強い | やや不得意 |
| 遠投・ 重量級 | こなせる | 明確に得意 |
| 適した用途 | バスの汎用、巻き、 撃ち、軽〜中量級 | 太糸、遠投、大型ルアー、 シーバス兼用 |
「26ジリオンTW 150」と「21ジリオンSV TW」は、用途が明確に異なります。
「21ジリオンSV TW」は自重175gと非常に軽く、34mm径スプールを搭載し、14〜16lbクラスのラインを中心に使いやすい設計です。
SV BOOST機構により、軽量から中量級のルアーを扱いやすく、近距離のキャストやスキッピング、ピッチングといった細かいアプローチに強いのが特徴です。
対する「26ジリオンTW 150」は自重215g、36mm径の大容量スプールを備えており、軽量ルアーを細かく投げるよりも、中〜重量級ルアーの遠投に向いています。
軽快に扱えるバス用のバーサタイル機を求めるなら「21ジリオンSV TW」、太糸を使った遠投や大型ルアーを扱うなら「26ジリオンTW 150」が適しています。
「26ジリオンTW 150」と「26リョウガ150」比較
| 比較軸 | 26リョウガ150 | 26ジリオンTW150 |
|---|---|---|
| ボディ形式 | 丸型 | ロープロ |
| 自重 | 285〜290g | 215g |
| スプール | 36×27mm | 36×24mm |
| ギア比 | 5.3/7.3 | 6.3/7.3/8.4 |
| ハンドル | 90mm、Hは100mm | 95mm |
| 巻きの質感 | 非常に強い | 軽快さと剛性のバランス |
| 価格(税抜) | 68,000円 | 58,400円 |
同じ36mm径スプールを搭載する150番クラスのリールとして、「26リョウガ150」と比較されることも多いでしょう。
最大の違いはボディの形状で、「26リョウガ150」が丸型リールであるのに対し、「26ジリオンTW 150」はロープロファイルリールです。
「26リョウガ150」は自重が285〜290gあり、「26ジリオンTW 150」よりも70g以上重くなっています。
また、スプールサイズは「26リョウガ150」が36×27mm、「26ジリオンTW 150」が36×24mmとなっており、ラインキャパシティ自体は近い設定です。
「26リョウガ150」は圧倒的な巻き感と剛性を備え、巻き抵抗の大きいルアーを安定して引き続ける釣りに非常に強いリールです。
一方の「26ジリオンTW 150」は、ロープロファイルならではの軽さとパーミングのしやすさがあり、キャスト回数の多い釣りにおいて手首や腕の負担を減らす点で有利に働きます。
なお、価格面では「26リョウガ150」の方が高く設定されています。
巻き心地と丸型リール特有の剛性を最優先するなら「26リョウガ150」、軽さと一日投げ続ける実用性を重視するなら「26ジリオンTW 150」が良いでしょう。
「26ジリオンTW 150」と「ソルティストTW PE SPECIAL 150」比較
| 比較軸 | ソルティストTW PE SPECIAL 150 | 26ジリオンTW150 |
|---|---|---|
| 想定ライン | PE専用 | PE/フロロ対応 |
| PE3号キャパ | 130m | 150m |
| フロロ運用 | 不可 | 16〜25lb想定 |
| ギア比 | 8.4のみ | 6.3/7.3/8.4 |
| ハンドル | 110mm | 95mm |
| 価格(税抜) | 44,900円 | 58,400円 |
| 用途 | ソルトPEベイト専用 | バス太糸+ シーバス兼用の上位機 |
シーバスなどのソルトウォーターのベイトキャスティングを想定した場合、「ソルティストTW PE SPECIAL 150」との違いも気になるポイントです。
最も大きな違いは、「ソルティストTW PE SPECIAL 150」が「PEライン専用モデル」である点です。
これに対し、「26ジリオンTW 150」はPEラインだけでなくフロロカーボンラインにも対応しています。
ラインキャパシティについては、「ソルティストTW PE SPECIAL 150」がPE2号200m・PE3号130mであるのに対し、「26ジリオンTW 150」はPE3号150m・フロロ20lb100mとなっています。
また、ギア比の選択肢も異なり、「ソルティストTW PE SPECIAL 150」が8.4のみの展開であるのに対し、「26ジリオンTW 150」は6.3、7.3、8.4の3種類から選ぶことができます。
「ソルティストTW PE SPECIAL 150」はソルトのPE運用に合わせた110mmのロングハンドルを標準装備しているのも特徴です。
価格は「26ジリオンTW 150」の方が高価ですが、バスとソルトの両方でフロロカーボンとPEラインを使い分けられる汎用性の高さが強みです。
PEラインを使ったソルト専用機として価格を抑えたいなら「ソルティストTW PE SPECIAL 150」、フロロカーボンもPEラインも使い、バスからソルトまで境界を越えて楽しみたいなら「26ジリオンTW 150」がおすすめです。
「26 ジリオン TW 150」のラインナップ・スペック
「26 ジリオン TW 150」は、アングラーの用途に合わせて選べるよう、6.3、7.3(H)、8.4(XH)という3つのギア比と、それぞれに左右のハンドルが用意された全6機種がラインナップされています。
「26 ジリオン TW 150」の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自重 | 215g |
| スプール径 | 36mm |
| スプール幅 | 24mm |
| ラインキャパ | PE2号-230m、PE3号-150m |
| フロロキャパ | 16lb-125m、20lb-100m |
| ハンドル長 | 95mm |
| ベアリング | 8BB/1RB |
| 最大ドラグ | 6kg、XHのみ5.5kg |
| ハンドルノブ仕様 | HG-Iシェイプパワーラージノブ |
| ハンドルノブ交換サイズ | S |
| 価格 | 税抜 58,400円 |
| 発売月 | 2026年9月 |
| 使用環境 | ソルト対応 |
「26 ジリオン TW 150」のラインナップ
| モデル | ハンドル | ギア比 | 巻取り長 | 最大ドラグ |
|---|---|---|---|---|
| 26ジリオンTW150 | 右 | 6.3 | 70cm | 6kg |
| 26ジリオンTW150L | 左 | 6.3 | 70cm | 6kg |
| 26ジリオンTW150H | 右 | 7.3 | 82cm | 6kg |
| 26ジリオンTW150HL | 左 | 7.3 | 82cm | 6kg |
| 26ジリオンTW150XH | 右 | 8.4 | 94cm | 5.5kg |
| 26ジリオンTW150XHL | 左 | 8.4 | 94cm | 5.5kg |
26 ジリオン TW 150/150L(ギア比6.3)
| モデル | ギア比 | 巻取り長 | 最大ドラグ |
|---|---|---|---|
| 150 | 6.3 | 70cm | 6kg |
| 150L | 6.3 | 70cm | 6kg |
ギア比6.3、ハンドル1回転あたりの巻取り長が70cmのモデルです。
ディープクランクやマグナムクランク、大型のスイムベイトなど、引き抵抗の強いルアーを巻き続ける釣りに適しています。
36mmの大径スプールを搭載しているため、ギア比6.3であっても十分な巻取り長があり、スローロールなどのじっくり見せる釣りにも対応しやすく、長時間巻き続けても疲れにくいのが特徴です。
26 ジリオン TW 150H/150HL(ギア比7.3)
| モデル | ギア比 | 巻取り長 | 最大ドラグ |
|---|---|---|---|
| 150H | 7.3 | 82cm | 6kg |
| 150HL | 7.3 | 82cm | 6kg |
ギア比7.3、巻取り長82cmのモデルで、ラインナップのなかで最も汎用性が高い番手です。
ビッグベイトからチャターベイト、バイブレーションといった巻き物、テキサスリグやジグなどの撃ち物、さらにはシーバス用の大型プラグまで幅広く対応できます。
バスとソルトの両方で、どのギア比にするか迷った場合は、まずこの「H(ハイギア)」モデルを選ぶことをおすすめします。
26 ジリオン TW 150XH/150XHL(ギア比8.4)
| モデル | ギア比 | 巻取り長 | 最大ドラグ |
|---|---|---|---|
| 150XH | 8.4 | 94cm | 5.5kg |
| 150XHL | 8.4 | 94cm | 5.5kg |
ギア比8.4、巻取り長94cmの、ラインナップ中で最も巻き上げが速いエクストラハイギアモデルです。
フロッグゲームやトップウォーター、カバー撃ちなど、アクション後のラインスラック(糸フケ)を素早く回収したい釣りや、遠投した先から仕掛けを一気にピックアップする釣りに圧倒的な強さを発揮します。
また、シーバスフィッシングにおける流れの中でのルアーコントロールにも適しています。
ただし、巻き抵抗の大きなルアーを使用する際は手首への負担が大きくなりやすいため、長時間の巻きの釣りには注意が必要です。
また、このXHモデルのみ最大ドラグ力が5.5kgに設定されている点も留意しておきましょう。
「26 ジリオン TW 150」の発売日と価格、予約・入荷情報
「26ジリオン TW 150」の発売日と価格、予約情報についてまとめました。
発売日:2026年9月
「26ジリオン TW 150」の発売日は2026年9月となっています。
- 2026年9月発売予定:200HG RIGHT、200XG RIGHT
9月発売予定ですが、発売直前は値上がりする傾向もあるため、早めに入荷情報をチェックしておくのがおすすめです。
「26 ジリオン TW 150」の価格(定価)
「26ジリオン TW 150」の価格は 58,400円 となっています。
「26 ジリオン TW 150」の実売価格
「26 ジリオン TW 150」の実売価格(税込)は、約 45,000円 〜 48,000円 前後となることが予想されます。
過去の実績から実際の実売価格を調査すると、釣具店やネット通販(Amazon、楽天等)での実売価格は、定価の25%〜30%OFF程度で販売されることが多いです。
一部量販店で最大35%程度OFFのケースもありえますが、人気機種の発売日前後は割引率が渋くなり、値上がりする傾向があります。
「26ジリオン TW 150」の定価、
に対して、この割引率を考えると、
となります。
このことから、多くの店舗では実売価格が 45,000円 〜 48,000円 程度での販売となり、安い店舗とそうでない店舗では 3,000円〜4,000円 の差が出てきます。

「26 ジリオン TW 150」まとめ
「26 ジリオン TW 150(ZILLION TW 150)」は、36mm径スプールと大容量のラインキャパシティを備え、太糸での遠投やパワーファイトに特化した150番サイズのベイトリールです。
名機「18ジリオン TW HD 1520」のタフネス思想をしっかりと受け継ぎつつ、後半の伸びを生む「MAG-Z BOOST」や滑らかな「ATD」ドラグ、PEライン対応力を高めた「新設計テーパーTWS」などを搭載し、現代の釣りに合わせて見事にブラッシュアップされています。
「22ジリオン TW HD 1000」よりもさらに太糸・遠投・ソルトでの使用を意識した設計であり、「21ジリオン SV TW」のような軽快さや小技の効きやすさとは方向性が異なります。
しかし、丸型リールの「26リョウガ150」よりは圧倒的に軽く、ロープロファイルならではのパーミングのしやすさを持ち合わせています。
また、「ソルティストTW PE SPECIAL 150」のようにPEライン専用ではなく、フロロカーボンラインもしっかりと使える汎用性の高さも大きな魅力です。
どの番手を選ぶか迷った場合は、最も汎用性の高い「150H/150HL」がおすすめですが、引き抵抗の強い巻き物を中心に組み立てるなら「150/150L」、フロッグやカバー撃ちなど手返しの速さを求めるなら「150XH/150XHL」と、ご自身の釣りのスタイルに合わせて選んでみてください。
軽量ルアーを扱う釣りには別の機種を推奨しますが、バスフィッシングにおけるヘビーな釣りから、シーバスやロックフィッシュといったソルトのベイトキャスティングまで、1台のリールで国境や魚種の境界を越えて力強く楽しみたいアングラーにとって、「26ジリオン TW 150」は最高の一台となるはずです。
発売は2026年9月予定。
気になる方は、各ショップの予約・入荷状況を早めに確認しておくことをおすすめします。













