ジャッカルから「ガンティア」が発売される。
「ガンティア」は、秦拓馬プロ開発の新しい多連結ビッグジョイントベイト。その最大の特徴は、デッドスローリトリーブでもしっかりアクションする、まるで蛇のような艶めかしいナチュラルアクションだ。
目次
「ガンティア」の使い方と特徴
本物の魚と見間違えるほどのナチュラルアクションを生み出す、4連ジョイントボディのリップレスビッグベイト「ガンティア」。
一見するとただのS字系ビッグベイトのように見えるが、アクションは通常のS字ビッグベイトとはまったくの別物。可動領域の広い多関節により、クネクネと艶めかしく泳ぐのが特徴だ。
広い可動領域の4連ジョイントによるナチュラルアクション
「ガンティア」の最大の特徴である、大きな可動域を持つ4連ジョイント構造。
可動域を広く設計してあるジョイント部は、ひとつひとつがしっかりと水を掴んでくれるので、生命感に満ちあふれたルアーアクションを生み出す。
この構造と、サスペンド設定の相乗効果でデッドスローリトリーブでもしっかりとアクションし、本物の魚と見間違えるほどのナチュラルアクションを実現しているのだ。
秦拓馬プロが言うには、「ガンティア」の動きはあまりにナチュラルなので、本物の魚と見間違えてルアーを見失ってしまうほどだという。
また、流れのある河川では、僅かな水流でも自動的にアクションしてくれるので、同じ場所にステイさせながら艶めかしくアクションさせることが可能だ。
ここぞというポイントで喰わせるサスペンド設計
「ガンティア」浮き上がりを抑えたサスペンド設定。一定レンジを超デッドスローリトリーブでバスを誘うことが可能だ。
サスペンドなので、ここぞというポイントでピタッとステイさせて誘うこともできるし、ステイからトゥイッチを加えれば移動距離の少ない首振りアクションをしてくれるので、ピンスポットでバスを誘うことも可能。
クリアウォーターでも見切られにくいビッグベイト
「ガンティア」は、ビッグベイト特有のボディの存在感とアクションの艶めかしさでバスを魅了する。
ナチュラルなビジュアルなので、ルアーを見切られやすいクリアウォーターのフィールドでも、バスに見切られにいのが良いところ。特に上を意識したバスを浮かせて、思わず口を使わせてしまうのが「ガンティア」の特徴だ。
チューニング可能なボディ上部アイと下部アイ
「ガンティア」は、ボトム攻略用にチューニングすることが可能だ。
画像のように、上部のアイにダブルフックを装着して背針モードにすることができ、下部アイにはダウンショットシンカーを装着して攻めるレンジを調整できる。このようにチューニングすれば、ボトムを攻略することも可能だ。
表層からボトム、シャローからディープと、全てのレンジに対応してくれる守備範囲の広さが「ガンティア」の素晴らしいところだ。
※ダブルフック、スイベル、スナップ、シンカーは付属していないので、自分のお好みでセッティングしよう。
「ガンティア」の実釣動画
ジャッカルから、秦拓馬プロ解説による「ガンティア」の実釣動画が公開されている。蛇のような艶めかしいナチュラルアクションは、見ているだけで今にもバスがバイトしそうな気配が漂っている。これは、釣れそうだ!
また、「ガンティア」の構造や、使い方などの解説については、下の動画で詳しく説明されている。
「ガンティア」のスペック
名称 | サイズ | 自重 | タイプ | カラー | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
ガンティア | 180mm | 52g | サスペンド | 全10色 | 3,980円 |
「ガンティア」のカラーバリエーション
「ガンティア」のカラーバリエーションは全10色。
- チャートバックパール
- HLチャートストライクギル
- CTウロコホロ チギル
- ウロコホロ ダイイングブラック
- HL若ハス
- セクシークリアピンク
- 時雨ブルーナチュラル
- RTゴーストウロコワカサギ
- RTセクシーパールアユ
- RTラージーマウスバス
やはり今季のイチオシはワカサギカラーの「HL若ハス」だろう。特に今、数が増えてバスのメインベイトとなってきているのがワカサギだ。秦拓馬プロも実釣動画で使っているカラーだ。
ワカサギを意識したバスのフィーディングレンジは、ワカサギの行動に合わせて夜は浅く、昼はディープへと移動する。このようにレンジの移動をするワカサギを、ストラクチャーに身を潜めて浮上するようにバスは捕食するので、特に上を意識していることになる。
こんな状況下では、どんなレンジでも対応できる「ガンティア」のデッドスローリトリーブが超効果的になってくるだろう。
まとめ
「ガンティア」は、ハードマテリアルのプラグとは思えないほどナチュラルな動きをする多連結ビッグジョイントベイト。
デッドスローリトリーブをすれば早春のバスにはぴったりだ。特に早春特有の甘噛みバイトに対しても、トレブルフック×2なのでフッキングレスポンスが良く、ワームよりも断然フッキング率が高くなるのも嬉しい。
また、早巻きをして表層を波立たせて泳がせれば夏の表層を意識したバスにも有効で、季節を問わず釣れるビッグベイトになりそうだ。