釣りの防寒対策についてまとめてみた。おすすめ防寒着・防寒具の紹介

釣り防寒着
釣りの防寒対策についてまとめてみた。おすすめ防寒着・防寒具の紹介

本記事では、「釣りの防寒対策」についてまとめてみました。

また、防寒対策のコツやノウハウを通して、おすすめ防寒着や防寒具も紹介していきます。

冬場の釣りは、寒くて釣り人にとってツラい季節です。

しかし、冬場でも良い魚は釣れるもの。

また、水温の変化は陸上より1ヶ月以上遅れていると言われることもあり、北風が吹き始めて釣り人が釣りを諦めはじめる時期は、まだまだ魚にとっては秋の気分だということになります。

つまり、防寒対策さえしっかりしていれば、寒い冬場の釣りを快適に楽しむができ、多くの魚との出会いがあるということです。

ぜひ釣りの防寒対策をしっかりして、冬の釣りを楽しんで行きましょう。

この記事でわかること
  • 釣りの防寒対策のポイント
  • 失敗しない防寒アイテム選びのコツ
  • 防寒対策におすすめのアイテム
この記事を書いた人
バスブログ編集長

釣り歴30年以上の根っからの釣り好き。バス釣り、ソルトルアー、トラウト等のタックルニュースから釣りのノウハウまで「釣りが、もっと楽しくなる!」をモットーに情報を発信中。

釣りの防寒対策の目的

防寒を制するものは、冬の釣りを制する」とも言えるくらい、冬の釣りでは防寒対策が重要となってきます。

防寒対策を怠ると、寒さで釣りに集中できなくなり、釣り自体が成立しなくなってしまいます。

しかし、動きやすさを考慮せずに、安直に寒さだけを対策しようとすると、寒さを和らげることができても、腕が曲げにくい、糸が結びにくいなど、動きの面で不具合が生じてしまいます。

そこで、冬場の釣りで求められる防寒対策は、「釣りやすさを犠牲にせず、いかに寒さを忘れるほど快適に釣りに没頭できるか」という点が重要となります。

釣りの防寒対策ポイント

冬の釣りで必ずチェックしておきたい防寒対策は、上の5項目となります。

針が引っからない防寒着

冬に釣りをしていて一番ストレスになることは、針が服や手袋などに引っかかってしまうことです。

冬のカジュアル衣料といえばセーターや毛糸の手袋が代表的ですが、このような編み物は針が引っかかりやすく、一度引っかかると外すのがかなり大変です。

セーターはインナーとして着る分には良いのですが、温かい冬の日にセーターで釣りをしていると、針が引っかかりやすいので要注意です。

ナイロンかゴアテックス素材のアウターなら、釣りのハードな動作に耐え、針が引っかかりにくいのでとても快適に釣りができます。

手袋に関しても同様で、ネオプレーンや各釣具メーカーで開発された保温素材を使っている防寒グローブが最適です。

釣りの動作を邪魔しない防寒着

釣りをしていると、しゃがんだり、腕を上げ下げする動作が多くなるので、このような動作を邪魔しない、関節部に余裕のある構造の防寒着があると快適に釣りができます。

また、しゃがんだ時に防寒着がめくれて背中が出てしまうと寒いので、丈の長めのものにするか、インナーでもしっかり防寒対策をしておくことが大切です。

その他にも、防寒着ではポケットの位置にも注意しておきたいです。

ポケットには細かなツールをしまうことも多いので、グローブ(手袋)を付けていても取り出しやすい構造と位置であると、冬の釣りでは重宝します。

また、袖口は絞れるタイプであると風や水の侵入を防げます。

冬とはいえ、釣りでは水を触ることが多いので、袖から内側の服が濡れてしまうと、乾くまでにかなり寒い思いをすることになります。

防水で、袖口を絞れる防寒着なら、ある程度の水を触っても濡れず、体温を奪われにくいので快適に釣りを楽しめます。

防風素材を採用した防寒アイテム

冬の寒さの中で大敵となるのが風です。

冷たい空気が身体に当たると、体の体温が奪われて寒さがより一層増してしまいます。

絶え間なく風が吹いていると、冷たい空気が身体に当たり続けて、大きく体温を奪われてしまいます。

そのため、風を通さない素材の防寒着で防風対策をしておくことで、冷たい風の中でも快適な釣りを楽しめるようになります。

防寒着の中に空気の層を多く持つこと

防寒対策では、身体の体温を高く保つことも大切です。

身体の体温を保つには、防寒着で身体の周りに空気の層を多く持つことがポイント。

空気の層には断熱効果があり、空気層の内側にある体温を閉じ込めて温かさを維持してくれるからです。

そのためには、空気をうまく蓄える素材と、重ね着の組み合わせがとても有効になります。

血液を温めること

血液が温まると、温かい血液が体中に回って、体全体がポカポカしてきます。

そこで、血液を身体に送る動脈と静脈が走っている首は、防寒対策で特に重要な部位となります。

ネックウォーマーを使って、首にあたる風を上手に防いであげると、首周りから体全体が温まるのが実感できます。

首の他には、手首・足首も防寒上とても効果的な部位です。

暖かい靴下や、長めの防寒グローブでしっかりと保温しましょう。

おすすめの釣り防寒具11選と防寒具のコーディネート

おすすめの釣り防寒具11選では、全身を完璧に防寒できるアイテムの紹介とともに、コーディネートについても解説していきます。

これらのアイテムで防寒対策をすれば、冬の釣りでの寒さ対策は万全です。

心ゆくまで冬の釣りを満喫できるはずです。

防寒インナー

ミズノ ブレスサーモ クルーネック ウール・ヘビーウエイト
ミズノ(MIZUNO)
ミズノ ブレスサーモ クルーネック ウール・ヘビーウエイト

インナーはヒートテックなどの発熱するものが良いです。

ユニクロの安物でも良いですが、スポーツやアウトドア専用のウール素材ものがとても温かくてオススメです。

その上には、保温性が良く、着てもかさばらないフリース素材がベスト。

上のインナーは、しゃがんだ時に背中が出ないよう、丈の長いものにすると暖かいです。

防寒ミドラー

ダイワ(DAIWA) ハイブリッドストレッチジャケット
ダイワ(DAIWA)
ダイワ(DAIWA) ハイブリッドストレッチジャケット

車で釣りに行く時は、釣り場に着いてからアウターを着ることが多いので、釣り場に到着する前は、ミドラーで行動することになることが多くなります。

その場合のミドラーは、基本的には普段着に近いリラックスできる感覚のアイテムでも良いでしょう。

ボトムスは裏起毛のものが温かくて快適です。上は、タートルネックが首を保温してくれるのでオススメです。

アウター(防寒着・防寒ウェア)

ダイワ(Daiwa) ゴアテックス プロダクト ウィンタースーツ DW-1921
ダイワ(DAIWA)
ダイワ(Daiwa) ゴアテックス プロダクト ウィンタースーツ DW-1921

アウターとなる防寒着は、値は張るが防水透湿素材のゴアテックスがベストです。

冬でも動くと汗で蒸れるので、透湿機能があることが重要。また、フードがあると防寒性も増し、ある程度の雨も防げるのでおすすめです。

安く済ませたい場合は、一般的なアウトドア用の防寒着を使う手もあります。

アウトドア用の防寒着は、保温性が高い上に、雪が入らないように手足を絞れるようにしてあるものが多く、釣りでも使いやすいです。

アウターとなる防寒着については、釣り防寒着のおすすめアイテムをまとめた記事で詳しく解説しています。

この記事では、釣り用防寒着選びのコツやポイントと、安くて快適なアウトドア用の防寒着もまとめています。

釣りの防寒着をしっかり選びたい方は、下のまとめ記事をぜひ参考にしてみてください。

帽子(ニット帽)

ダイワ マルチウォーマー付きキャップ DC-6320W
ダイワ(DAIWA)
ダイワ マルチウォーマー付きキャップ

寒いところにいると、頭から奪われる体温はかなり大きいと言われています。

ニット帽をかぶれば、頭から体温を奪われなくなるのでかなり温かくなります。

また、ニット帽に防寒着のフードを重ねると更に温かくなります。

冬場でも、釣りでのニット帽はつば付きのものがオススメです。

つばが付いていると雨よけにもなるし、水面が覗き込みやすくなります。

ニット帽については、釣り用の防寒ニット帽のおすすめアイテムをまとめた記事で詳しく解説しています。

この記事では、ニット帽選びのコツやポイントと、安くて快適なニット帽から、タウンユースもできるおしゃれなニット帽もまとめています。

釣りの防寒ニット帽をしっかり選びたい方は、下の記事をぜひ参考にしてみてください。

イヤーウォーマー

ダイワ 撥水イヤーマフ
ダイワ(DAIWA)
ダイワ 撥水イヤーマフ

イヤーウォーマーは、風の強い時の強い味方です。

フードやニット帽でもある程度は風を防ぐこともできますが、やはりイヤーウォーマーの暖かさにはかないません。

イヤーウォーマーを付けた時の音の聞こえが気になる方もいると思いますが、意外と音はしっかり聞こえるので大丈夫です。

ネックウォーマー

ダイワ 撥水中綿ネックウォーマー
ダイワ(DAIWA)
ダイワ 撥水中綿ネックウォーマー

タートルネックの上にネックウォーマーを重ね着すると、とても暖かいです。

こちらも、意外と活躍する防寒グッズでオススメです。

偏光グラス

ダイワ TLX 013
ダイワ(DAIWA)
ダイワ TLX 013

偏光グラスは防寒具ではないかと思われるかもしれませんが、掛けていると風を防いでくれて暖かいです。

眼に冷たい風が直接当たると、とても寒いし、目の疲れもたまりがちです。

なので、偏光グラスは、冬こそぜひ着用したい防寒グッズとも言えます。

防寒グローブ・防寒手袋

ダイワ(DAIWA) 防寒グローブ
ダイワ(DAIWA)
ダイワ(DAIWA) 立体成型オールラウンド防寒グローブ DG-7620W

釣りの防寒グローブは、釣用の指先がカットされているものが特にオススメです。

防寒グローブは、冬の釣りの釣果にかなり直結してくるので、できれば良い物を購入したいところです。

釣り糸を結ぶ上でも重要となるし、リールや竿を操作する上で手はとても大事だからです。

手袋が厚手だと、操作性も悪く、魚のアタリもわかりにくいので要注意です。

素材はネオプレーン製のものがコスパが良くてオススメです。

指先のカットは、晩秋〜真冬まで使える安心の3本カットが使いやすく暖かいです。

5本カットだと、真冬の極寒期は寒さに耐えられないと思います。

釣りの防寒グローブについては、釣り防寒手袋・グローブのおすすめアイテムをまとめた記事でも詳しく解説しています。

この記事では、防寒グローブ選びのコツやポイントと、安くて快適なおすすめの防寒グローブの紹介、また、プラスアルファの裏技も公開しています。

釣りの防寒グローブをしっかり選びたい方は、下の記事をぜひ参考にしてみてください。

防寒靴下

ミズノ ブレスサーモ ウール 極厚ソックス
ミズノ(MIZUNO)
ミズノ ブレスサーモ ウール 極厚ソックス

水場に近い釣り場では、足先が特に冷えやすいので、暖かい靴下が必須です。

釣りの防寒用靴下は、特にウールのものがオススメです。

靴下は重ね履きすると効果的で、普通の靴下の上から厚手のウール靴下を重ねて履くと、とても暖かくて快適です。

防寒ブーツ

ザ・ノースフェイス ウィンターブーツ ヌプシ ブーティー ウォータープルーフ VI ショート
ザノースフェイス(THE NORTH FACE)
ザ・ノースフェイス ウィンターブーツ ヌプシ ブーティー ウォータープルーフ VI ショート

釣りの防寒ブーツは、なるべく柔らかくて軽い素材のものを選ぶのがポイントです。

防寒ブーツが硬い素材だと、しゃがみにくくて足が痛くなりやすいです。

また、防寒性に優れていても、ブーツ自体が重いとすぐに疲れてしまいます。

釣りの防寒ブーツについては、釣り防寒ブーツのおすすめアイテムをまとめた記事でも詳しく解説しています。

この記事では、防寒ブーツ選びのコツやポイントと、有名ブランドの定番防寒ブーツや、安くても快適なおすすめの防寒ブーツもまとめています。

釣りの防寒ブーツをしっかり選びたい方は、下の記事を参考にしてみてください。

カイロ

アイリスオーヤマ 衣類に貼るカイロ ぽかぽか家族
アイリスオーヤマ 衣類に貼るカイロ ぽかぽか家族

カイロは、自分の体温以外の発熱源として、とても重宝する存在です。

貼るカイロと貼らないカイロをうまく使い分けることで、釣りが快適になります。

貼らないカイロは、ポケットに入れておき、手を温めるのに使うと便利です。

貼るカイロは、腰やお腹に貼るとかなり暖かいです。

足用カイロも便利で、付ける場所は、土踏まずのところが一番効きやすいです。

「釣りの防寒対策」プラスアルファ

体を温める飲み物を飲もう

クラシエ薬品 濃くておいしいしょうが湯
クラシエ薬品
クラシエ薬品 濃くておいしいしょうが湯

生姜やゆず、紅茶などは体を温める効果があります。

冷えきった身体も、温かい飲み物を飲めば、一気にポカポカになります。

即効性もあるので、寒い時には特にオススメのアイテムです。

また、生姜は体の芯から温める作用があるので、温かさが持続しやすいです。

ぜひ試してみてください。

糖分をこまめに摂ろう

大塚製薬 カロリーメイト ブロック チョコレート味
大塚製薬
大塚製薬 カロリーメイト ブロック チョコレート味

人間は寒いところにいると、体の体温を下げないようにカロリーを多めに消費するようになっています。

カロリー不足になると、体温も上がりにくくなってしまいます。

なので、お菓子を食べるなどして、カロリー不足にならないように気をつけたいです。

効率的に高カロリーを摂れるカロリーメイトがオススメです。

充電式ヒーター内蔵 電熱ベスト

充電式ヒーター内蔵 電熱ベスト
充電式電熱ベスト

この「電熱ベスト(ヒーターベスト)」はとても優れたアイテムで、度々テレビでも取り上げられています。

多くの電熱ベストは、温かさを強・中・弱の3段階に切り替えられるようになっており、ベストの背中から首筋にかけて温かくなってくれます。

電源は、背部に装着するスマホ用のバッテリーひとつなので、意外と軽いです。

もし、ベストを着用していて熱くなりすぎたら、ただスイッチを切ればいいのでとても簡単。

上着を脱いだりカイロを剥がしたりする煩わしさがないのが嬉しいです。

インナーとして防寒アイテムにプラスすると最強とも言っていいほど快適です。

このヒーター付き防寒ベスト(電熱ベスト)については、下の記事で詳しく紹介しているので気になった方はぜひチェックしてみてください。大人気のおすすめの商品です。

「釣りの防寒対策」まとめ

冬場の釣りは、しっかりと防寒対策をして寒さを克服できれば、とても楽しいものです。

防寒対策のうまさで、釣りへの集中度に差がつき、結果として釣果に差がでることも多くあります。

つまり、防寒対策が上手い人は、冬の釣りも上手い人とも言えるでしょう。

まさに、「冬の釣りは、防寒対策から」です。

釣りの防寒アイテムについては各記事でも詳しくまとめているので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。