バークレイの「キング青木虫」は、通常の「青木虫」からサイズアップして2インチとなり、新素材の採用でさらにパワーアップした虫ルアーです。
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「キング青木虫」の使い方と特徴
青木大介プロ監修の究極の虫ルアー「青木虫」。
その特徴である「シェイク時の微波動」と「ポーズ時の存在感」を引き継ぎつつ、耐久性に優れた新素材「U.L.D.T.マテリアル」を採用してパワーアップしたのが「キング青木虫」です。
U.L.D.T.マテリアルとは?
「U.L.D.T. マテリアル (Ultra Low DensityTechnology=超低密度技術)」は、バークレイ独自の新素材です。
すでに「パワーポップ70」にも採用されており、ご存じの方もいるでしょう。
「U.L.D.T.マテリアル」の特徴は3つ。
- 耐久性に優れている
- 水中で時間が経っても浮力の変化が生じない
- 高浮力
簡単に言うと、ワーム感覚で使える、半ハードベイトといったところ。
特に、オフセットフックを付けても浮かせることが出来るので、フッキング率を犠牲にすることなく、これまで以上にハードカバーを攻略できるようになるでしょう。
また、高浮力のおかげで、着水音がナチュラルになるのも嬉しいポイントです。
バスによっては、本当に着水時だけにしか反応しないものもいるので、虫パターンにおいて、ここはかなり重要です。
自重がアップし、ベイトタックルでも扱える
「キング青木虫」の自重は7.6g。
ベイトタックルでも扱えるウエイトとなりました。
オフセットフックを使用することでさらに飛びやすくなるでしょう。
スナッグレス性と耐久性に優れた虫ルアー
「キング青木虫」は、オフセットフックを使用できるので、スナッグレス性に優れています。
ボディには針先を隠す溝があるので、カバーに引っかかりにくく、フックセットしやすいのも嬉しいです。
虫パターンはカバーをタイトに攻めることが多いので、このスナッグレス性は大きなアドバンテージとなります。
特に、提灯釣りをしたとき、マスバリではどうしても引っかかってしまうことがありましたが、オフセットならその心配もありません。
更に、「U.L.D.T.マテリアル」のおかげで通常のワームよりも耐久性が強く、針持ちが良いので、一匹釣ったらボロボロでお終いということもなく、コストパフォーマンスの良いルアーとなっています。
「キング青木虫」の解説動画
「キング青木虫」解説動画:青木大介プロと虫パターンを楽しみ尽くせ!!キング青木虫参上!!
ピュアフィッシングより「キング青木虫」の実釣解説動画が公開されています。
青木大介プロが高滝湖で実施した最終プロト実釣テストの模様を収録。
「青木虫」と「キング青木虫」の使い分けや推奨タックルなどについても解説もあります。
「青木虫」解説動画:青木大介プロ 桧原湖で青木虫爆釣!
青木大介プロによる、従来の「青木虫」の実釣(爆釣)動画も、虫パターンを知る上でとても参考になります。
「キング青木虫」のスペック
名称 | サイズ | 入数 | カラー | 価格 |
---|---|---|---|---|
キング青木虫 | 2インチ | 2 | 全5色 | 850円 |
「キング青木虫」のカラーバリエーション
「キング青木虫」のカラーバリエーションは全5色です。
- GP(グリーンパンプキン)
- WH(ホワイト)
- CP(チャートリュースペッパー)
- BL(ブラック)
- GRY(グレー)
まとめ
今年の夏を盛り上げてくれそうな「キング青木虫」。
スナッグレス性の高さは、実はキャスティングの精度を補ってくれるところがあります。
動画を見ていると、青木プロは何気なくキャストしているので一見気づきにくいですが、かなりキャスティングが上手く、素人があの精度でキャストするのは難しいはずです。
今までの「マスバリ+青木虫」では引っ掛かりが怖く、カバーに対してタイトにキャストできなかったアングラーも多いのではないでしょうか。
しかし、「オフセット+キング青木虫」ならカバーに対して自信を持って投げられるようになりますし、ミスキャストしても引っかからないので扱いやすく、釣りの幅を広げてくれるアイテムとなってくれます。
自分の行くフィールドに良いカバーを持っている方は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。