「秋のバス釣りでは、どんな攻め方をすれば釣れるの?」
「秋によく釣れるルアーを知りたい!」
この記事では、そんなアングラーの悩みにお答えできるように、秋のバス釣りの攻略法とおすすめルアーをまとめてみました。
難しいイメージを持つ人も多い秋のバス釣りですが、コツをつかめば、かなり楽しめるシーズンです。
秋は涼しい水温でブラックバスの活性も高くなり、活発に捕食活動を始めます。
一年で最も数釣りを楽しめる季節ですし、釣れるブラックバスも太っていることが多いです。
しかしながら、秋ならいつでも簡単にバスが釣れるというわけではありません。
秋のバス釣りは、日ごとにパターンがコロコロと変わりやすく、釣り人が魚の変化に翻弄されやすい季節でもあります。
前日に連発したポイントへ翌日来てみると、アタリひとつ無い。。。ということも多々あるのが秋という季節です。
それでは、気難しい秋という季節に安定した釣果を出すには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか?
- 秋に釣れないアングラーが陥りがちな罠
- 秋のパターンを見失う要因
とは、どのようなものでしょうか?
最も大事なことは、秋のバス釣りのゲーム組み立て方をしっかり理解しておくことです。
どの季節にも言えることですが、まずはブラックバスの状態を考えた上で、エリア選択をし、そこでの適切なルアーをセレクトをしていくことが基本となります。
闇雲に、メディアがおすすめするルアーや新商品を投げているだけでは、秋に限らず、バスは簡単に釣れませんし、バス釣りが上達しません。
まずは、秋という季節のブラックバスの状態を理解した上で、そのバスの対してどのように釣りを組み立てるのかを考えることが大切です。
このポイントをおさえれば、なぜ今回のおすすめのルアーが有効なのかが理解できてきます。
そして、理解しているからこそ、そのルアーの強みを最大限に出すことができるので、釣れるのです。
ぜひ参考にしていただいて、秋のバス釣りを思う存分に楽しんで頂けたら幸いです。
この記事はこんな方におすすめ
タップできる目次
秋のバス釣り|巻き物で釣れる楽しい季節
秋のブラックバスは広範囲に散る

秋のブラックバスを考える前に、夏のバスがどんな状態だったのかをおさらいしておきましょう。
夏のバスは、なるべく水温が低い場所にいて、その近くで捕食活動をしていました。
具体的には、インレットやバックウォーターのシェードやカバー、ウィードの中、ディープなどです。
夏のバスは、このような場所に密集しやすいので、エリアもポイントも絞りやすく、狙って釣りやすかったはずです。
秋のバス釣りが始まる目安
ここから季節が進行し、夏の終わりが近づくと、まずは小バスが夏のエリアのシェードやカバーの外側で釣れ始める傾向があります。
さらに季節が進行して秋に近づくと、これまで夏に好調だったポイントからバスが抜けて釣れなくなってくるはずです。
例年は8月のお盆明けぐらいから水の中でも秋の気配が感じられ始め、9月になると秋のバス釣りがスタートしてきます。
特に、この季節の進行のきっかけとなるのが、台風やゲリラ豪雨などのまとまった雨です。
雨が降ることで、夏の湯だった水がフレッシュに入れ替わり、季節が一気に秋に進行することも多いです。
逆に言うと、台風が来ない年や、雨が少ない年は、ズルズルと夏を引きずってしまう年もあります。
夏から秋への季節の進行具合は、だいたいこのようにしてつかむことが出来ます。
秋のブラックバスは狙いが絞りにくい
バスが夏のポイントからいなくなってしまう理由は、フィールド全体の水温が下がって、これまで暑さを凌ぐためにいた涼しいエリアにいる必要がなくなったからです。
秋になって、フィールド全体の水温が居心地の良い温度になったバスは、基本的にはベイトフィッシュを捕食するために動き回っていることが多いです。
人間と同じように、過ごしやすい気候のおかげで、食欲の秋、スポーツの秋といった具合に、活発で食欲も旺盛です。
また、寒さの厳しい冬に備えて活発に捕食するので、釣れるバスは太っていることが多いです。
食い気と活性は十分にある秋のブラックバスですが、ベイトフィッシュに付いて、広範囲に散ってしまうので、ポイントが絞りにくくなってきます。
秋は巻き物ルアーが最適な季節

そこで、教科書的には「巻きモノ」ルアーでの攻略が効果的となります。
その理由は、ワームを使ったライトリグやラバージグなどは“ピン(ピンスポット)”で攻める釣りであるのに対し、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻きモノは“面”の釣りであるため、エリアを効率的に探ることができるからです。

ライトリグなどを使った”ピン”の釣りは、アクションに時間をかけてじっくり攻めるタイプなので、基本的にバスの居場所がある程度絞れていて、ピンポイントで食わせるときにするものです。
つまり、ライトリグの釣りはバスの場所にルアーを合わせていく釣りです。
一方で、ハードルアーを使った巻きモノの釣りは、ルアーを巻くときに出る波動で魚を引き寄せて攻めていくタイプの釣りです。
こちらは、居場所のわからない魚をルアーにおびき寄せる釣りです。
なので、リトリーブスピードやアピール力を高めれば、それだけ効率よく魚を探ることができます。
面の釣り | ピンの釣り | |
---|---|---|
ルアー | バイブレーション クランクベイト スピナーベイトなど | ライトリグ ダウンショット・ネコリグ ラバージグなど |
特徴 | ルアーのパワーで バスをおびき寄せて釣る | バスの居場所に ルアーを入れて釣る |
アクション | 横の動きが得意 | 縦の動きが得意 |
メリット | 広範囲を効率よく探れる | タフなバスでも食わせる |
デメリット | 食い気のあるバスしか釣れない | 釣りに時間がかかる |
しかしながら、秋でもライトリグなどの”ピン”の釣りが出番となることも多くあります。
秋でもなかなか口を使わないタフなブラックバスもいますし、晴天無風の時は、やはりピンの釣りが強いです。
また、その日の状況によっては、横の動きよりも、フォールやシェイクなどの動きのほうが反応が良いときもあります。
そこで、考え方としては、朝夕マズメや天候がローライトのときは巻きモノの面の釣りで攻めてみて、日中に晴れて風もないようならばピンの釣りにしてみるのが良いです。

また、巻き物で魚のいるエリアを絞れたら、巻きモノで食わないバスを食わせるためのフォローとしてピンの釣りを投入していくのも効果的です。
このように、秋のバス釣りでは、巻きモノの釣りをベースとして組み立て、状況の合わせてライトリグなどのピンの釣りでフォローするのが基本的な考え方です。
秋のブラックバスが釣れない原因
実際にフィールドに出て、セオリー通りに秋のバス釣りをしてみると、なかなか安定して釣れないことがわかります。
「秋の巻物パターンだ!」と、スピナーベイトやクランクベイトをガンガン投げてみても、釣れるときはポロポロと釣れるのに、釣れない時はまったく釣れない。
これが秋の釣りの難しさです。
秋のブラックバスが釣れない原因は何なのでしょうか?
秋にバスが釣れない原因は、ポイント選択やアプローチするルアーなどの、攻め方のミスマッチによることが多いです。
そこで、秋のバス釣り攻略のコツとして、まずは4つのポイントをおさえることが大切です。
1.ベイトフィッシュに翻弄される

「秋は、バスがベイトに付いて動いている。」
と聞いて、ベイトフィッシュが見えたポイントで期待して釣りをしたけど、結局デコった。
という経験はないでしょうか?
確かに、ベイトフィッシュは大事ですが、その前に考えたいのが、やはりバスの状態です。
秋は、ベイトフィッシュも動きやすい時期なので、様々なところを活発に泳ぎまわり、動きも早いです。
そんなベイトを捕食する場合、バスはどう考えるのか?
闇雲にベイトフィッシュを追い回し続けたら、すぐに疲れますし、効率も悪いです。
バスも人間によく似ているので、なるべく省エネで楽に食べたいと考えているはずです。
そこで、ベイトフィッシュを食べやすい地形や場所に追い込む「捕食場所」を決めて、そこに来たベイトフィッシュを狙い撃ちするのが効率的だと考えているはずです。
なので、フィールドでベイトフィッシュを見かけたら、そのベイトフィッシュをバスが追い込める地形や場所があるかを考えます。
例えば、岸やボトム、ブレイクなどの地形、ウィードや様々なストラクチャーなどなど。
秋に活発に動き回るバスも、このような場所にはとまりやすくなるので、釣れる確率が高まります。
よく岸際でバスが釣れるのは、岸にベイトを追い込んでいるバスがそこにいたからで、よく見ればベイトもリンクしていたはずです。
もし捕食場所がなさそうなら、そのエリアは期待が薄いので、ベイトが見えた場合はとりあえずチェックだけしてみて、反応がなければすぐに見切ってしまってもいいでしょう。
もしあるなら、その地形に追い込むために、バスがどこで待機しているか、あるいは回遊してくるかを予想していきます。
そうすると、どこにルアーを投げていけば良いのかが見えてきます。
なので、ベイトフィッシュと捕食場所は、セットで考えていくことが大切です。
そうすることで、効率的にエリアを釣ることができて、より多くの秋のバスと出会うことができるようになります。
2.時合いとタイミングをとらえる

秋のブラックバスは、とにかく良く移動します。
それは、快適な水温でベイトを追って動きやすいということもあるでしょうし、天候の変化による冷え込みや水質の悪化を嫌って、少しでも水の良いエリアに行きたいということもあるでしょう。
河川などでは、潮の流れに乗ってかなりの長距離を泳いでいくこともあるそうです。
なので、良いエリアに食い気のあるバスが入ってくるタイミングをつかむことが大切です。
とはいえ、このタイミングをつかむのは難しく、通い慣れたフィールドでなければ運の要素も強いでしょう。
そこで、少しでも可能性を高めるために、良いポイントには、時間を変えて何度も入り直すのが効果的です。
良い条件がそろったポイントなら、先行者に叩かれた後のバスでも、いきなり時合が来て連発することもあり得ます。
また、回遊してきたバスがタイミング良く入ってきて、バタバタと釣れ出すこともあります。
3.水温

秋は、夏に比べて日照時間が短くなり、朝晩の寒暖差も激しくなります。
秋は台風の到来も多く、この季節の雨はフィールドの水温を下げ、季節の進行を早める要素となります。
そこで、おさえておきたいのが水温の変化です。
ブラックバスが最も快適に過ごせる水温は、20℃〜22℃程度と言われています。
まずは、その日の水温を目安にして、高ければ夏寄りの釣り、低ければ冬寄りの釣りに近づけると釣果に近づきやすくなります。
水温と季節の進行の目安としては、真夏は30℃以上あった水温が、28℃〜27℃を下回ってきたら初秋の釣りが開幕してきます。
更に季節が進行し、25℃程度になってくると、水の中の季節は完全に秋モードに。
そして、水温が20℃を下回る頃には、晩秋の釣りへと移行してきます。
これらの水温はだいたいの目安で、その年の暑さの程度やフィールドによって異なります。
また、
- その日の水温が急激に下がった直後なのか
- ずっとその程度の水温が安定して続いているのか
- 前日よりも上がっているのか
という条件でも、バスの状態は変わってきます。
なので、実際のフィールドの状況を見つつアジャストしていくことが必要です。
釣りに行った日の気温が暑いと感じても、実は数日前に降った雨で水温は想像以上に下がっていたということもあります。
そこで、水温はしっかりと水温計で測って確認することをおすすめします。
変化の激しい秋は、週に1回程度しか釣りに行けない一般的なバサーにとって、季節の進行の把握が難しい季節です。
「先週は秋の釣りで釣れたのに、今週はまた夏寄りの釣りに後戻りしていた」とか、「先週よりもだいぶ秋が深まっていた」ということが多々ある得る季節。
その日のブラックバスの状態と釣り方のミスマッチを防ぐためにも、こまめに水温は測っておくとバスの状態に振り回されにくくなります。
秋に釣る人は、水温の変化をしっかりチェックしているものです。
面倒がらずに水温を測ることは、必ず良い釣果につながるでしょう。
おすすめの水温計
ダイワ 非接触式 水温チェッカー

特におすすめの水温計は、非接触式タイプの水温チェッカーが便利です。
水に触れずに一瞬で水温を測れて、表示もデジタル数値で見やすくてかなり快適です。
こちらの水温計は、バスプロの青木大介さんもオカッパリで使っていました。
釣り場でも度々使われているのを見る人気の水温計です。
おすすめ度:

スミス 水温計 アルミケース 127mm

安く済ませたい場合はスミスの水温計がおすすめです。
アナログなので水温を測るのにやや時間がかかりますが、電池切れの心配もなく、正確に水温を知ることができます。
おすすめ度:

ターンオーバー

最後に注意したいのがターンオーバーです。
ターンオーバーは、秋によくある気温の急激な冷え込みによって起こります。
水温の低い水は比重が重いため、寒い早朝に、水面の水が冷やされて一気に底へ沈み込みます。
すると、湖底に溜まっていた低酸素の悪い水が上に押し出されてしまい、エリア全体が低酸素状態になってしまう現象です。
要するに、湖底の汚い水が上がってきて、水質が悪くなる状態です。
ターンオーバーが起こると、ブラックバスは酸欠状態となり、活性が下がってしまいます。食欲もなくなるので、釣り自体がかなり難しくなってしまいます。
ターンオーバーの見分け方
ターンオーバーが起きているかを見分けるには、水面を竿でかき回して見ると良いです。
ターンオーバーが起きていれば、湖底の汚い水が水面に上がってきているため、かき混ぜてできた泡が消えにくいはずです。
いつもよりも水が濁っていて汚いなど、怪しいと思ったら、ロッドで水面をかき回して様子を見てみると良いでしょう。
また、ターンオーバーが起きる前兆には、気温の急激な冷え込みに加えて、強風もあります。
風が吹くことで、より一層、悪い水の撹拌が強まってしまうからです。
ターンオーバーが起きてしまった場合は、ブラックバスの活性が下がっているので、食い渋るバスに対処する釣りに切りかえていく必要があります。
ターンオーバー時の釣り方
ターンオーバー時のブラックバスは、カバーやストラクチャーなどに付いて水質が良くなるまで休んでいる状態になります。
ターンオーバーで活性が下がったブラックバスを釣るには、下記の2つの方法が有効です。
- バスの目の前にピンポイントでルアーを入れる
- リアクションバイトを狙う
基本的には、食い気が低下しているため、魚の位置を的確につかんでルアーを通す必要があり、シビアな釣りを強いられます。
プロのトーナメンターでも、強烈なターンオーバーが起きた時はノーフィッシュが多発するほどに難しいです。
ターンオーバーの影響を避けた釣りもあり
別の手段としては、ターンオーバーの影響を受けにくいエリアやフィールドを探して攻めるというアプローチもあります。
ターンオーバーの影響が少ないエリアとは、湖底に悪い水の溜まりにくいハードボトムのシャローや、新鮮な水が入りやすい流れ込みです。
このようなエリアでは、水質が悪くなりにくいか、回復しやすいので、活性の良いバスが入れ替わりで入って来ることがあります。
こんなエリアを見つけた場合は、秋の定番である巻物のハードルアーで探ってみると良い結果が得られるはずです。
また、水深の浅い皿池や、流れのある河川などでは、物理的にターンオーバ自体が起きないこともあります。
このようなフィールドでは、水温の低下によってバスの活性も下がって入るものの、ターンオーバーよりは影響が少ないです。
秋の急な冷え込みが合った直後は、このようなフィールドを積極的に狙ってみるのもいいでしょう。
秋のバス釣りでおすすめのポイント
ここからは、秋のバス釣りをフィールド別に解説していきます。
それぞれのフィールドの特性をおさえ、状況に合わせて秋の釣りを組み立ててみてください。
秋の野池

秋のブラックバスは、活性が高く、広範囲に散る傾向があるため、全域を歩いて周れるような小規模な野池は釣りやすくておすすめのフィールドです。
オカッパリで一日で一周できる規模なら、野池全域をくまなく打てるので、散ってしまったバスでも釣れる確率も高いです。
秋の野池のバス釣りは、一年でも最も簡単に釣れて楽しい季節のはずです。
基本的には、秋のセオリー通りに巻き物ルアーで良く釣れますし、フォローでワームを使った食わせの釣りを入れていけば数釣りも楽しめるでしょう。
ただし、人気でプレッシャーの高い野池の場合、秋口からすでに巻き物ルアーで叩かれまくっているため、難易度は高くなります。
その場合は、魚はいるのにハイプレッシャーで食わない状況となってしまいます。
このときの打開策は3パターンあります。
1つ目は、リアクションで食わせる方法です。
メタル系やリアクションダウンショットの速い動きで食わせたり、シャッドなどを何度も通して口を使わせるなど。
2つ目は、ルアーの持つパワーでスイッチを入れて食わせる方法です。
これはデカバスに対して有効な方法で、多くの釣人が投げているルアーよりもパワーのあるルアーを入れて、バスにスイッチを入れて釣る方法です。
1/2oz以上のスピナーベイトやチャターなどを早巻きして強烈な波動を出すように使うと、これまで全く反応しなかったバスがどこからともなくすっ飛んでくることもあります。
他にも、シャッドやミノーの早巻きや、大きめのビッグベイトのサイズ感でスイッチを入れる方法などもあります。
3つ目は、新製品に頼る方法です。
新製品は、バスがまだ見慣れていないため見切られにくく、釣れる確率も上がります。
例えば、この記事でも紹介している「ギーラカンス」や「ヴァラップミノー」は、まだ使っている人も少なく、かなり良く釣れるルアーとなっています。
もちろん、新製品にも当たり外れがあるので慎重に選ぶ必要がありますが、良く釣れる新製品は、「こんなにバスがいたのか?」と思わされるほどよく釣れることが多々あります。
自分の力と言うよりも、ルアーの力で釣っている感じがするかもしれませんが、どんな釣りも、やはり釣れると楽しいですし、特に釣果を重視したい方は、新製品に頼っても良いと思います。
秋のウィードレイク
ウィードエリアは巻き物ルアーが引っかかりやすいので、よく釣れるのに敬遠する人が意外と多いのですが、良く釣れるパターンとなります。
夏のあいだはウィードの中に潜っていたデカバスも、秋には外に出てきやすくなるので、ウィードまわりを巻くと良く釣れます。
ウィードに引っかかりにくいスピナーベイトやチャターをはじめ、クランクベイトも効果的です。
クランクベイトを使う場合は、ウィードのアウトサイドを巻いたり、ウィードトップをたまにタッチするように巻いてきます。
秋の河川

秋の河川では、水温の安定しやすい中流域での釣りがおすすめです。
その理由は、夏場に水温が低い上流域に集まっていたブラックバスやベイトフィッシュたちが、秋になって水温が下がるタイミングで中流〜下流域に魚が降りてくるからです。
川は常に流れがあるため、秋特有のターンオーバーの影響を受けにくいこともあり、他のフィールドよりも活性が下がりにくいのが特徴です。
ただし、流れに乗って魚が移動しやすいため、場所を絞るのは難しいです。
そこで、まず押さえたいのは、やはりベイトフィッシュです。
あとは、移動の中でも魚が休憩できるウィードや杭など、ストラクチャーが絡んでいるエリアを優先して狙っていくと効率的です。
おすすめのルアーは、チャターやスピナーベイト。
野池のところでも紹介しましたが、チャターベイトの場合は、巻いてサーチしつつ、縦ストにフォールさせて狙うこともできるので特におすすめです。
トレーラーには、やはりシャッドテールワームを付けるとアピール力も増して良いです。
その他には、秋定番のバイブレーションやクランクベイトも効果的です。
小魚が打ち寄せられる護岸沿いなら、シャッドルアーもよく釣れます。
秋の河川では、同じポイントで何度も釣れやすい
毎年同じ河川に通っている場合は、去年釣れたポイントで今年も釣れる可能性が高いです。
その理由は、河川の場合、移動するブラックバスが休憩するポイントが必ずあるからです。
このようなポイントは、魚にとって居心地が良く、エサ場に近いなどの利便性もあって好都合です。
新しい魚が潮の流れに乗って入れ替わりで次々と入って来ます。
一度釣っても、時間をあけて入ると、違うバスがまた釣れる、ということがよくあるので、釣れたポイントはしっかりと記録しておくと役立ちます。
秋のリザーバー・ダム湖

秋のリザーバーのブラックバスは、決まったルートを回遊しながらベイトフィッシュを捕食していることが多くなります。
秋口は夏に引き続きインレットはまだまだ釣れやすいポイントです。
また、複合的な要素が絡んだ岬まわりは要チェックポイントとなります。
岩盤や岩場、立木の絡んだ岬は重点的に狙い撃っていきたいところです。
ルアーは、ボトムにコンタクトさせやすい巻き物が良いです。
特に岩場や岩盤エリアでは、岩にコンタクトさせたときにバイトが多発します。
そこで、クランクベイトやスピナーベイト、チャターベイトなどがおすすめです。
岩場では、岩陰から急に出てきた小魚を演出するようにジャークベイトを使ってもよく釣れます。
水温が下がり、18℃を下回ってくると、魚が深場を意識し始めるので、中層〜ディーブを狙えるルアーや、ジグ系に切り替えていくと良いです。
秋にブラックバスを釣りやすい時間帯と天候
秋の朝一・朝マズメ

夏と同様に、秋のバス釣りでも、朝一や朝マズメはよく釣れる時間帯です。
夏に比べてさらに水温が快適になり、より活発にシャローでベイトフィッシュを追いかけるようになります。
特に、体力のあるデカバスはこの時間帯に釣れやすいです。
朝一や朝マズメは、トップウォーターにも反応しやすいので、大きめのルアーでデカバスを狙ってみてもいいでしょう。
ただし、やはり注意したいのは、気温が下がったときのターンオーバーです。
また、晩秋になって気温が下がると、朝の冷え込みがブラックバスの活性を下げる要因となります。
この場合は、冷え込みの影響を受けにくいカバーに入り込むので、パワーフィネスが効果的となります。
気温が上がる日中になると、バスが浮き始めるので巻き物で釣れ始めます。
秋の夜釣り

秋の夜釣りは、普通に良く釣れます。
夜はやはりデカバスが釣れる確率が高まるので、デカバス狙いの方にはおすすめです。
ブラックバスは、夜でも目が見えるのですが、光を捉える細胞の数は大きく成長したバスのほうが多くなります。
そのため、デカバスのほうが夜に目が聞きやすいと言われています。
夜や、薄暗がりの朝・夕にデカバスが出やすいのはこのような理由からでしょう。
秋の夜釣りでは、スピナーベイトやチャターベイト、シャッドテールワームなどがおすすめです。
巻いて使えるのと同時に、暗くてもライン絡みなどのトラブルが少ないからです。
ただし、夜釣りは危険を伴うので、ライフジャケットやライトなどを、しっかりと準備をして行きましょう。
また、近隣に迷惑にならないようにマナーを守ることもマストです。
秋の雨

秋は天候も変化しやすく、秋晴れという言葉もある一方で、秋雨前線も発生し、雨が降りやすい季節です。
秋の雨は、季節を進行させる重要な要素となります。
まだ暑さの残る初秋の雨は、夏の湯だったフィールドの水をフレッシュにしてくれて、ブラックバスにとって好影響を与えることが多いです。
夏の雨と同様に、活性が上がり、場合によっては入れ食いに近いほど爆発することもあります。
スピナーベイトやチャター、クランクベイトなど、強いルアーが効果的になってきます。
逆に、秋後半の冷たい雨は、フィールドの水温を下げて冬に近づけるため、バスの活性を下げる要因となります。
冷え込みで活性の下がったバスは、釣るのが非常に難しくなります。
そのため、リアクション要素の強いバイブレーションやクランクベイトの早巻きなどを使うか、冬の釣りとなるメタル系やリアクションダウンショットなどで絞り出していく展開になります。
秋のバス釣りおすすめルアー31選
秋のバス釣りにおすすめのルアーを、ハードルアーとワームから厳選して、合計31アイテムをまとめてみました。
秋のおすすめルアー
実際に使っていて秋によく釣れている実績のあるルアーをピックアップし、なぜ秋にこのルアーがおすすめで効果的なのかも合わせて解説してみました。
少々文章が長くなってはいますが、ルアーの特徴をしっかりと理解するためにもぜひ読んでいただけたら幸いです。
まずは、秋の定番である巻きものハードルアーから見ていきましょう。
秋のおすすめハードルアー19選
これまで解説してきたように、広範囲に散ってしまった秋のブラックバスは、アピール力のある「巻きもの」ルアーでテンポよく探っていくのがベーシックな釣り方です。
おさらいになりますが、まずは、このように散ってしまったブラックバスの居場所を探り、釣れるエリアとレンジを把握していくことで、その日の状況を予測していくのが効率的です。
バスが多いエリアとレンジをつかめたら、釣りの精度をより高めていきましょう。
一定のレンジを通しやすいスピナーベイトやクランクベイトを使ったり、カラーやリトリーブの速度を変えてみることで、その日に釣れるルアーやアクションを探っていきます。
魚の活性が高い秋は、このプロセスを繰り返すことで、パターンにハマってバスが入れ食い状態になることもあります。
ここまでパターンがつかめると、本当に楽しい季節です。
秋のおすすめスピナーベイト3選

秋にオススメの巻き物と言えば、やはりスピナーベイトです。
スピナーベイトはアピール力が強く、また障害物の回避能力も高いので、ひとつで様々なポイントをチェックすることが出来て、非常に便利です。
トレブルフックの付いたプラグではスタックしてしまうようなところでも探ることができるので、特にカバー周りでは積極的に投入していきたいルアーです。
おすすめのサイズとタックル

オカッパリでシャローを狙うなら、基準となる重さは3/8ozです。
ブレードタイプは、初心者の方はウィローリーフとコロラドを組み合わせた「タンデムウィロー(TW)」がおすすめです。
タックルはベイトロッドのM〜MHクラスに14lb前後のフロロラインが扱いやすいです。
風が吹いたらスピナーベイト
「風が吹いたらスピナーベイト」と言われているように、実際に風が吹いてさざ波が立っているような状況でのスピナーベイトは強く、季節を問わずよく釣れます。
風によって撹拌された岸際にプランクトンが集まり、それを捕食する小魚たちも岸際に集結。
それを狙ったバスが、小魚の群れを模したスピナーベイトにバイトしやすくなるのだと考えられます。
風が吹き始めたら、ウィンディーサイドでぜひ投入してみてください。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ボトムアップ ビーブル![]() | 5 | ・傑作スピナーベイト ・扱いやすい ・初心者におすすめ | Amazon | 楽天市場 |
OSP ハイピッチャー![]() | 5 | ・定番のスピナーベイト ・コンパクトだけど強い ・価格がリーズナブル | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン Dゾーン![]() | 4.5 | ・スレバスに効く ・他のスピナーベイトで 釣れない魚も釣れる ・切り札的スピナーベイト | Amazon | 楽天市場 |
ボトムアップ ビーブル

スピナーベイトで釣りたいなら、ボトムアップの「ビーブル」を投げていれば間違いないと言っていいほど良く釣れる、スピナーベイトの傑作です。
コンパクトなサイズ感ながら、スプリッターの起こす横振動がスカートをしっかりと揺らし、引き感もしっかりと手元に伝わるので扱いやすいです。
浮き上がりにくく、早巻きでも破綻しないバランスの良さもビーブルならではのものです。
スピナーベイトで釣ったことがないという方や、使い方に自信がないというには特にオススメです。
- 扱いやすくレンジコントロールしやすい
- コンパクトサイズで食わせ能力が高い
- 初心者でも使いやすい
- 価格がやや高価
- とにかくスピナーベイトで釣りたい方
- スピナーベイトを使ったことのない方
重さ | ブレード | 定価(税抜) |
---|---|---|
3/8oz | TW・DW | 1,400円 |
1/2oz | TW・DW | 1,400円 |
おすすめ度:

OSP ハイピッチャー

OSPのハイピッチャーは、コンパクトなボディに強力なアピール力で、ハイプレッシャー下でもバスを寄せてバイトに持ち込む力を持つスピナーベイトです。
上述のビーブルがスピナーベイトの傑作なら、ハイピッチャーはスピナーベイトの定番と言えるでしょう。
ブレード形状にこだわりがあり、リトリーブ時の振動がヘッドにしっかりと伝わるため、巻き感がしっかりとしていて、レンジキープもしやすいです。
カラーもウエイトも細かくラインナップされているので、状況によって使い分けしやすいのも良いところです。
種類が多すぎて迷ってしまう方は、とりあえず3/8oz(ブルービーズ)のタンデムウィロー(TW)を選んでください。

カラーは、「チャートバックアユ S39」がどこでも使えてオススメですが、自分が釣れそうだと思った色でOKです。
- 巻き感が強く、レンジキープしやすい
- 初心者でも扱いやすいスピナーベイト
- 価格がリーズナブル
- 魚を釣るとワイヤーがやや曲がりやすい
- スピナーベイトで釣ったことがない方や、苦手な方
- 初心者の方
重さ | ブレード | 定価(税抜) |
---|---|---|
1/4oz | TW・DW | 1,300円 |
5/16oz | TW・DW | 1,300円 |
3/8oz | TW・DW | 1,300円 |
1/2oz | TW・DW | 1,300円 |
5/8oz | TW・DW | 1,300円 |
おすすめ度:

エバーグリーン Dゾーン

エバーグリーンのDゾーンは、20年以上釣れ続け、そして売れ続けているロングセラーのスピナーベイトです。
最大の特徴は、ワイヤーをあえて極限まで細くしているところです。
これによって、水の撹拌能力とアピール力を最大限に引き出しており、特に他のスピナーベイトでは見切られるようなスレバスでも食わせる力を持っています。
特にハイプレッシャー時やタフコンディション時に強く、他のスピナーベイトでは反応しない状況でもバスを釣ってしまうパワーがあります。
ただし、良いサイズのバスを釣るとワイヤーも曲がりがちで、実釣性能と耐久性のバランスは諸刃の剣といったところでもあります。
いわば、スピナーベイトの切り札的な存在です。
- スレバスによく効くスピナーベイト
- 他のスピナーベイトでは釣れない魚でも釣ってしまう
- カラーバリエーションが豊富
- ワイヤー強度が弱め
- 価格が高価
- ハイプレッシャー時にスピナーベイトで釣りたい方
重さ | ブレード | 定価(税抜) |
---|---|---|
3/8oz | DW・TW・DI | 1,600円 |
1/2oz | DW・TW・DI | 1,600円 |
3/4oz | DW・TW | 1,600円 |
おすすめ度:

秋のおすすめコンパクトスピナーベイト2選

サイズを問わず、小さくても数を釣りたいという方におすすめの巻き物ルアーがコンパクトスピナーベイト(小型スピナーベイト)です。
上で紹介した通常サイズのスピナーベイトよりも小型で、重さはだいたい1/4ozくらいのものになります。
小ぶりなのでアピール力は落ちますが、逆に食わせ能力は高く、通常サイズのスピナーベイトで食い渋ったときでもバスを絞り出せる力も持っています。
このサイズのスピナーベイトなら、20cmクラスの小バスでも釣れるので、スピナーベイトに苦手意識を持っている方や、まだ釣ったことがない方でも楽しく数釣りができるはずです。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ボトムアップ チビーブル![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・扱いやすい | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン Dゾーンフライ![]() | 4.5 | ・実釣能力が高い | Amazon | 楽天市場 |
ボトムアップ チビーブル

チビーブルは、スピナーベイトの傑作ビーブルのダウンサイジングモデルです。
ビーブルの実釣能力を受け継いで、サイズがコンパクトになったことで、さらにバスのバイトを得やすくなっています。

ビーブルを通した後にチビーブルを通すと、さらにバイトを得られることもあり、そこにいるバスを根こそぎ釣ってしまうのではないかと思うほどに良く釣れます。
小さいサイズながらも、スプリッターのおかげでブルブルと巻き感が良く、イメージが付きやすいので、初心者でも扱いやすいです。
レギュラーサイズのスピナーベイトでは難しそうだと感じる方も、チビーブルのサイズ感なら釣れるイメージが湧きやすく、オススメです。
- 小バスの数釣りにも最適
- 小さいのに扱いやすいスピナーベイト
- バイト数が多く取れる
- 価格がやや高価
- スピナーベイト初心者の方
- とにかくスピナーベイトで釣ってみたい方
重さ | ブレード | 定価(税抜) |
---|---|---|
1/4oz | TW・DW | 1,250円 |
3/8oz | TW・DW | 1,300円 |
おすすめ度:

エバーグリーン Dゾーンフライ

Dゾーンフライは、先に紹介したDゾーンのコンパクトバージョン。
「スモールワームにすら釣り勝てる」と謳うように、とにかく良く釣れる、実釣能力のかなり高い小型スピナーベイトです。

Dゾーンと比較すると、かなりコンパクトになっているのがわかります。
サイズは1/4ozのみで、上で紹介したチビ―ブルよりもさらにコンパクトなスピナーベイトです。

タックルは、ベイトの場合はベイトフィネスタックルが扱いやすいでしょう。
スピニングでも扱うことは可能ですので、ベイトタックルがない方でもスピナーベイトに挑戦できます。
ライトリグでは釣ったことがあるけど、スピナーベイトは自信がないという方は特にオススメです。
とにかくコンパクトなサイズなので、手に持ってみれば「これなら釣れそう」と思えるはずです。
- 小さなサイズでとにかく良く釣れる
- 小バスの数釣りにも最適
- 初心者でも使いやすい
- 価格がやや高価
- スピナーベイトが苦手な方
重さ | ブレード | 定価(税抜) |
---|---|---|
1/4oz | SW・TW・DW | 1,350〜1,500円 |
おすすめ度:

秋のおすすめチャターベイト3選

チャターベイトも秋に出番の多い万能型のルアー。
チャターは、ブレードの金属音と、フラッシングによる強いアピール力が特徴です。
スピナーベイトとチャターベイトの使い分けとしては、基本的にはスピナーベイトよりも速く巻きたいときや、狙うレンジが浅い時はチャターを使います。
また、チャターはカバーやストラクチャーにやや弱いので、根掛かりしやすいところを狙う場合はスピナーベイトを使います。
しかし、実際には投げてみないと魚の反応がわからないことも多いので、両方持っておくと安心です。
チャターのトレーラーに付けるワームは、基本的にはシャッドテールワームがオススメです。
このトレーラーワームの使い分けによってもアクションや波動に違いが出るので、何を付けるか考えるのも楽しみの一つです。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
エバーグリーン ジャックハンマー ![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・バランスが良い ・実釣能力が高い | Amazon | 楽天市場 |
ノリーズ フラチャット![]() | 4.5 | ・レンジキープしやすい ・根掛かりしにくい | Amazon | 楽天市場 |
ダイワ スティーズ カバーチャター ![]() | 4 | ・カバーに強い ・バランスが良い ・初心者にもおすすめ | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン ジャックハンマー

「チャターと言えばジャックハンマー」と言うくらい良く釣れる、定番のチャターベイトです。
アメリカB.A.S.S.の最高峰トーナメント エリートシリーズのプロ達の多くも愛用するほどで、世界で最も賞金を稼いでいるチャターベイトです。
もちろん日本でも、その実釣能力は圧倒的です。
名前にハンマーとつくように、手元にしっかりと振動が伝わってくるのでレンジキープもしやすく、アクションをイメージしやすいので扱いやすいです。
チャターベイトを初めて使う方には、特におすすめしたいルアーです。
トレーラーには4〜5インチ程度のシャッドテールワームがおすすめです。
迷った場合は、後でご紹介する同じエバーグリーンの「ヘッドシェイカー5インチ」がおすすめです。
- 振動が手元によく伝わるので、レンジキープしやすい。
- 振動と音によるアピール力が強力。
- スローから早巻きまでアクションが安定していて使いやすい。
- ガードがないのでハードカバーは厳しい
- チャターベイトでとにかく釣ってみたい方
- チャターベイト初心者の方
重さ | 適正レンジ | 定価(税抜) |
---|---|---|
3/8oz | 0.3~1m | 1,250円 |
1/2oz | 1~2m | 1,250円 |
3/4oz | 2~3.5m | 1,300円 |
1.2oz | 3.5~6m | 1,350円 |
おすすめ度:

ノリーズ フラチャット

ノリーズのフラチャットは、浮き上がりにくく、障害物回避能力の高いチャターベイトです。
一見すると、ガードもないため、カバーには弱そうに見えますが、フラチャットはアイの位置が他のチャターと比べて後方にあるため、カバーに当たってもかわしやすい構造になっています。

また、このアイの位置により、水を受けて浮き上がりにくいので、水平姿勢でレンジキープをしやすくなっています。
例えば、秋の冷え込んだタイミングなどで、ボトムの沈み物に付いているバスを狙う際に、ボトムスレスレをたまにコンタクトするような速度で引いてくるのに使いやすいです。
やや玄人向きに思われているチャターかもしれませんが、扱いやすく良く釣れるオススメのルアーです。
- 根掛かりしにくく、レンジキープしやすい
- 扱いやすく良く釣れるチャター
- アップヒルで使うとボトムを叩きやすい
- チャターをライトカバーに絡めて使いたい
- チャターでボトム付近を狙いたい
重さ | 定価(税抜) |
---|---|
10g | 1,300円 |
14g | 1,300円 |
18g | 1,300円 |
おすすめ度:

ダイワ スティーズ カバーチャター

カバーチャターという名の通り、ブラシガードによる高いウィードレス性能を備えたチャターベイトです。
障害物回避性能が良いので、カバーに対して積極的に投げることができ、カバーにタイトに付くバスを狙うのに適しています。
根掛かりしにくいので、このルアー一つで様々なポイントを攻めることもできて、荷物が限られるオカッパリではとても便利なルアーです。
バランスが良く、扱いやすいので、初心者にもオススメです。
- カバーに対して積極的に攻めることができる
- 根掛かりしにくいチャターベイト
- ブラシ付きなのでフッキング性能はやや落ちる
- カバーを積極的に攻めたい方
- チャターを初めて使う方や初心者の方
サイズ | 定価(税抜) |
---|---|
1/4oz | 1,100円 |
3/8oz | 1,100円 |
1/2oz | 1,100円 |
おすすめ度:

秋のおすすめクランクベイト3選

巻き物ルアーでスピナーベイトと双璧をなすのがクランクベイト。
クランクベイトはスピナーベイトよりも速いルアーなので、よりテンポ良く秋の散ったバスをサーチできます。
クランクベイトの強みのひとつは、強いアピール力と、誰が引いても一定のレンジを巻けるレンジコントロール能力です。
また、冷え込んだタイミングなどで、ワームに全く反応しなくなった魚に対して口を使わせることができるのも特徴です。
表層などの浅いレンジを攻めたり、ボトムや障害物にコツコツとコンタクトさせてリアクションバイトを狙うこともできます。
クランクベイトとひとくちに言っても、様々な種類があり、その特徴を使い分けることが釣果に繋がります。
まずは初心者でも扱いやすい、オカッパリでよく使うシャロークランクをご紹介していきます。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ダイワ ピーナッツ![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・価格が安い ・手に入りやすい | Amazon | 楽天市場 |
OSP ブリッツ![]() | 5 | ・扱いやすい ・根掛かりにくい ・初心者におすすめ | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン ワイルドハンチ![]() | 4.5 | ・スレバスに効く ・タフコンに強い | Amazon | 楽天市場 |
ダイワ ピーナッツ

昔からクランクベイトの定番といえば、40年以上の歴史を持つダイワの「ピーナッツ」です。
全長50mmで約9gというやや小ぶりなサイズ感ながら、ベイトタックルでも無理なく扱えるクランクベイト。
長い歴史を経ても、今なお売れ続けているのは、やはり「釣れるクランクベイト」だからです。
アクションは、ロール混じりのウォブルで強すぎず、やはり日本のバスにちょうど良い強さです。
潜行角度も緩めなので、レンジキープもしやすく、初心者の方でも使いやすいクランクベイトです。
小バスも釣りやすく、秋の数釣りには最適です。
価格が安いのも良いところ
また、ピーナッツの良いところは価格が安いということです。
昨今の新製品ルアーは、ひとつ2,000円程度することも多く、非常に高価になってきています。
それに対して、ピーナッツの定価は800円と、約半額。
釣り人の大きな味方です。
もし根掛かりしても、負うダメージも半分で済みます。
安いとは言え、実釣能力は高価なルアーに負けず劣らずで、良く釣れます。
オカッパリならSRかDRがおすすめ

オカッパリでシャローで使うなら、潜行深度1mの「ピーナッツSR」か、潜行深度1.5mの「ピーナッツDR」がおすすめです。
根掛かりが多そうな場所では、長いリップがフックをガードして障害物をかわしてくれる「DRタイプ」がオススメです。
気軽に買える価格なので、とりあえずクランクベイトを使ってみたいという入門用には、ピーナッツは特にオススメのルアーです。
- 安いのに良く釣れる
- 初心者でも使いやすい
- 入手しやすい
- やや根掛かりしやすい
- 初心者の方
- 安くても釣れるルアーを使いたい方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
ピーナッツSSR | 50mm | 8.6g | 0.5m | フローティング | 800円 |
ピーナッツSR | 50mm | 8.9g | 1m | フローティング | 800円 |
ピーナッツDR | 50mm | 9.2g | 1.5m | フローティング | 800円 |
ピーナッツDDR | 50mm | 9.5g | 2m | フローティング | 800円 |
おすすめ度:

OSP ブリッツ

OSPのブリッツは、やや波動が強めのベーシックなクランクベイトです。
基盤リップに加え、固定重心で浮力が高いのでキビキビとしたレスポンスの良い、タイトなウォブルアクションが特徴です。
手元にしっかりとアクション時のブルブルが伝わってくるので、操作感が良く、初心者でも使いやすいです。
巻いているだけでも「クランクベイトを使っている」という感じがして楽しくなるはずです。
ブリッツはボディがややフラットサイドになっており、水押しが強くて明滅効果も強く出せます。
根掛かりにも強いので、軽いカバーなら難なくすり抜けてくれます。
オカッパリのシャロー使うなら、潜行深度が1.8mのSRにあたる普通の「ブリッツ」が良いでしょう。
クランクベイトでまだ釣ったことがない方や、苦手意識のある方は、この秋にブリッツをぜひ使ってみてください。
クランクベイトの楽しさを味わえるはずです。
- 巻き感が強く、アクションをイメージしやすく扱いやすい
- 根掛かりに強めなので、ライトカバーにも入れられる
- ウィードなどのソフトストラクチャーに弱め
- クランクベイトが苦手な方、あまり使ったことがない方
- 初心者の方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
ブリッツ | 53mm | 9g | 1.8m | ハイフローティング | 1,700円 |
ブリッツMR | 51.5mm | 9.5g | 2.4m | ハイフローティング | 1,700円 |
ブリッツDR | 53mm | 11g | 3.5m | フローティング | 1,700円 |
おすすめ度:

エバーグリーン ワイルドハンチ

エバーグリーンのワイルドハンチは、クランクベイトながら強すぎない波動で食わせ能力が非常に高いルアーです。
上で紹介したブリッツのような強めの波動を持つクランクベイトでは食わない、という時はこのワイルドハンチが出番となります。
天候が荒れている場合や、バスの活性が高くてアピール力が欲しい場合はブリッツの方が合っているでしょう。
ワイルドハンチは、反対に、それほど天候が荒れていない状態や、ハイプレッシャーでタフになってしまった状況でも魚を絞り出す力があります。
普段通っているフィールドが、釣り人が多くてプレッシャーが高い人には特におすすめのクランクベイトです。
- 弱めの波動でスレバスによく効く
- ハイプレッシャーに強いクランクベイト
- アピール力が弱いので、魚を寄せる力が弱い
- ハイプレッシャーなフィールドでスレバスを釣りたい方
- 1匹でも多くクランクベイトで釣りたい方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
ワイルドハンチ SR | 52mm | 10g | 0.5m〜1.0m | フローティング | 1,600円 |
ワイルドハンチ | 52mm | 9.6g | 1.2m〜1.6m | フローティング | 1,600円 |
おすすめ度:

秋のおすすめタイニークランク2選

レギュラーサイズのクランクベイトに加えて、秋にもうひとつ用意しておきたいのがタイニークランクです。
出番としては、小バスの数釣りをしたい場合や、レギュラーサイズのクランクベイトでは食わないほどタフな状況で効いてきます。
サイズが小さいため、バスの口に吸い込みやすく、低水温でバスの活性が下がったときのショートバイトでも、タイニークランクなら掛けることが出来ます。
タイニークランクは軽いので、タックルはベイトフィネスタックルが使いやすいですが、スピニングタックル(PEラインがおすすめ)でも扱うことが出来ます。
まだクランクベイトで釣ったことがないという方や、小バスでも良いからクランクベイトで釣ってみたいという方には特にオススメです。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
OSP タイニーブリッツ![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・扱いやすいタイニークランク ・スレバスによく効く | Amazon | 楽天市場 |
ラッキークラフト クラッチ![]() | 4.5 | ・扱いやすい ・スレバスによく効く ・秋の冷え込みに強い | Amazon | 楽天市場 |
OSP タイニーブリッツ

タイニーブリッツは、上でご紹介したブリッツのダウンサイジングモデルです。
オリジナルのブリッツと並べて比較するとわかるように、タイニーブリッツはかなり小さくなっており、ハイプレッシャーな状況でもバスがバイトしやすいクランクベイトです。

また、20cmクラスの小バスもよく釣れるので、サイズを問わない数釣りにも最適です。
小さいながらも、ブリッツ特有のアピール力の強さも兼ね備えているので、ライトリグでは時間がかかってしまうようなエリアでも、タイニーブリッツならテンポよくバスを拾っていくことが出来ます。
スピニングタックルでも使うことができて、根掛かりにも強く、引き感もしっかりしていて扱いやすいので、初心者にもおすすめ。
オカッパリで使う場合は普通のタイニーブリッツ(SRにあたる)かタイニーブリッツMRが使いやすいです。
クランクベイトが苦手な方や、クランクでとにかく釣ってみたいという方はぜひ使ってみてください。
- 一口サイズなのでスレバスによく効く
- 小ぶりサイズながら、アピール力がある
- 小さいのに巻き感があって操作性もよく、使いやすい
- 価格がやや高価
- クランクベイトでまずは1匹バスを釣ってみたい方
- スピニングでクランクベイトを使ってみたい方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
タイニーブリッツ | 46mm | 6.5g | 1m | フローティング | 1,600円 |
タイニーブリッツMR | 44mm | 6.3g | 2m | スローフローティング | 1,600円 |
タイニーブリッツDR | 45mm | 6.7g | 3.4m | フローティング | 1,600円 |
おすすめ度:

ラッキークラフト クラッチ

ラッキークラフトのクラッチも、人気のある定番タイニークランクベイトです。
価格が比較的安いのも魅力の一つです。
種類がたくさんありますが、同じクラッチでも、それぞれのモデルでアクションの質がかなり異なります。

オカッパリでシャローで使う場合は基本的にMRが良いでしょう。
MRモデルは、クラッチシリーズ内で最も小ぶりながら、アクションが強く、根掛かりにも強くて秋には特におすすめです。
特に、やや冷え込んだ時期に強い使い方ですが、ハードボトムのシャローフラットをボトムノックしながらテンポよくバスを釣って行けます。
その他には、シャローでもボトムに当てたくない場合はSRモデル、また、アピール力を下げたい場合は、シャッド寄りのアクションをするXDモデルがおすすめです。
- 一口サイズなのでスレバスによく効く
- 目的に合わせてタイプを使い分けられる
- 価格が安い
- 種類が多く、特徴を生かした使い分けが必要
- 秋の冷え込みで難しいバスをテンポよく釣っていきたい
- コスパ良くタイニークランクを楽しみたい
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
クラッチSR | 45mm | 6.6g | 0.6m | フローティング | 1,200円 |
クラッチMR | 42mm | 6g | 1.5m | フローティング | 1,200円 |
クラッチDR | 42mm | 6.6g | 2.5m | フローティング | 1,200円 |
クラッチXD | 45mm | 6.4g | 2m | フローティング | 1,200円 |
おすすめ度:

秋のおすすめディープクランク3選

横の動きにバスの反応が良くなる秋は、ディープクランクも良く釣れる季節です。
琵琶湖や河口湖などのウィードレイクでは、風での底荒れや、ターンオーバーなどで悪くなった水を嫌って、沖に出ていたバスがウィードに着くタイミングがあります。
そんなバスに、横の動きで食わせるのにディープクランクが効果的となります。
また、リザーバーなどでは、回遊するバスに対してブレイクに追い込ませるようにディープクランクを巻いてくることで、デカバスを狙っていけます。
この使い方は、アップヒルとなるオカッパリでも使えます。
ディープクランクはデカいバスを狙って釣りやすく、特に秋は活躍してくれるルアーです。
秋の小バスに飽きて、デカバスを釣っていきたい方は、ぜひこの秋に試してみてください。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
OSP ブリッツMAX DR![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・良く釣れる ・ウィードに強い | Amazon | 楽天市場 |
メガバス ディープX300![]() | 4.5 | ・名作ディープクランク ・性能のバランスが良い ・使っていて疲れにくい | Amazon | 楽天市場 |
ノリーズ ショットオーバー5![]() | 4 | ・デカバスに効く ・根掛かりにくい | Amazon | 楽天市場 |
OSP ブリッツMAX DR

OSPのブリッツMAX DRは、扱いやすく、とにかく良く釣れるディープクランクです。
タイトアクションながら手元にはしっかりと振動が伝わり、ディープクランクとしてはやや小ぶりなので、ディープクランク初心者の方でも使いやすいルアーです。
固定重心で高浮力のため、ディープクランクながらアクションレスポンスが良く、特にウィードにコンタクトさせてほぐすような釣りで扱いやすいです。
キャストでも4mは潜るので、ミドルレンジをしっかりカバーできます。
もう少しフィネスに使いたい場合は、ブリッツEX-DRもオススメです。

こちらも小さなサイズながら4m近く潜ってくれて、その小ぶりなサイズ感からよりバイト数を増やすことが出来ます。
おすすめ度:

スピニングPEで使えばさらに深いレンジも狙うことが出来ます。
- 扱いやすく良く釣れる
- 小ぶりなのでバスがバイトしやすい
- ウィードに強い
- 使っている人が多い
- ディープクランクでまずは1匹釣ってみたい方
- ディープクランク初心者の方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
ブリッツEX-DR | 53mm | 12g | 4m | フローティング | 1,700円 |
ブリッツMAX DR | 61mm | 18g | 4m | フローティング | 1,800円 |
おすすめ度:

メガバス ディープX300

メガバスのディープX300は、ディープクランクの名作とも呼ばれている、優等生的なルアーです。
アクションは、潜行時は急角度のウォブルアクションで潜っていき、最大潜行深度に到達すると内部のウエイトが移動してロールアクションに変化します。
そのため、潜行時とアクションの変化時、回収時とバイトチャンスが多く作れます。
また、中層を泳がせているときも、ロール主体の強すぎないアクションなので、プレッシャーの掛かったバスでも食いやすいです。
巻き抵抗もそれほど強くないので、巻き続けていても疲れにくく、クセがなくて扱いやすいので、ディープクランク入門には最適です。
- クセがなく扱いやすい
- バイトチャンスを多く作れる
- 巻き抵抗が強すぎないので疲れにくい
- 突出した強みがあるというわけではない
- ディープクランク初心者
- 疲れやすい方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
ディープX300 | 75mm | 21g | 5m | フローティング | 1,800円 |
おすすめ度:

ノリーズ ショットオーバー5

ノリーズのショットオーバー5は、特にデカバスを釣りたい方にオススメのディープクランクです。
コトコトというラトル音とともに、タイトウォブルロールの弱めのアクションで、キャスティングで5mは潜ってくれます。
ショットオーバー5は、デカバスの好むアクションをしているのか、釣れるとサイズが大きいことが多いです。
根掛かりもしにくいので、オカッパリから、リザーバーのブレイクなどをアップヒルで巻いて使うことも出来ます。
また、あえて野池などのシャローでボトムノックさせながらゆっくり使っていくオシャレな釣り方もあります。
使っていて楽しいディープクランクです。
- デカバスの好むアクションをしている
- 根掛かりしにくい
- 使っていて楽しいディープクランク
- 数釣りには向いていない
- デカバスを狙いたい方
ルアー名 | サイズ | 重さ | 潜行深度 | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
ショットオーバー5 | 75mm | 24.8g | 5〜6m | フローティング | 1,800円 |
おすすめ度:

秋のおすすめバイブレーション3選

バイブレーションルアーも秋の定番ルアーのひとつです。
最大の魅力は、風が吹いていても飛距離が出せて、スピードも速いので手返し良く広範囲を釣って行けるところです。
特に足場の限られたオカッパリでは、飛距離を生かして他のルアーでは届かないような場所に散ったバスも狙うことが出来ます。
バイブレーションにも様々な種類がありますが、基本的には、天候が荒れ気味のときはハイアピールモデル、穏やかなときやハイプレッシャーなときは、タイトなアクションのものか、サイレントモデルが良く効きます。
バイブレーションはリアクション的要素もあるため、秋の冷え込み時のタフコンディションにも強いです。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ジャッカル TNバイブレーション![]() | 5 | ・超定番バイブレーション ・初心者におすすめ ・ボトム感知能力が高い | Amazon | 楽天市場 |
ダイワ TDバイブレーション![]() | 4.5 | ・安くてコスパ最高 ・超ロングセラー商品 ・安定して釣れる | Amazon | 楽天市場 |
レイドジャパン レベルバイブ![]() | 4 | ・オカッパリにおすすめ ・根掛かりにくい ・よく飛ぶ | Amazon | 楽天市場 |
ジャッカル TNバイブレーション

バイブレーションルアーの定番かつ名作と言えば、ジャッカルのTNバイブレーションシリーズです。
毎年、秋には必ず投げたい定番のバイブレーションルアーと言える存在で、とにかく良く釣れます。
TNバイブレーションはサイズやカラー、サウンドのタイプまで細かく選択できるのも魅力ですが、ベースとなるサイズは60mmのTN60です。
TN60では強すぎるときは小ぶりなTN50を選択し、よりアピールしたい時はTN65以上にサイズアップしていきます。
ハイプレッシャーの状況や、数釣りを楽しみたいときは、小さなサイズのTN50がおすすめです。

TNバイブレーションは口部分のパーツが硬いタングステン素材なので、ボトムの変化が非常によく手に伝わってきます。
秋は移動して釣り歩いていくことが多いので、そのときに、サーチしながら地形の変化も一緒に探れるので、かなり効率よく釣りを組み立てていくことができます。
また、TNバイブレーションはクセがなくて誰でも使いやすいところも魅力の一つです。
バイブレーションでまたバスを釣ったことのない方や、バイブレーションに苦手意識のある方、初心者の方などは、TNバイブレーションがおすすめです。
- バリエーションが多いのでローテーションしやすい
- ボトム感知能力が高いので地形を把握しやすい
- クセがないので初心者でも使いやすい
- 使っている人が多いので、人の多いハイプレッシャーなフィールドではスレやすい
- バイブレーションでまだ釣ったことがない人
- バイブレーションに苦手意識のある方
- バス釣り初心者の方
タイプ | サイズ | 重さ | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
TN50 | 52mm | 9g | シンキング | 1,600円 |
TN50 フルタングステン | 52mm | 9.5g | シンキング | 1,650円 |
TN50 サイレント | 52mm | 8.3g | シンキング | 1,600円 |
TN60 | 60mm | 12.7g | シンキング | 1,650円 |
TN60 フルタングステン | 60mm | 13g | シンキング | 1,700円 |
TN60 サイレント | 60mm | 12g | シンキング | 1,650円 |
TN65 | 64mm | 15g | シンキング | 1,750円 |
TN65 フルタングステン | 64mm | 15g | シンキング | 1,800円 |
TN65 サイレント | 64mm | 12g | シンキング | 1,750円 |
TN70 | 70mm | 18g | シンキング | 1,750円 |
TN70 フルタングステン | 70mm | 18.5g | シンキング | 1,800円 |
TN70 サイレント | 70mm | 17g | シンキング | 1,750円 |
TN80 | 80mm | 29.4g | シンキング | 1,900円 |
おすすめ度:

ダイワ TDバイブレーション

ダイワのTDバイブレーションは、約30年以上の長い歴史を持つ名作ルアーです。
これだけ長い年月を経ても残っているということは、やはり釣れるルアーだからです。
ボディ形状もシンプルで、バイブレーションの基本がすべて詰まっている、ベーシックで扱いやすいルアーです。
また、価格が非常にリーズナブルなのも良いところです。
バイブレーションは、根掛かりしやすいルアーですが、釣れるポイントやコースに限って、根掛かりしやすいことも多々あるので、コスパも大切な要素です。
低予算で、まずはバイブレーションを使ってみたいという方には特にオススメのルアーです。
- 扱いやすく、良く釣れる定番バイブレーションルアー
- 価格が安い
- 近年のバイブレーションに比べると飛距離が出にくい
- 低予算でも釣れるバイブレーションが欲しい方
- とりあえずバイブレーションを使ってみたい方
タイプ | サイズ | 重さ | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
63S | 63mm | 10g | シンキング | 1,100円 |
63S-W | 63mm | 10g | シンキング | 1,100円 |
74S | 74mm | 18g | シンキング | 1,100円 |
74S-W | 74mm | 18g | シンキング | 1,100円 |
※Wはウーファーサウンドモデル
おすすめ度:

レイドジャパン レベルバイブ

オカッパリでバイブレーションを使う場合は、レイドジャパンのレベルバイブシリーズがおすすめです。
54mmという小ぶりなサイズ感ながら、重さはしっかりと10g程度あるので良く飛びます。
根掛かりにも強く、タイトめなアクションで、プレッシャーが高くなりがちな野池で活躍してくれます。

アピール力が物足りない場合は、一回り大きなサイズのレベルバイブビッグもオススメです。
- 一口サイズかつタイトアクションでハイプレッシャーに強い
- 小ぶりながらよく飛ぶ
- 根掛りしにくい
- 好みが分かれるルアー
- 野池のオカッパリで釣りをする方
- ハイプレッシャーなフィールドで釣りをする方
タイプ | サイズ | 重さ | タイプ | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
レベルバイブ | 54mm | 3/8oz(約10.5g) | シンキング | 1,850円 |
レベルバイブ カウンター ※高サウンドモデル | 54mm | 3/8oz(約10.5g) | シンキング | 1,900円 |
レベルバイブ サイレンス | 54mm | 3/8oz(約10.5g) | シンキング | 1,900円 |
レベルバイブ ビッグ | 64mm | 5/8oz(約18g) | シンキング | 1,900円 |
おすすめ度:

秋のバス釣りおすすめワーム12選まとめ
秋はハードルアーの他にも、シャッドテールなどの巻きものワームもよく釣れます。
こちらは、ハードルアーではアピール力が強すぎる状況に投入していきます。
秋は横の動きに反応が良くなるので、ミドストやミノストなども効果的です。
また、ギルやフナなどのいるフィールドでは、ギル系ワームがよく釣れますし、秋でも狙ってデカバスを釣りやすいです。
ライトリグも楽しめる季節で、秋は小〜中型のバスが群れになりやすいので、溜まっている場所を見つけると入れ食いになることも多いです。
初心者の方は、秋はライトリグで数釣りがしやすい季節なので、とても楽しめるシーズンです。
秋のおすすめシャッドテールワーム3選

秋は、波動の強いハードルアーで反応が悪い場合は、シャッドテールワームを巻いてみるとよく釣れることがあります。
浅いレンジではノーシンカーやネイルシンカーを入れて使い、深いレンジで使う場合や、バスがボトムを意識している場合は、フットボールヘッドを使ったミノストがオススメの使い方です。
シャッドテールワームはオフセットフックで巻けるので、ハードルアーよりも根掛かりに強いのも良いところです。
また、小型のシャッドテールを使ったフリーリグやダウンショットも良く釣れます。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
OSP ドライブシャッド![]() | 5 | ・シャッドテールワームの定番 ・初心者でも使いやすい | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン ヘッドシェイカー![]() | 4.5 | ・チャタートレーラーに最適 ・イモシェイカーも良く釣れる | Amazon | 楽天市場 |
ケイテック スイングインパクト![]() | 4 | ・価格が安い ・小バスの数釣りにも最適 | Amazon | 楽天市場 |
OSP ドライブシャッド

ドライブシャッドは、シャッドテールワームの定番と言える名作ワームです。
デッドスローリトリーブから早巻きまで、バランスを崩さずにアクションしてくれるので、初心者でも扱いやすいシャッドテールワームです。
しっかりとボディをくねらせて泳ぐアクションは、これで釣れなかったらバスがいなかったと思えるほどに艶めかしいです。
ミノストをするときも軽いウエイトでもロールしてくれるので、浅いレンジでも使いやすく、良く釣れます。
おすすめのサイズはベイトタックルで扱いやすい4.5インチです。
ノーシンカーやスイミングジグ、チャタートレーラーとしても使えますが、個人的には秋はミノストがオススメです。
ミノストなら、ノーシンカーよりも速く使えますし、オフセットフックなのでカバーやボトムでも使いやすく、様々なところで使えてとにかく便利です。
- シャッドテールワームの定番
- デッドスローから早巻きまでしっかりアクションする
- 初心者でも扱いやすいシャッドテールワーム
- 定番なので使っている人が多い
- シャッドテールで釣ったことがない方
- 初心者の方
- 安定した釣果を出したい方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
3.5インチ | 約7g | #1/0 | 7 | 780円 |
4インチ | 約10g | #3/0 | 6 | 780円 |
4.5インチ | 約16g | #5/0 | 5 | 780円 |
6インチ | 約25g | #6/0〜#7/0 | 4 | 780円 |
おすすめ度:

エバーグリーン ヘッドシェイカー

エバーグリーンのヘッドシェイカーはその名の通り、ヘッド部分を振りながらのウォブルアクションが特徴のシャッドテールワームです。
ボディ側面がフラット形状(正確にはへこんだカップ形状)になっているため、ここが左右に水を押すため、アピール力が強いです。
そのため、集魚力が高いので、秋の散ったバスを効率よく引っ張ることが出来ますし、デカバスを狙いやすいです。
また、同じエバーグリーンのジャックハンマーとの相性もよく、トレーラーに最適です。
その他も、テールをカットして、カットした側からフックセットして使う「イモシェイカー」も秋には効果的です。
特に、ターンオーバーが起きるなどで水が悪い時に効く釣りで、ボトムに沈めてから優しく2トゥイッチを繰り返すことで、低活性なバスにも口を使わせることが出来ます。
シャッドテールワームはどれも単価が高いので、使っていて裂けてしまったものなどを再利用すると経済的です。
- 集魚力が強いので、散ったバスを狙いやすい
- ジャックハンマーのトレーラーに最適
- イモシェイカーも秋に良く釣れる
- 価格がやや高価
- デカバスを狙いたい方
- イモシェイカーも試したい方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
4インチ | 約14g | #3/0 | 5 | 900円 |
5インチ | 約17g | #4/0〜#5/0 | 5 | 950円 |
5インチ ヘビー | 約20g | #4/0〜#5/0 | 5 | 950円 |
おすすめ度:

ケイテック スイングインパクト

秋の数釣りを楽しみたいなら、ケイテックのスイングインパクトがおすすめです。
スイングインパクトは良く釣れる上に、価格も安いのが良いところです。
サイズが多くラインナップされていますが、オススメは3インチです。
リグはダウンショットが扱いやすく、良く釣れます。
使い方は、難しく考えず、とにかく投げてズル引きしたり、シェイクしたりすれば釣れます。
特に魚が溜まっているところでは、秋ならではの入れ食いも楽しめます。
また、フリーリグで使えばベイトタックルでも扱うことができ、スピニングタックルでは狙いにくい沖に溜まっているバスを狙えて楽しいです。
秋にとりあえず魚を触りたいという方には、特にオススメのワームです。
- 小バスの数釣りに最適
- サイズが幅広く、様々なフィールドに対応できる
- 様々なリグにも対応できる
- 針持ちが悪い
- 秋の数釣りを楽しみたい方
- 初心者の方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
2インチ | 0.9g | #6 | 12 | 520円 |
2.5インチ | 1.3g | #4 | 10 | 520円 |
3インチ | 2.0g | #3 | 10 | 520円 |
3.5インチ | 3.2g | #2〜#1 | 8 | 620円 |
4インチ | 4.6g | #1/0〜#2/0 | 8 | 620円 |
4.5インチ | 9.0g | #3/0 | 6 | 620円 |
おすすめ度:

秋におすすめのミドスト用ワーム3選

横の動きへの反応が良くなる秋は、ミドストも効果的です。
ハードルアーへの反応が悪い場合や、ハイプレッシャーで強い波動を嫌う場合などは、ミドストが良く効くことがあります。
3インチ程度のワームを使ったミドストから、5インチ以上のワームを使うパワーミドストまで、これからの季節は出番が多くなります。
ミドストは晩秋から冬にかけても釣れ続けるので、ハードルアーへの反応がない時のコマの一つとして持っておくと重宝します。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ディスタイル ヴィローラ![]() | 5 | ・初心者にもオススメ ・良く釣れる ・様々なリグにも対応 | Amazon | 楽天市場 |
ボトムアップ ヴァラップミノー![]() | 4.5 | ・フィネスに誘える ・ヨコヨコアクションも良く釣れる | Amazon | 楽天市場 |
デプス サカマタシャッド![]() | 4 | ・パワーミドストの定番 | Amazon | 楽天市場 |
ディスタイル ヴィローラ

ディスタイルのヴィローラは、小刻みに揺れるヴィローラテールによるアクションで、とにかく良く釣れるリアル系ワームです。

ダウンショットリグやノーシンカーなど様々な使い方が出来ますが、やはり秋はミドストで使うのがオススメです。
サイズバリエーションも多いので、小バスの数釣りから、デカバス狙いのパワーミドストまで楽しむことが出来ます。

ミドスト用のジグヘッドは、リューギのモノガードヴェスパがオススメです。
2.8インチの場合は、基本ウェイトが1.3gでフックサイズは#3〜#2です。

ヴィローラは、うまくアクションができていなかったとしても、ワーム自体の力で良く釣れてしまうので、ミドストのアクションに慣れていない初心者の方にもオススメです。
- ワーム自体の力で良く釣れる
- 初心者でも良く釣れる
- 様々なリグにも対応できる
- 素材がややもろい
- 安定した釣果を出したい方
- ミドスト初心者の方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
2.8インチ | 2.2g | オフセット:#2 ジグヘッド:#3〜#2 | 6 | 980円 |
4インチ | 4.1g | オフセット:#2/0 ジグヘッド:#2〜#1/0 | 6 | 1060円 |
5インチ | 7.5g | オフセット:#4/0 ジグヘッド:#2/0〜#3/0 | 5 | 1150円 |
6インチ | 14g | オフセット:#5/0 ジグヘッド:#2/0〜#3/0 | 4 | 1200円 |
おすすめ度:

ボトムアップ ヴァラップミノー

ボトムアップのヴァラップミノーは、2025年の秋に発売されたばかりのリアルミノーシェイプワームです。
もともとは、ネコリグでのヨコヨコアクション用に開発されましたが、パワーミドストでも良く釣れており、ルアーパワーが非常に高いワームです。

ミドスト時はボディをくねらせるように艶めかしいロールをします。
ラインスラックを張る程度の弱いロッドワークでもアクションするほどのレスポンスの良さがあり、繊細に誘えるため、活性の低いバスやスレたバスに対して良く効きます。
逆に、強いロッドワークをすれば力強いロールアクションをしてくれるので、バスの活性に合わせた使い分けも可能です。

ミドスト用におすすめのジグヘッドはがまかつのホリゾンヘッド1/16ozの#2/0です。

まだ使っている人が少なく、バスも見慣れていないので、しばらくの間は良く釣れるはずです。
ヴァラップミノーはインプレ記事も書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- バスの活性に合わせてアクションを使い分けられる
- タフな状況でも釣る力がある
- ネコリグのヨコヨコアクションでも良く釣れる
- 価格が高価
- スレバスやタフコンディションのバスを釣りたい方
- とにかく1匹を釣りたい方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
5インチ | 12g | ジグヘッド:#1/0〜2/0 マスバリ:#2/0 | 4 | 1080円 |
おすすめ度:

デプス サカマタシャッド

デプスのサカマタシャッドは、パワーミドストの定番的ワームです。
特に5インチが人気かつ良く釣れています。
プロのトーナメンターからの信頼も厚く、スポンサーメーカーに関係なく良く使われています。
また、アメリカB.A.S.S.の最高峰エリートシリーズでも使われるほどで、ウイニングルアーとなったこともあるほどです。
初心者の方や、パワーミドストを始めてみたい方には最適なワームです。
- トーナメンターからの信頼も厚い
- パワーミドストの定番
- 使っている人が多い
- パワーミドスト初心者の方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
4インチ | 3.7g | オフセット:#1/0 ジグヘッド:#1〜#2 | 8 | 900円 |
5インチ | 9.8g | オフセット:#3/0 ジグヘッド:#1/0〜#2/0 | 6 | 900円 |
6インチ | 16.0g | オフセット:#4/0 ジグヘッド:#2/0〜#3/0 | 6 | 900円 |
7インチ | 24.8g | オフセット:#5/0〜#6/0 ジグヘッド:#2/0〜#3/0 | 5 | 900円 |
おすすめ度:

秋のおすすめギル系ワーム3選

ブルーギルやフナなどのベイトフィッシュがいるフィールドでは、秋もギル系ワームが良く釣れます。
特に、大きめのサイズのギル系ワームを使うと、秋でもデカバスが釣れやすいので、デカバスを狙いたい方には特にオススメです。
ギル系ワームはここ最近でかなり良く釣れる名作が登場しており、初心者でも釣りやすくなっています。
使い方は、フリーリグやフットボールヘッドと組み合わせたミノスト、ジグストなど様々ですが、最も手軽で汎用性が高いのはフリーリグでしょう。
小バスの数釣りに飽きてきた方は、ぜひ大きめのギル型ワームでデカバスを狙ってみてください。
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ディスタイル ギーラカンス![]() | 5 | ・ルアーパワーが強力 ・とにかく良く釣れる | Amazon | 楽天市場 |
ボトムアップ ギミー![]() | 5 | ・使い勝手が良い ・初心者にオススメ | Amazon | 楽天市場 |
デプス ブルフラット![]() | 4.5 | ・ギル系ワームの定番 ・フォール時のアクションが良い | Amazon | 楽天市場 |
ディスタイル ギーラカンス

ディスタイルのギーラカンスは、様々なトーナメントでウィニングルアーになるほどの実釣能力で、ルアーパワーが非常に高く、現段階での釣れまくりのルアーです。
特に話題となっているのが、ネイルシンカーを使って縦姿勢にする「お魚セッティング」のフリーリグです。
この釣り方は、青木大介プロがJBTOP50遠賀川戦で優勝した時に公開されましたが、それまでしばらくの間は黙っていたほどに良く釣れていたとのことです。
詳しいセッティングの仕方はインプレ記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ギーラカンスの素材は「デュラビティ」という、ディスタイル独自のデロンデロンなエラストマー素材で、他のメーカーには真似できないため、類似品もなく、代えの効かないルアーとなっています。
現在、ギーラカンスはかなりの品薄状態ということもあり、まだまだ使っている人が少ない状態です。
もし使うことができれば、かなり美味しい思いができるはずです。
- ルアーパワーでとにかく良く釣れる
- 針持ちが良い
- セッティングが必要
- 価格が高価
- とにかくバスを釣りたい方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
3インチ | 約4.2g | オフセット #4/0 | 4 | 1,350円 |
4インチ | 約10g | オフセット #5/0 | 3 | 1,350円 |
5.8インチ | 約26g | オフセット #7/0 | 2 | 1,450円 |
おすすめ度:

ボトムアップ ギミー

ボトムアップのギミーは、水噛みの良いリブが特徴のギル系ワームです。
ギル系ワームということで、シルエットはボリューム感がありますが、サイドは大きなリブになっているため、見た目の割に軽く、フィネスに使えます。
リブがアクションに連動して動くことでシルエットが変化しやすく、バスに見切られにくく、記憶されにくいように感じます。
使い方は、テキサスリグやネコリグ、フリーリグ、ジグトレーラー、ジカリグ(フットボールヘッドなども)など、様々なリグに対応できて扱いやすいです。
オススメの使い方は、フリーリグと、ジグに合わせてのジグストです。
ジグストの場合は、同じくボトムアップのギャップジグ5gに合わせるのがオススメです。
扱いやすくてよく釣れるので、ギル系ワームをあまり使ったことのない方や、初心者の方に特にオススメのワームです。
- 扱いやすいギル系ワーム
- 様々な使い方ができる
- 価格がやや高価
- ギル系ワーム初心者の方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
2.4インチ | オフセット #1〜2/0 | 6 | 720円 | |
3.5インチ | オフセット #4/0 | 6 | 930円 | |
4.5インチ | オフセット #5/0 | 4 | 1,050円 |
おすすめ度:

デプス ブルフラット

デプスのブルフラットは、ギル系ワームの定番的存在です。
使い方は、テキサスリグやノーシンカー、フリーリグがおすすめです。
フリーフォール時に、ゆっくりと回転しながら落ちるスパイラルフォールが特徴で、ギルがメインベイトとなるフィールドでは、秋でもしっかりとバスを釣ってきてくれます。
オススメの使い方は、便利なフリーリグで、飛距離も出せて、フォールでの食わせもできつつ、テンポ良くボトムを探っていけます。
以前は入手しにくい時期がありましたが、現在は入手しやすくなっていて、価格も他のギル系ワームよりも安いので、まずはギル系ワームを使ってみたいという方にオススメです。
- ギル系ワームの定番
- 価格がリーズナブル
- 使われすぎてバスがやや慣れてきている
- ギル系ワーム初心者の方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
3インチ | 1/4oz(約6.2g) | オフセット #1〜2/0 | 6 | 900円 |
3.8インチ | 1/2oz(約12.4g) | オフセット #4/0 | 6 | 900円 |
4.8インチ | 1oz(約25g) | オフセット #5/0 | 4 | 900円 |
5.8インチ | 1.6oz(約42g) | オフセット #7/0 | 4 | 900円 |
おすすめ度:

秋におすすめのネコリグ用ワーム3選

秋でもライトリグの出番はあります。
魚がたまっている場所を見つけたら数釣りも楽しめますし、巻き物での反応が悪い場合のピンの釣りとして投入します。
ここでは、秋に良く釣れるネコリグにオススメのワームを3つご紹介します。
↓ルアー名のタップで商品解説に移動
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ゲーリーヤマモト カットテールワーム ![]() | 5 | ・安定して釣れる ・どこの釣りがでも効く ・使い勝手も良い | Amazon | 楽天市場 |
ジャッカル フリックシェイク![]() | 4.5 | ・エサ ・ネコリグとの相性抜群 | Amazon | 楽天市場 |
ディスタイル トルキーストレート![]() | 4 | ・巻きネコで誘える ・ネコリグで使いやすい | Amazon | 楽天市場 |
ゲーリーヤマモト カットテールワーム

バス釣りの定番ストレートワームと言えば、ゲーリーヤマモトのカットテールワーム。
ゲーリーマテリアル独特の艶めかさは、他のワームには真似できない強みであり、本当によく釣れるワームです。
もはや説明は不要でしょう。
ネコリグ意外にも、ジグヘッドワッキーやダウンショットでも良く釣れます。
- ゲーリーマテリアルがスレバスに効く。
- 艶めかしさは唯一無比。
- フィールドを問わず、どこでも安定して釣れる。
- 使っている人が多い
- 安定した釣果を出したい方
- 初心者の方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 |
---|---|---|---|
3.5インチ | 約2.3g | マスバリ #4 オフセット #2〜#1 | 10 |
4インチ | 約3g | マスバリ #3 オフセット #1/0 | 10 |
5インチ | 約5g | マスバリ #3 オフセット #2/0〜3/0 | 10 |
5-3/4インチ | 約7g | マスバリ #2 オフセット #2/0〜3/0 | 10 |
6.5インチ | 約11g | オフセット #3/0〜5/0 | 10 |
7.75インチ | 約13g | オフセット #3/0〜5/0 | 5 |
10インチ | 約16g | オフセット #5/0 | 5 |
おすすめ度:

ジャッカル フリックシェイク

フリックシェイクは、「もはやエサ」というアングラーも多く、釣れないときには手が伸びるストレートワームです。
カラーもサイズもバリエーション豊かなので、ローテーションして数も出せます。
秋はある程度アピールが強いほうがバスに効くため、カラーは「ハイアピールウォーターメロン」の実績が高いです。
- もはやエサ。
- シビアな状況でも釣る力がある。
- バリエーション豊かなのでローテーションしやすい。
- 使っている人が多い
- スレバス狙いやハイプレッシャーフィールドでの釣りをする方
- とにかく1匹を釣りたい方
サイズ | カラー | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
2.8インチ | ノーマル | 約0.8g | マスバリ #5 | 7 | 480円 |
3.8インチ | ノーマル | 約2g | マスバリ #4 オフセット #1 | 10 | 750円〜810円 |
4.8インチ | ノーマル | 約4g | マスバリ #3 オフセット #1/0 | 8 | 750円〜810円 |
5.8インチ | ノーマル | 約5.5g | マスバリ #2 オフセット #3/0 | 7 | 810円 |
6.8インチ | ノーマル&2トーン | 約9.3g | マスバリ #1 オフセット #4/0 | 7 | 850円 |
9.8インチ | ノーマル&2トーン | 約21g | オフセット #8/0〜10/0 | 5 | 960円 |
おすすめ度:

ディスタイル トルキーストレート

ディスタイルのトルキーストレートは、フィネスなのにパワーのあるストレートワームです。
秋の散ったバスに対して、ネコリグというフィネスなリグにも関わらず、ある程度のパワーで気づかせやすいワームです。
小規模なエリアなら、このネコリグのランガンでやり切ることもできてしまいます。
シェイクだけでなく、「巻きネコ」でスイミングさせるとプルプル振動してバスを誘えるので、横の動きが効く秋のバスに効果的です。
- ネコリグで使いやすいリブ付き
- フィネスなのにある程度のパワーがある
- ネコリグで巻いても誘える(巻きネコ)
- より繊細に誘いたいときには向かない
- ネコリグメインで攻めたい方
- 巻きネコを試してみたい方
サイズ | 重さ | フックサイズ | 入数 | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|
3.8インチ | 約3g | マスバリ #4 オフセット #1 | 10 | 770円 |
4.8インチ | 約4g | マスバリ #3 オフセット #1/0 | 8 | 770円 |
5.8インチ | 約7g | マスバリ #2 オフセット #3/0 | 7 | 770円 |
おすすめ度:

秋のバス釣り攻略法|まとめ

秋のバス釣りの攻略法とコツについて、まとめて書いてきました。
秋の釣りでは、ベースとして「巻きモノ」ルアーを中心に組み立てていくことが重要となります。
その理由は、食欲旺盛で活性の高いブラックバスたちが、ベイトフィッシュに付いてフィールドのあらゆるところに散らばっており、それを効率よく探ることができるからです。
そのときに、秋に釣れない場合に押さえたい4つのポイント:
の4点に注意して釣りをしたいです。
また、フィールドや天候などの状況に合わせて、使うルアーの強さやカラー・サイズを選択し、場合によってはワームを使った釣りでフォローを入れていきます。
以上のポイントをしっかりと押さえて、秋のバス釣りを楽しんで頂けたら幸いです。
今回ご紹介した秋のおすすめルアーの一覧は以下の通りです。
秋のおすすめルアー
秋のおすすめスピナーベイト
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ボトムアップ ビーブル![]() | 5 | ・傑作スピナーベイト ・扱いやすい ・初心者におすすめ | Amazon | 楽天市場 |
OSP ハイピッチャー![]() | 5 | ・定番のスピナーベイト ・コンパクトだけど強い ・価格がリーズナブル | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン Dゾーン![]() | 4.5 | ・スレバスに効く ・他のスピナーベイトで 釣れない魚も釣れる ・切り札的スピナーベイト | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめコンパクトスピナーベイト
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ボトムアップ チビーブル![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・扱いやすい | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン Dゾーンフライ![]() | 4.5 | ・実釣能力が高い | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめチャターベイト
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
エバーグリーン ジャックハンマー ![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・バランスが良い ・実釣能力が高い | Amazon | 楽天市場 |
ノリーズ フラチャット![]() | 4.5 | ・レンジキープしやすい ・根掛かりしにくい | Amazon | 楽天市場 |
ダイワ スティーズ カバーチャター ![]() | 4 | ・カバーに強い ・バランスが良い ・初心者にもおすすめ | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめクランクベイト
ルアー | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ダイワ ピーナッツ![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・価格が安い ・手に入りやすい | Amazon | 楽天市場 |
OSP ブリッツ![]() | 5 | ・扱いやすい ・根掛かりにくい ・初心者におすすめ | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン ワイルドハンチ![]() | 4.5 | ・スレバスに効く ・タフコンに強い | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめタイニークランク
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
OSP タイニーブリッツ![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・扱いやすいタイニークランク ・スレバスによく効く | Amazon | 楽天市場 |
ラッキークラフト クラッチ![]() | 4.5 | ・扱いやすい ・スレバスによく効く ・秋の冷え込みに強い | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめディープクランク
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
OSP ブリッツMAX DR![]() | 5 | ・初心者におすすめ ・良く釣れる ・ウィードに強い | Amazon | 楽天市場 |
メガバス ディープX300![]() | 4.5 | ・名作ディープクランク ・性能のバランスが良い ・使っていて疲れにくい | Amazon | 楽天市場 |
ノリーズ ショットオーバー5![]() | 4 | ・デカバスに効く ・根掛かりにくい | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめバイブレーション
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ジャッカル TNバイブレーション![]() | 5 | ・超定番バイブレーション ・初心者におすすめ ・ボトム感知能力が高い | Amazon | 楽天市場 |
ダイワ TDバイブレーション![]() | 4.5 | ・安くてコスパ最高 ・超ロングセラー商品 ・安定して釣れる | Amazon | 楽天市場 |
レイドジャパン レベルバイブ![]() | 4 | ・オカッパリにおすすめ ・根掛かりにくい ・よく飛ぶ | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめシャッドテールワーム
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
OSP ドライブシャッド![]() | 5 | ・シャッドテールワームの定番 ・初心者でも使いやすい | Amazon | 楽天市場 |
エバーグリーン ヘッドシェイカー![]() | 4.5 | ・チャタートレーラーに最適 ・イモシェイカーも良く釣れる | Amazon | 楽天市場 |
ケイテック スイングインパクト![]() | 4 | ・価格が安い ・小バスの数釣りにも最適 | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめミドスト用ワーム
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ディスタイル ヴィローラ![]() | 5 | ・初心者にもオススメ ・良く釣れる ・様々なリグにも対応 | Amazon | 楽天市場 |
ボトムアップ ヴァラップミノー![]() | 4.5 | ・フィネスに誘える ・ヨコヨコアクションも良く釣れる | Amazon | 楽天市場 |
デプス サカマタシャッド![]() | 4 | ・パワーミドストの定番 | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめギル系ワーム
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ディスタイル ギーラカンス![]() | 5 | ・ルアーパワーが強力 ・とにかく良く釣れる | Amazon | 楽天市場 |
ボトムアップ ギミー![]() | 5 | ・使い勝手が良い ・初心者にオススメ | Amazon | 楽天市場 |
デプス ブルフラット![]() | 4.5 | ・ギル系ワームの定番 ・フォール時のアクションが良い | Amazon | 楽天市場 |
秋のおすすめネコリグ用ワーム
ルアー名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ゲーリーヤマモト カットテールワーム ![]() | 5 | ・安定して釣れる ・どこの釣りがでも効く ・使い勝手も良い | Amazon | 楽天市場 |
ジャッカル フリックシェイク![]() | 4.5 | ・エサ ・ネコリグとの相性抜群 | Amazon | 楽天市場 |
ディスタイル トルキーストレート![]() | 4 | ・巻きネコで誘える ・ネコリグで使いやすい | Amazon | 楽天市場 |
また、水温チェックは秋の釣りでは欠かせない大事な要素です。
要チェック!
おすすめの水温計
商品名 | おすすめ度 | 特徴 | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|---|---|
ダイワ 非接触式 水温チェッカー WP936323 ![]() | 5 | ・水に触れなくてOK ・デジタル表示が見やすい ・プロも愛用 | Amazon | 楽天市場 |
スミス 水温計 アルミケース 127mm![]() | 4.5 | ・安くてコスパが良い ・プロも愛用 | Amazon | 楽天市場 |
秋という季節は、フィールドによっても、反応の良いルアーやアクションが日々変わっていくものです。
あとは実際にフィールドに出て、自分なりに考えて色々と試行錯誤して楽しんでいただけたらと思います。
自分で考えた釣りで結果が出たとき、これほど楽しいことはないです。
秋の良いバス釣りを!