今回は、「ゴールデンウィーク(GW)バス釣り釣行記」です。
前回の「河口湖の釣行記」からだいぶ時間が空いてしまいましたが、久々の釣行レポートをさせていただこうと思います。
特に今回の釣行記では、釣果と合わせて私なりの超ハイプレッシャーでも確実に釣果を上げるための釣り方をご紹介しようと思います。
皆様のご参考になれば幸いです。
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ゴールデンウィークのバス釣りは、とにかくハイプレッシャー。
バス釣りブームがピークだった頃は、ゴールデンウィークになるとメジャーな河口湖などでは、広大なフィールドであっても1メートル間隔でアングラーが立ち並ぶほどハイプレッシャーな状況だったのを、今でも思い出します。
現在では、当時よりもアングラーの数は減ったとはいえ、ゴールデンウィークともなればやはりフィールドは多くの人で賑わい、通常の休日に比べても格段のハイプレッシャー下で釣りを強いられることになります。
釣りやすい時間帯を外し、明け方や夜釣りをする場合は人為的プレッシャーはそれほど高くないかもしれません。
しかし、朝〜夕方の間に釣りをする多くのアングラーにとっては、超ハイプレッシャー状態の釣りを避けては通れないはずです。
ハイプレッシャーな状況での釣りのデメリット
人が多くなり、ハイプレッシャーになると、多くのデメリットが発生します。
- 入りたいポイントに入れない
- 入れるポイントは、どこも先行者に叩かれまくっている
- 人為的プレッシャーでバスがナーバスになり、口を使わない
- やる気のあるバスは、すでに釣られている
これだけ読むと、正直、釣りをする気がなくなってしまいそうです。
しかし、せっかくのゴールデンウィーク。
これらのデメリットを乗り越えて、確実にバスを釣って楽しみたいものです。
そこで、ハイプレッシャーに負けずにバスを釣ることのできる、多くの人がやっていない釣り方を試してみる必要があります。
ハイプレッシャーな状況での釣りのメリット
ハイプレッシャーな状況になると、多くの人がよりスローなフィネスに偏っていく傾向があると思います。
- バスが口を使いやすいサイズの小さなワームで、ゆっくり動かす。
- 一点でネチネチしつこく攻める。
などです。
この方法で釣れている場合は同じ釣り方をしても良いと思いますが、そう簡単にこの釣りが通用するわけではありません。
そもそも、「釣れないからライトリグ」というのは、その時のバスの状況に合わせた釣り方ではありません。
そこで、バスの気持ちを想像してみてください。
アングラーの気配が満々な状況で、非常にナーバスになっています。
「できれば何か食べたいけど、人の気配が多くて危なさそうだ…」という緊張状態です。
そんな時に、同じような見た目の動きをするものが何度も目の前を通っていたら、相手にしないはずです。
なので、まず最初のポイントとしては、
他の人がやっている釣りはダメ
ということです。
次に、気持ちとしては「できるだけ安全な物陰で、気配を消してこっそり捕食したい」と思っているはずです。
つまり、ふたつ目のポイントは、
バスは、よりタイトにシビアにストラクチャーに付いて気配を消したがっている
ということです。
ここで、上の2つのポイントを合わせて考えてみてください。
多くの人は、実はあまりストラクチャーをシビアに攻められていません。
ルアーを通すコースが結構甘いです。
集中力が切れてアクションが雑な場合も多いです。
さらに、通すルアーがどれも似ています。
今の季節だったら、スポーニングに絡んだパターンのセオリー通りのルアーか、上述した「ライトフィネス」ばかり。
そこで、この逆をすればバスが釣りやすいはずです。
リアクションフィネス釣法とは?
そこで私が使った釣り方が、「リアクションフィネス釣法」です。
これは、特に超ハイプレッシャーのバスにこそ効果的な釣り方で、3~5gの重めのシンカーを用いたダウンショットリグを素早くアクションさせることで、リアクションバイトを誘う釣り方です。
広範囲を効率よくフィネスで探るときにも使われますが、実は、ピンポイントでもかなり使えます。
そして、釣れます。
実は、先日「ウォブリング」の記事でも紹介させて頂いたこの釣り方。
特に「ウォブリング」で効果的な理由は、ボディからブルブルブルッと強い振動が出るからです。
通常のライトリグの釣りでは、アクションは「ネチネチ系」かボトム「ズルズル系」になってしまうことが多いです。
そこに、ワームの柔らかい素材から発せられる素早い動きのバイブレーションが突然目の前に現れると、バスも本能的にパクっといってしまうのです。
リアクションフィネス釣法の威力
そんな「リアクションフィネス釣法」が、超ハイプレッシャーな野池で爆発。
だいたいこのような釣果となりました。
同じポイントで似たようなサイズが釣れたので写真が似ていますが、全部違う個体です。
使ったワームは、「ウォブリング」の2.5インチをメインに、ディスタイルの「ディーワン2.2インチ」も使用しました。
使い方は同じ「リアクションフィネス釣法」です。
カラーはかなりローテーションしたので特定の色はありませんが、マッディウォーターなのでラメが効いているグリーン系と茶系が良かったです。
「GWバス釣り釣行記」まとめ
「ゴールデンウィーク(GW)バス釣り釣行記」と題して、「超ハイプレッシャーでも確実に釣果を上げるための釣り方」をご紹介をさせて頂きました。
唯一の不満を言うとしたら、やはりワームが小さいので釣れるサイズを選べないということです。
しかし、数を釣って楽しむには最高の方法だと思います。
皆様も素敵なゴールデンウィークの釣りをお楽しみください!