デプスから「ケロムシ」が発売開始となった。
「ケロムシ」は、高浮力のノンソルト素材を使用しており、水面でのアクションが得意な虫系ワーム。サイズも1.3インチとコンパクトで、小型の甲虫やカエルを好むバスには特に効果的だ。
「ケロムシ」の使い方と特徴
「ケロムシ」は、高浮力ボディながらオフセットフックに対応しており、虫パターンの釣りで重量な要素である、
- 飛距離
- スナッグレス性能
- フッキング効率
- アクション
という4つの要素を高レベルで実現しているルアーだ。
「ケロムシ」のアクション
「ケロムシ」のアクションは、4つのパドル形状ウィングがバタつくことによるもがきアクション。ナナメ前を向いて付けられたパドルウィングが水をしっかりと噛み、軽いタッチのアクションでも大きくアクションしてくれる。
そのアクションは、レイダウンやオーバーハングなどから虫が落水した時の「もがきアクション」を演出そのもので、羽根をバタつかせてもがく波紋と波動でバスにスイッチを入れて、思わずバイトさせてしまう。
また、「ケロムシ」は水の抵抗が強いウィングのキックバック効果によって、移動距離を抑えた一点シェイクをさせることが可能。ここぞというポイントでロングアクションをさせ、躊躇するバスもバイト持ち込むことができる。
「ケロムシ」の使い方
「ケロムシ」の得意技は、虫系ルアーの定番的な釣り方でもある「提灯釣り」だ。「提灯釣り」は、オーバーハング奥やブッシュ、枝にぶら下げてアクションさせることで、ラインプレッシャーを与えずにバスを誘うことができ、賢いバスでも見切られにくいのが最大の強みだ。
「ケロムシ」はボディの浮力が非常に高く、大きめサイズのオフセットフック(#1~2)をセットしても浮力を失わないので、飛距離を稼ぐことができつつ、高いスナッグレス性でストレスなくチョウチン釣りを筆頭としたテクニックでカバー攻略をすることが可能なのだ。
虫を捕食しているバスがいたり、フィールドに虫が多くいるシチュエーションでは、「ケロムシ」の出番だ。特に着水時はバスのバイトが最も多いチャンスとなるが、着水で喰わなければ、水面で「ケロムシ」をバタつかせて、もがきアクションをさせよう。
時にはポーズを入れるのも効果的だ。実際の虫も、よく観察していると常にもがき続けてはおらず、時折止まって休んでいるものだ。ただ、ポーズ時間が長すぎるとバスに見切られてしまうので注意。
「ケロムシ」の実釣解説動画
デプスより、「ケロムシ」の実釣解説動画が公開されている。桧原湖プロガイドの渡部圭一郎プロが、5月下旬の桧原湖を「ケロムシ」で実釣!
「ケロムシ」のスペック
名称 | サイズ | 入数 | 価格 |
---|---|---|---|
ケロムシ | 1.3インチ | 5個 | 900円 |
「ケロムシ」のカラーバリエーション
「ケロムシ」のカラーバリエーションは、全8色。
- #08ホワイトソリッド
- #11ウォーターメロン/ブルーフレーク
- #12グリーンパンプキン
- #16チャートリュース
- #27バブルガムピンク
- #130ホワイトシルバーフレーク
- #131パンプキンオレンジ/レッド&グリーンフレーク
- #132シナモンペッパー/レッドフレーク
「ケロムシ」まとめ
「ケロムシ」は、独特のパドルウィング形状と高浮力で、移動距離の少ないもがきアクションと、オフセットフックによるスナッグレス性、高飛距離を実現した新しい虫系ワームだ。
カバー周りでのライトタックル使用がメインとなるので、ラインは浮力と強度の強いPEラインがオススメだ。
夏やアフタースポーンのバスは虫を好んで捕食する事が多く、このようなバスに艶かしくアピールしてエキサイティングなゲームを楽しませてくれるだろう。