つり人社より、『Basser(バサー)2026年4月号』(2026年2月26日発売)が発売されました。
今月号の特集テーマは、「オワラナイ ツリグノ ハナシ。」
個性あふれる様々な釣り人達による、釣具への愛情が語られる、非常にディープな内容となっています。
今回は、そんな『Basser(バサー)2026年4月号』の見どころをレビュー紹介していきます。

特集「オワラナイ ツリグノ ハナシ。」

今月号は、マニアックな釣具の蒐集家から、トップトーナメンターまで、様々な釣り人の釣具に対するこだわりや愛情が特集されています。
実際に読んでみて個人的に面白かった記事をピックアップしてご紹介していきます。

まず読んでいて面白かった記事が、「ステラがなければ僕はバスプロになっていなかった | 黒田健史」です。
日本最高峰のバストーナメントTOP50で活躍する黒田プロが、初代ステラからのステラ史を語っています。
ステラがどのように進化してきたのかという、ただのステラの歴史ではなく、黒田プロの人生とリンクしたステラ史だからこそ、ステラの持つ物語性が生き生きと描かれており、自身の子供の頃を思い題して思わず感情移入してしまう内容となっています。
『ステラ』というリールは、ただの「釣り道具」という存在を超えた、様々な思いや物語が乗っかったモノだということを改めて感じました。
黒田さんは現在も新しいステラの開発に携わっているということで、来年あたりにそろそろ新しいモデルが出そうなステラが非常に楽しみです。
また、今年は黒田プロが監修した「26ゾディアス」が発売となりました。
わたしも実際に購入して使っていますが、非常に気に入っています。
▲インプレ記事も書きましたので、ぜひこちらもチェックしてみて下さい。

もうひとつ、面白かった記事は、ブランドン・パラニュークの記事です。
これは、パラニュークが2025年B.A.S.S.エリート第2戦で圧勝した際に使っていた当時プロトモデルだったクランクベイト『iPX』についての記事ですが、パラニュークがどのようにしてメガバスと出会ったのかという物語も書かれています。
個人的に胸熱だったのは、パラニュークが子供の頃に衝撃を受けたルアー「ディープX-200」がこの物語の発端であり、このルアーがパラニュークとメガバスを出合わせ、『iPX』開発につながり、そして、そのルアーでエリートを優勝するところまでつながっていったことです。
子供の頃に出会った衝撃のルアーが、エリート優勝までつながっていくなんて、本当に良い物語ですよね。
そして、また「ディープX-200」を引っ張り出して使ってみたいなと思いました。
何も知らずにただ投げる「ディープX-200」と、パラニュークの物語を知ったうえで投げる「ディープX-200」は、個人的には別物だと思います。
物語の乗っかったルアーは、家で準備をしているところから、釣り場で投げるところまで全部を楽しめます。
ここには、ただ「釣れる・釣れない」でルアーを見る短絡さではなく、「これで釣りたい」「これを使いたい」という自分の世界を楽しむための味わい深さがあります。
こんな楽しみ方は、やはり『Basser』を読んでいるからこそ味わえる特別なものです。
また、2026年内発売を予定されている「iPX」は、クランクベイトながら、ソフトベイト的なアプローチができるディープクランクだとのことで、これは間違いなく楽しいルアーじゃないですか。
これは早く使ってみたいですね。
Basser 2026年4月号 のレビュー

- 釣具を愛する釣り人たちによる、釣具のディープなお話を読める
- 今月号はノウハウやテクニックは少なめ
Basser 2026年4月号 概要

| 雑誌名 | Basser 2026年4月号 |
| 出版社 | つり人社 |
| 発売日 | 2026年2月26日 |
| 定価 | 1,320円(税込) |
Basser 2026年4月号の目次
- 20 憧れの釣り道具の愛し方 | 大室北洋
- 28 「最愛釣具」ほろ酔い居酒屋トーク | 梅本宏司×センドウタカシ
- 34 誰に憧れ、なにを買った? | 青木大介 | 赤松健 | 泉和摩 | 西根博司 | 松本光弘
- 40 誕生50周年 林宗朗が語る則弘祐と「バルサ50」
- 46 アンバサダーが好きだ | 三好一生
- 50 全部見て欲しいからフルサイズジグ | 菊元俊文
- 52 河辺さんの「足」のはなし | 河辺裕和
- 54 親から子へ 鬼形家の掟とは | 鬼形毅×鬼形隆之介
- 58 たったひとりでロッドを復刻した男 | 三川敏章
- 62 魔改造から芽生える愛 | 福永悠野
- 64 ログの浮き姿勢と向き合い早10年 | 横井丈史
- 68 藤田兄弟が少年時代に買ったあれこれ | 藤田夏輝
- 70 ミリオネアが壊れなくてよかった | 長谷川耕司
- 72 ステラがなければ僕はバスプロになっていなかった | 黒田健史
- 76 最愛のフェニックス | Dab×大野龍美
- 80 最後に
- 82 イヨシ、おごります!
- 84 B.A.S.S.ELITE SERIES
- 98 伊東由樹がかなえたブランドンパラニュークの夢
- 102 松下雅幸ロングインタビュー
- 108 天井破り | 三原直之
- 114 房総HOTSPOT
- 118 一木花漣×川越すず×橋本卓哉×水野浩聡 オプカンアングラー・トークショー
- 122 ファイト、ファイト、コジコジ!
- 124 新訳 バスフィッシング教書
- 126 センドウタカシの古今東西、私が愛したルアーたち。
- 132 編集スタッフがゴーマルを夢見て「今日も沼ります」
- 138 All About Basser Allstar Classic オールスターの話をしよう
- 140 The Japan Original
- 142 NPO ミズベ新聞
- 144 バサー図書室
- 144 日釣振ニュース
- 146 編集後記

Basser編集部ライブ
今月号のBasser編集部ライブです。
今回はゲストにハッピーマックスみしまさんが登場しており、長時間ですが、トークが面白くて結局最後まで観て(聴いて)しまう楽しい内容となっています。
まとめ

つり人社の『Basser(バサー)2026年4月号』の見どころをレビュー紹介してきました。
「釣れる・釣れない」だけで考える釣果第一主義に陥らず、家で道具をいじっている時間も、釣り人の大切な楽しみの時間のひとつだと、今月号のBasserでは再認識しました。
釣具は、魚を釣るための道具です。
しかし、それをただの道具として扱うのか、人生を豊かにするモノとして扱うのかは、私たち次第でしょう。
バス釣りは、本当に多種多様な釣り方があります。
だからこそ、釣果第一主義のトーナメントでなければ、誰と競うわけでもなく、本来は楽しみ方は無数にあって、難しいことは考えなくても、自分が楽しければそれで良いわけです。
「これなら釣れるから」とルアーを投げるのではなく、自分が投げたいルアーをワクワクしながら投げる。
子どもの頃に自然と出来ていたことが、大人になってからはどうも出来ていないことが多々あったように思います。
大人になった今でも、あの頃のようにワクワクしながらルアーを投げれたら最強だなと思います。
そうするためにはやはり、このBasserで描かれているような、釣具に対する自分の世界観が、非常に大きな意味を持ってくるのでしょう。
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