シマノの「バンタム リップフラッシュ115FMD」は、泳ぎとジャーキングを両立させたフローティングミノー。
現代の主流では、巻いて使う「ミノー」と、ジャークさせて使う「ジャークベイト」は別々のルアーという位置づけが多く、「ミノー」はジャークが苦手で、「ジャークベイト」は巻きによる泳ぎがイマイチという欠点がありました。
「リップフラッシュ」は、この2つの要素をうまく融合させ、泳ぎとジャーキングを両立させたとても使いやすいフローティングミノーです。
▼また、追加モデルの「リップフラッシュ115F」については下の記事で詳しく特集しています。
タップできる目次
バンタム「リップフラッシュ」の使い方と特徴
「リップフラッシュ」は、泳ぎとジャーキングどちらでも使える非常に汎用性の高いミノー。
低~高速リトリーブ、ストップ&ゴー、ジャーキングなどの多彩なアクションに対応できるのが特徴です。
ただ巻きによるアクションでは、フラットサイドボディがロールして強い明滅でアピールします。
また、現代のミノーは多くがサスペンド設計でありますが、「リップフラッシュ」はあえてフローティングタイプとなっています。
ルアーをストップさせると、水平姿勢を保ちながらパタパタと揺れて浮上することでバスを誘うことができます。
この浮上の時は意外とバスのバイトが多く、特に水面に出ようとするまさにその瞬間にバスが喰いついてくるのです。
重心移動式「バックスライドバランサー」採用でキレの良いダートを実現
「リップフラッシュ」は、ジャーク時にあえてウェイトバランスを崩す新しい重心移動構造「バックスライドバランサー」を採用。
これにより、ダート時にウエイトが背中に入り込んで重心が変化。
イレギュラーアクションを引き出し、キレの良いダートを発生させるのです。
「リップフラッシュ」の使い方は、ロッドティップを下に向けて2、3回軽く叩くジャークをした後ストップさせるのがおすすめ。
ダート後のパタパタ揺れる浮上アクションでバスにアピールし、バイトチャンスを作るのです。
特に、キレの良いダートと、丁寧なストップによる浮上アクションという2つのメリハリをつけることでより効果的なアクションとなります。
バンタム「リップフラッシュ」の解説動画
シマノから、開発者である山木一人プロ解説によるバンタム「リップフラッシュ」の解説動画が公開されています。
特に、ストップ時のパタパタと揺れる浮上アクションは要チェックです。
バンタム「リップフラッシュ115FMD」のスペック
名称 | 全長 | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|
バンタム リップフラッシュ115FMD | 115mm | 14g | 1,800円 |
※TBL930フック、大径ラトル搭載
バンタム「リップフラッシュ115FMD」のカラーバリエーション
バンタム「リップフラッシュ115FMD」のカラーバリエーションは、全10色。
- 100 ゴーストアユ
- 102 マットオチアユ
- 104 ゴーストワカサギ
- 105 オイカワ
- 106 ハス
- 107 マットギル
- 115 アルミワカサギ
- 116 アマゴ
- 205 コットンキャンディ
- 223 アルミクロキン
※210、211は艶めかしく光るIPインサートプレート仕様。
バンタム「リップフラッシュ115FMD」まとめ
「リップフラッシュ」は、低~高速リトリーブ、ストップ&ゴー、ジャーキングなど多彩なアクションに対応し、ミノーの持つポテンシャルを最大限に発揮できるルアーです。
ひとつあれば様々な使い方ができるので、その日有効なミノーパターンを探す楽しさも味わうことができる、使って楽しいミノー。
また、フローティング仕様による「パタパタ浮上アクション」という武器も備えているので、ぜひ使ってその威力を確かめてたいアイテムです。