シマノの人気シャッドプラグ「パブロシャッド」が廃盤となってしまいました。
パブロシャッドと言えば、シャッドプラグの神様的存在の山木一人プロが監修した、名作ルアーです。
これほどの名作ルアーなら、廃盤になることはないだろうと思っていた人も多いのではないかと思います。
実際、私もそう思っていました。
しかし、現実は無情なもので、パブロシャッドに限らず、過去の名作ルアーたちも、企業の利益を優先した結果、カタログ落ちしていくことが少なくないのがこの業界なのでしょう。
本記事では、パブロシャッドが廃盤となってしまった理由と、今からの確保方法、パブロシャッドの代わりに使えるシャッドプラグの候補を解説していきます。
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パブロシャッドの廃盤

パブロシャッドは、残念ながら2024年の6月頃に廃盤となってしまいました。
現在パブロシャッドを入手できる方法は、ショップの在庫限りとなっています。
廃盤の理由は?
廃盤の理由は、やはり売れ行きがあまり良くなかったことが考えられます。
パブロシャッドの販売当初は、人気があって、品薄になるほど良く売れていたと思いますが、その後売れ続けなかったため、メーカー在庫がダブついていた時期があったと思われます。
その理由に、黄色い看板のお店などで、半額以下の特価でワゴンセールになっていたのを2023年〜2024年にかけて度々見かけました。
パブロシャッドがあまり売れなかった理由は、おそらく、玄人向けのシャッドだったこともあると思います。
パブロシャッドは、ジャークアシストバランサーという機構が、良いでも悪い意味でもクセが有り、うまく扱える人にとっては武器になりますが、初心者など操作に不慣れな人にとっては、うまく動かせない原因ともなっていたのではないかと思います。
このあたりの、パブロシャッドのインプレは、下記の記事で詳しく解説しています。
また、おそらくシマノの方針で、既存ルアーを売り続けるよりも、新しいルアーを売っていく方に振っていることもあるのではないかと思われます。
パブロシャッド以外にも、名作のマクベスやトリプルインパクトなども廃盤になってしまいました。
いずれにしても、パブロシャッドは廃盤となってしまったので、現在の店舗在庫が終了したら新品での購入は不可能となります。
特に、人気のカラーは先に売り切れてしまうので、気に入っている方は確保しておくことをおすすめします。

私は、パブロシャッドの廃盤を知ったときに、慌てて絶対的な信頼を持っているライムチャートを大量に、そして、その他のカラーも十分なほど確保しました。
現在のシマノのシャッドルアーのラインナップは?

現在のシマノのラインナップでは、シャッドプラグは黒田健史プロが監修した「エンバー60SP フラッシュブースト」のみとなっています。
エンバーはエンバーで非常に良く釣れるシャッドプラグですが、パブロシャッドとはタイプがまるで異なり、ダートに特化したモデルで、フラットサイド気味のフォルムになっています。
エンバーにはフラッシュブーストも付いており、トゥイッチでダートさせた後のステイ時のプレートのゆらめきを活かす設計になっています。

これだけタイプが異なるシャッドなので、2つとも共存させてラインナップしておいても良さそうなのですが、非常に残念です。

パブロシャッドの代わりに使えるシャッドプラグは?

今後はパブロシャッドの入手が困難になっていくことが予想されるので、もし入手できなくなった時に代わりに使えるシャッドプラグの候補を紹介します。
ソウルシャッド58SP

やはり、パブロシャッドの代用ルアーとして、最も使い勝手が似ているのはジャッカルのソウルシャッド58SPとなります。
サイズ感と、重量、そして、直進性能の安定性はほとんど同じ感覚で使えます。
ただし、パブロシャッドに比べるとジャーク性能は弱いです。
なので、巻き中心で使う場合はソウルシャッド58SPが代用ルアーとなります。

スーパースレッジ

パブロシャッドは、ダート性能にも優れていたため、ジャークやトゥイッチメインで使う場面も多くありました。
この使い方の場合、ソウルシャッド58SPではうまく飛ばないため、使えないことはないのですが、使いにくいです。
そこで、ダートさせる釣りの場合は、ダート性能に優れたエバーグリーンのスーパースレッジが代用ルアーとなります。

ハイカットSP

実は、ソウルシャッドとスレッジは、パブロシャッドがそれぞれ直進性能とダート性能をお手本にして作られたルアーです。
つまり、パブロシャッドは、ソウルシャッドとスレッジの2つのルアーを1つで使えるようなコンセプトで作られたシャッドプラグです。
なので、2つのルアーを別々に持っていくというのは、パブロシャッドの「ひとつで何でもできるシャッドプラグ」という良さを考えた時に、本末転倒なところもあります。
そこで、パブロシャッド並みに、巻きでもダートでも優秀な、万能シャッドプラグがあるか?と考えると、OSPのハイカットが思い当たります。

ハイカットは、早巻きでもしっかり泳ぎ、ダート性能も申し分ないです。
サイズ感も、潜行レンジもほぼ同じです。
また、重心移動が入っていないので、レスポンスも良く、サイレント使用なので食わせ能力も非常に高いです。
個人的には、ハイカットの総合力はパブロシャッドよりも高いと思います。
ただし、ハイカットはパブロシャッドよりも高価です。
パブロシャッドは、大量生産されるシマノルアーということもあり、定価よりもかなり安く買えることが多いのですが、ハイカットは値引きされることがほとんどありません。
つまり、コスパ重視で考えるなら、パブロシャッドが優秀ですが、実釣能力的に考えると、ハイカットではないかと思います。

まとめ

以上、パブロシャッドが廃盤となってしまった理由と、今からの確保方法、パブロシャッドの代わりに使えるシャッドプラグの候補などを解説してきました。
パブロシャッドは、個人的にはかなり好きなルアーなので、廃盤になってしまったのは悲しいところです。
しかし、廃盤になったから釣れないということはなく、むしろ、これからもずっと釣れ続ける名作ルアーだと思います。
それに、今後は使う人も少なくなってくるので、むしろ、よく釣れるようになる可能性さえあります。
もし、まだパブロシャッドを使ったことのない方は、ぜひ、まだ入手できるうちに使ってみてください。










