ディスタイル「ギーラカンス」インプレ。お魚セッティングとフリーリグの使い方を解説!

ディスタイル(DSTYLE)
ディスタイル「ギーラカンス」インプレ。お魚セッティングとフリーリグの使い方を解説!

本記事では、ディスタイル「ギーラカンス」のインプレから、「お魚セッティング」とフリーリグの使い方、フックとシンカーやラインなどのタックルセッティングまで解説していきます。

他のルアーで叩かれまくった後のピンスポットでさえ、デカバスを食わせてしまうルアーパワーを持つ話題のルアー「ギーラカンス」。

これまで、かなり美味しい思いをしつつも、その威力の強さから、使い方を隠し続けてきた人も少なからずいたはずです。

そんな中、「艇王グランドチャンピオンシップ」で松本幸雄さんがギーラカンス4インチのお魚セッティングのフリーリグで57cm3130gのビッグフィッシュを釣ったことで大きく注目が高まりました。

そして、JBTOP50遠賀川戦で青木大介プロが同じくギーラカンス3&4インチのお魚セッティングのフリーリグで優勝。

インタビューでは、「だいぶ黙ってたんですけど…」と言いつつも、ギーラカンスがウイニングルアーであることを公開。

明らかにそれ(ギーラカンスのお魚セッテイング)だけ食う」と語り、話題が沸騰しました。

JBTOP50に関して付け加えると、遠賀川戦の前に行われた小野湖戦で優勝した佐々一真プロも、ギーラカンス4インチのフリーリグを使っていました。

使っていたカラーも2戦連続で「スカッパノン・ブルーフレーク」だったため、このカラーはかなりの人気カラーになっています。

このように、ギーラカンスのフリーリグがTOP50で2戦連続ウイニングルアーとなっており、その威力が知れ渡った今、かなり入手困難なルアーになってしまうほどに人気が爆発しています。

ただ、まだまだ使っている人が少ない状況なので、ルアーパワーはかなり強く、釣れまくりルアーとなっています。

この記事では、そんなギーラカンスを「お魚セッティングのフリーリグ」などで実際に使ってみたインプレをはじめ、使い方やタックルについて解説していきます。

ディスタイル ギーラカンス
ディスタイル(DSTYLE)
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「ギーラカンス」のインプレ

ギーラカンス3、4、5.8インチのインプレ
ギーラカンス3、4、5.8インチ

ディスタイル(DSTYLE)の「ギーラカンス」は、青木唯プロがプロデュースしたエラストマー素材によるデロンデロンなアクションが特徴のギル型ワームです。

サイズは3インチ、4インチ、5.8インチの3サイズがラインナップされています。

リグは、話題のフリーリグから、お魚セッティングのノーシンカー、ネコリグ、テキサス、ダウンショット、リーダレス、キャロ、ジグトレーラーなど幅広く使うことができます。

特徴

デュラビティ素材が生む艶かしさ

ディスタイル独自の素材「デュラビティ」
ディスタイル独自の素材「デュラビティ」

素材には、ディスタイルオリジナルの、粉状ソルトとフォーミラーを練り込んだエラストマー「デュラビティ」を使用することで、他のワームにはない艶かしさを生み出しています。

水噛みの良いリブボディが自発的に動く

ディスタイル ギーラカンスのボディ
ギーラカンスのボディ

ギーラカンスはギル型のリアルな頭に、骨のような構造のボディデザインとなっています。

ボディのリブは直線的ではなく、への字に曲がっているため、柔らかな素材でありつつも、しっかりと水を噛んでくれます。

ディスタイル ギーラカンスのリブ
ギーラカンスのリブ

さらに、リブの先端には、細い触覚のようなパーツが付いているため、ステイ時でも、わずかな水流で自発的にピリピリ動いてくれます。

ヴィローラテール搭載

ディスタイル ギーラカンスのヴィローラテール
ギーラカンスのヴィローラテール

ギーラカンスのテールは、ディスタイルおなじみのヴィローラテールを搭載。

スローリトリーブでもピリピリ動き、激しく動かせばボディをくねらせるほどパワフルに動いて、バスのスイッチを入れてくれます。

動かし方でアクションの質が大きく変わるので、見えバスに対しても仕掛けやすいルアーにっています。

「ギーラカンス」お魚セッティングのフリーリグ

ギーラカンスのお魚セッティング

ギーラカンスのお魚セッティング
ギーラカンスのお魚セッティング

ギーラカンスは、オフセットフックを装着して、他のギル型ワームのように横姿勢で使うこともできます。

しかし、浮力のあるエラストマー素材のギーラカンスは、顎下にネイルシンカーを付ける事でボディを縦にする「お魚セッティング」が最も威力を発揮します。

お魚セッティングにオススメのシンカー

使用するネイルシンカーは、青木唯プロの場合はジーニアス「スクリューネイル」をライターで炙って挿入するか、接着剤で固定して使っているようです。

ジーニアスプロジェクト スクリューネイルシンカー
ジーニアスプロジェクト(G-nius project)
ジーニアスプロジェクト スクリューネイルシンカー

この方法は、やや手間が掛かるように思います。

一方で、TOP50遠賀川戦で優勝した青木大介プロは、「にゃん玉シンカー」を使っていました。

ゲーリーヤマモト ヤバイブランド にゃん玉シンカー
にゃん玉シンカー

にゃん玉シンカーはコイルをねじ込むだけで固定されるので、工具や接着剤が不要で、手軽に使えます。

にゃん玉シンカーをギーラカンスにセッティングすると、下写真のようになります。

ギーラカンスのにゃん玉シンカーのお魚セッティング
にゃん玉シンカーのお魚セッティング

シンカー部分が純タングステンのためコンパクトで、形状もワイドで安定性があるため、ボトムで立ち姿勢を維持しやすく、ギーラカンスには最適なシンカーと言えるでしょう。

ゲーリーヤマモト ヤバイブランド にゃん玉シンカー
ゲーリーヤマモト(Gary Yamamoto)
ゲーリーヤマモト ヤバイブランド にゃん玉シンカー

ただ、にゃん玉シンカーは品薄で入手しづらい状況となっています。

そこで、オススメなのは、艇王グランドチャンピオンシップで松本幸雄さんが使っていた、ツイストロックのバネにバリバスの「TGグレネードシンカー クイックチェンジャー」を付ける方法です。

こちらがツイストロックのバネ。

ツイストロックのバネ
ツイストロックのバネ

これに、TGグレネードシンカーを組み合わせて使います。

バリバス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー
TGグレネードシンカー クイックチェンジャー

この方法なら、ばねに後からシンカーを付けるため、バネ自体も挿入しやすく、後からウエイトの調整もできるため、非常に便利です。

実際にギーラカンスにセッティングすると下写真のようになります。

ギーラカンスのグレネードシンカーのお魚セッティング
グレネードシンカーのお魚セッティング

こちらも焼結タングステン製なので、シンカーがコンパクトでワームとの一体感を損ないにくいです。

にゃん玉シンカーに比べると、シンカーのコンパクトさでやや劣るものの、利便性の面ではこちらが勝ります。

オーナー カルティバ ツイストロックのバネ
オーナー(OWNER)
オーナー カルティバ ツイストロックのバネ

ギーラカンスはエラストマー素材のため、バネをねじ込む時に反発してきて入れにくいですが、しっかりと力を入れてねじ込めばちゃんと固定されます。

フックを付ける前に付けたほうがねじ込みやすいです。

もし、どうしても入れにくい場合は、ネジの先端(丸いループの方)をプライヤーでつかんでねじ込むと比較的入れやすいです。

また、シンカーの抜け防止に、ネジはしっかりと深くねじ込んでおいたほうが良いです。

バリバス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー
バリバス(VARIVAS)
バリバス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー

TGグレネードシンカーをバネに着脱する際は、シンカーのクリップ部分が固めなので、指に針を刺さないよう気をつけてください。

固くてバネに付けにくい場合は、先の細いプライヤーを使うと入れやすいです。

安く済ませたい場合にオススメのシンカー

タングステンシンカーが消耗品としては非常に高価なため、安く済ませたいという方には、カツイチの「デコイシンカー タイプコイル DS-15」もおすすめです。

デコイシンカー タイプコイル DS-15
デコイシンカー タイプコイル DS-15

こちらもコイルでねじ込むタイプですが、エラストマー素材の場合はやや取れやすいので、かなりグリグリとボディにねじ込む必要があります。

実際にセットしてみると下写真のようになり、一体感があって良い感じです。

ギーラカンスのコイルシンカーのお魚セッティング
コイルシンカーのお魚セッティング
デコイシンカー タイプコイル DS-15
デコイ(DECOY)
デコイシンカー タイプコイル DS-15

シンカーが取れてしまうのが心配な場合は、接着剤で止めておくと安心です。

接着剤は、普通の瞬間接着剤ではエラストマーが溶けてしまうので、必ずゼリータイプのものを使ってください

工具や接着剤などが手間に感じる方や、シンカーを新たに購入するのが面倒な方は、先ほど紹介したツイストロックのバネにフリーリグ用のシンカーを付けても良いかと思います。

ギーラカンスのフリーリグシンカーのお魚セッティング
フリーリグシンカーのお魚セッティング

準タングステン製のシンカーに比べるとシンカーが大きくなるため、ワームとの一体感が損なわれてしまいますが、お魚姿勢は出せます。

コスパ面で妥協したい方は、見栄えは悪いかもしれませんが、これが一番手軽でリーズナブルでしょう。

お魚セッティングのシンカーの重さは?

ギーラカンスのお魚セッティング時のネイルシンカーの重さと、シンカーとワームを合わせた重さは、それぞれ下記の通りです。

サイズシンカーの重さワームの重さワーム+シンカーの重さ
3インチ0.4g〜1.8g約4.2g5g程度
4インチ1.5g〜3.5g約10g12g程度
5.8インチ3.5g〜5.3g約26g30g程度

なお、参考までに、青木大介プロが遠賀川戦で使っていたにゃん玉シンカーの重さは下記の通りでした。

サイズシンカーの重さワームの重さワーム+シンカーの重さ
3インチ1.8g約4.2g約6g
4インチ2.4g約10g約12.4g
5.8インチ4.0g約26g約30g

フリーリグで使う場合は、上表の重さに加え、フリーリグシンカーとフックの重さも追加されるので、それなりの重さになってきます。

フックサイズについては、後述します。

フリーリグでの使い方とアクション

シンカーの重さ

ギーラカンスのお魚セッティングのフリーリグ
ギーラカンスのお魚セッティングのフリーリグ

フリーリグで使う場合、シンカーの重さは5〜7g程度が良いでしょう。

JPTOP50遠賀川戦での青木大介プロは、4インチは5g、3インチは3.5gを使っていたようです。

また、早明浦ダムでのロケでは、5.8インチに7gのシンカーを使っていました。

ダイワ バザーズ ワームシンカー TG フリリグSS
ダイワ(DAIWA)
ダイワ バザーズ ワームシンカー TG フリリグSS

JBプロの方は、上記のようなエコ登録されたシンカーが必須ですが、そうでない方には、安くて使いやすいデコイのテキダンシンカーがオススメです。

デコイ テキダンシンカー DS-9
デコイ テキダンシンカー DS-9

樹脂パーツが最初から付いているので、滑りやすくてラインやノットを傷つけにくく、コスパが良いです。

デコイのテキダンリグシンカーでのギーラカンスのお魚セッティングのフリーリグ
デコイ テキダンシンカーのフリーリグ

実際にギーラカンスにセッティングすると上の写真のようになります。

デコイ テキダンシンカー DS-9
デコイ(DECOY)
デコイ テキダンシンカー DS-9

アクション(使い方)

フリーリグでのアクションは、フォールで食わせるのが基本となります。

フリーリグのシンカーが先に着底した後、ギーラカンスがふらふらとお魚姿勢でフォールしていくときにバイトが多発します。

ギーラカンスは自発的にアクションしてくれるので、下手に動かさない方が良いかもしれません。

ワーム着底後は、フォールのみで狙っている場合は回収してしまいますが、場所によっては、シェイクしたり、跳ね上げたり、ズル引きしたりと、状況に合わせて使い分けます。

回収時の早巻きでも、ギーラカンスはブルブルと激しくアクションするため、これにスイッチが入って食ってくるバスもたまにいます。

ギーラカンスのフックサイズとタックル

ギーラカンスのフリーリグで使うフックサイズとタックルをまとめました。

フックは、ナロータイプのオフセットが横倒れしにくくなるのでオススメです。

ギーラカンスはマテリアルが柔らかく、ボディがリブ構造になっているので、ナローゲイプでもフッキングは問題ありません。

ナローゲイプを持っていない場合は、通常のオフセットフックでも大きな問題はないでしょう。

マスバリは、ワッキー用のガード付きマスバリがおすすめです。

ロッドアクションやラインの太さは、セッティングしたシンカーのウエイトに合わせて調整します。

3インチのタックルとフックサイズ

ロッドL〜Mクラス
ライン10lb〜16lb
フックオフセット #1〜#1/0
マスバリ #2〜#1

3インチにおすすめのオフセットフック

ハヤブサ DASオフセット #1
ハヤブサ(Hayabusa)
ハヤブサ DASオフセット

3インチにおすすめのマスバリ

リューギ レギュラーガードタリズマン #1
リューギ(RYUGI)
リューギ レギュラーガードタリズマン #2/0

4インチのタックルとフックサイズ

ロッドM〜MHクラス
ライン14〜16lb
フックオフセット #3/0〜#4/0
マスバリ #1/0〜#2/0

4インチにおすすめのオフセットフック

ハヤブサ DASオフセット #3/0
ハヤブサ(Hayabusa)
ハヤブサ DASオフセット

4インチにおすすめのマスバリ

リューギ レギュラーガードタリズマン #2/0
リューギ(RYUGI)
リューギ レギュラーガードタリズマン #2/0

5.8インチのタックルとフックサイズ

ロッドHクラス
ライン16〜20lb
フックオフセット #6/0
マスバリ #3/0〜#4/0

5.8インチにおすすめのオフセットフック

ハヤブサ DASオフセット #6/0
ハヤブサ(Hayabusa)
ハヤブサ DASオフセット

5.8インチにおすすめのマスバリ

リューギ レギュラーガードタリズマン #3/0
リューギ(RYUGI)
リューギ レギュラーガードタリズマン #2/0

ギーラカンスのスペック

ギーラカンスは現在、3インチ、4インチ、5.8インチの3サイズがラインナップされています。

ディスタイル ギーラカンス
ギーラカンスのラインナップ

各サイズ別のスペックは下記の通りとなります。

ギーラカンス3インチ

ディスタイル ギーラカンス 3インチ
ディスタイル ギーラカンス 3インチ
サイズ3インチ
重さ約4.2g
フックサイズオフセット #1〜#1/0
マスバリ #2〜#1
入数4個
定価1.350円(税抜)
発売日2025年6月

3インチ カラーラインナップ

全10色(2025年6月発売時)

  1. グリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパー
  2. スカッパノン・ブルーフレーク
  3. ギル
  4. グリパンフィッシュ
  5. アンダーベイト
  6. インビシブルベイト
  7. ライビングベイト
  8. ヤマエビ ver2
  9. ベビーフェイスギル
  10. ネオ・グリーンパンプキンペッパー
ディスタイル ギーラカンス 3インチ
ディスタイル(DSTYLE)
ディスタイル ギーラカンス 3インチ

ギーラカンス4インチ

ディスタイル ギーラカンス 4インチ
ディスタイル ギーラカンス 4インチ
サイズ4インチ
重さ約10g
フックサイズオフセット #3/0〜#4/0
マスバリ #1/0〜#2/0
入数3個
定価1.350円(税抜)
発売日2024年6月

4インチ カラーラインナップ

全11色(2025年記事執筆時)

  1. グリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパー
  2. スカッパノン・ブルーフレーク
  3. ギル
  4. グリパンフィッシュ
  5. アンダーベイト
  6. インビシブルベイト
  7. ライビングベイト
  8. マイラストホープ
  9. ヤマエビ ver2
  10. ネオ・グリーンパンプキンペッパー
  11. ベビーフェイスギル
ディスタイル ギーラカンス 4インチ
ディスタイル(DSTYLE)
ディスタイル ギーラカンス 4インチ

ギーラカンス5.8インチ

ディスタイル ギーラカンス 5.8インチ
ディスタイル ギーラカンス 5.8インチ
サイズ5.8インチ
重さ約26g
フックサイズオフセット #6/0
マスバリ #3/0〜#4/0
入り数2個
定価1,450円(税抜)
発売日2025年8月

5.8インチ カラーラインナップ

全8色(2025年記事執筆時)

  1. グリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパー
  2. スカッパノン・ブルーフレーク
  3. ギル
  4. グリパンフィッシュ
  5. アンダーベイト
  6. インビシブルベイト
  7. ライビングベイト
  8. マイラストホープ
ディスタイル ギーラカンス 5.8インチ
ディスタイル(DSTYLE)
ディスタイル ギーラカンス 5.8インチ

まとめ

ディスタイル「ギーラカンス」のインプレとお魚セッティングのフリーリグの使い方を紹介してきました。

発売当初から大人気商品だったギーラカンスですが、トーナメントのウイニングルアーとして紹介されてから、その人気にさらに火が付き、入手が困難な状況が続いています。

店舗でも、通販でもなかなか在庫が出ないため、メルカリでたまに安く出品されるのを探すという手もあるでしょう。

入手困難であることもあり、お魚セッティングのフリーリグは、まだまだ使っている人が少なく、ルアーパワーを体験するには、今がチャンスです。

ぜひ、今が旬の「ギーラカンス」のお魚セッティングフリーリグで、デカバスを釣りまくってみてください。

ディスタイル ギーラカンス
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ディスタイル ギーラカンス
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