バス釣り「冬のシャロー」は理解すれば意外と簡単。シャロー攻略がデカバスGETのキー!

冬のバス釣り
バス釣り「冬のシャロー」は理解すれば意外と簡単。シャロー攻略がデカバスGETのキー!

今回は、「冬のシャロー」のバス釣りについてまとめています。

冬のバス釣りといえば、ディープのイメージが強いです。

しかし「冬のシャロー」も、よく理解をしてからうまく狙えば、多くの冬バスを釣ることができます。

それも、冬のシャローはデカバスがよく釣れます。

そして、それにはしっかりとした理由もあります。

ボートの釣りならディープを狙いやすいですが、陸っぱりアングラーにとっては、ディープは狙いにくいエリアです。

単純に、キャストでディープに届かせるのが難しい場合も多いはずです。

冬のシャローで釣れないことが続くと、魚がディープへ移動してしまったと思い、冬の釣りを諦めてしまうおかっぱりアングラーの方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな冬のバス釣りで苦戦している方のために、冬でもシャローでバスを釣るコツをまとめたので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。

この記事でわかること
  • 冬のシャローでのブラックバスの釣り方
  • 冬のシャローでのおすすめルアー
  • 冬のシャローでの注意点
    ・水温とボトムの関係
    ・冬のルアーサイズ
この記事を書いた人
バスブログ編集長

釣り歴30年以上の根っからの釣り好き。バス釣り、ソルトルアー、トラウト等のタックルニュースから釣りのノウハウまで「釣りが、もっと楽しくなる!」をモットーに情報を発信中。

冬のシャローパターン

以前、冬のバス釣りのまとめ記事で、少しだけ冬のシャローの攻め方について触れました。

この記事で解説していたポイントは、大きく2つあります。

冬のシャロー攻略ポイント
  1. 水温が上がるシャロー(日当たり・風に注意)
  2. 狙う時間帯(お昼過ぎの14時〜15時頃の夕方前)

水温が上がるシャロー(日当たり・風に注意)

冬のシャローでは、日が当たらない夜間に水温が下がりやすくなります。

そのため、水温の低いシャローはバスが一定の時間を過ごすにはしんどいポイントとなります。

ところが、体力のあるデカバスの場合、ある程度の低水温でも耐えることができるため、良い条件が揃えば、シャローにとどまる場合があります。

条件の良いシャローとは、日当たりがよく、風の影響が少ないことや、ディープへのアクセスがしやすいエリアであることなどが要因として挙げられます。

風に関しては、冬特有の北風が当たらないシャローが狙い目となります。

また、釣り当日の天気が良くても、前日に冷たい雨が降れば水温が下がるので注意が必要です。

狙う時間帯(お昼過ぎの14時〜15時頃の夕方前)

シャローは日が当たると、冬でも水温が上がりやすい場所なので、真冬でも水温が上がってくれば、少なからずバスの活性も上がり、釣りやすくなります。

水温が最も上がる時間帯は、お昼過ぎの14時〜15時頃の夕方前の時間帯で、ここが冬のバス釣りでは狙い目となります。

たとえ冬であっても、この時間帯ならデカバスが出たり、うまくパターンにハマって数釣りを楽しめたりもします。

まずはこの2つのポイントを押さえたところで、さらに冬のシャローでの釣りのコツを掘り下げていきます。

冬のルアーサイズと、ルアーの動かし方

冬場のルアーサイズと動かし方については、下の記事でも少し触れていました。

冬のルアーサイズは小さくしすぎないこと

この記事でのポイントを簡単に言いますと、「冬は釣れないからといってルアーサイズを小さくしてはいけない」ということです。

その理由は、冬のブラックバスは寒さであまり動きたがらないため、小さなエサを細々と何度も動いて食べるよりも、大きなエサで一度で一気に済ませたいと思っているからです。

なので、ルアーサイズも小さくしないようにするか、逆に大きめのほうが有効であることも多いです。

ルアーの動きもモソモソ、モゾモゾと鈍くて食べやすそうな演出するとよく効きます。

冬のブラックバスにとっては、大きなサイズでニブいエサは、まさにごちそうです。

バス自体の動きもにぶいため、ルアーはスローに動かすのが効果的です。

釣れないからルアーを小さくする?

冬の釣りに限らず、バスが釣れなくなると、フィネスの方向に傾き、ルアーサイズを小さくしようとしたくなるものです。

これは、極端にハイプレッシャーな場合など、特定の状況下では有効であることもあります。

しかし、釣れない=ルアーサイズを小さくするは状況によっては裏目に出ることもあります。

その理由は、「食わない=お腹が減っていない」のではなく、「食わない=そのルアーに食い気を感じない」という場合があるからです。

人間の場合でも、美味しいご飯はガツガツ食べれても、嫌いなものは少量であっても箸が進まないことはあります。

それにもかかわらず、お腹がいっぱいの状態でもスイーツは別腹、というのはよくあることです。

人間と同じで、ブラックバスも動物ですから、食わない理由は、好みや気分的な要素に大きく左右されていると考えられます。

これについては、いつか記事を作成して詳しく解説できたらと思います。

話を戻しますと、冬の釣りでは釣り人が少なく、フィッシングプレッシャーが少ないため、ルアーサイズを小さくすることは、あまり有効とは言えません。

どちらかと言えば、冬の場合は、バスの好みや捕食モードであるかどうかに左右されることがより多くなります。

なので、冬のルアーローテーションで大切なのは、ルアーサイズよりは、ルアーの動きやアクションの変化となります。

冬のシャローでおすすめのルアー

ここからは、冬のシャローで具体的にどんなルアーを使って、どのようなアプローチをしたら良いのかを解説していきます。

冬のシャロークランクとショートビルミノー

レイドジャパン レベルクランク (RAID JAPAN LEVEL CRANK)
レイドジャパン(RAID JAPAN)
レイドジャパン レベルクランク (RAID JAPAN LEVEL CRANK)

冬のシャローでおすすめのルアーは、冬の代名詞バイブレーションではなく、シャロークランクやショートビルミノーです。

潜行レンジは1.5m程度のもので、これをゆっくり動かしたり、サスペンドタイプでロングステイさせます。

バスの目線を意識して動かすことが重要です。

冬のワッキーリグ

ジャッカル(JACKALL) フリックシェイク 5.8インチ
ジャッカル(JACKALL)
ジャッカル(JACKALL) フリックシェイク

もう一つの手は、ワッキーリグの中層シェイクです。

ワッキーにすれば、普通のノーシンカーよりも水の抵抗が大きいので、よりゆっくり引けます。

こちらも、バスの目線を意識して動かすことが重要です。

ワッキーの場合は、クランクやミノーのようにルアーが勝手にレンジをキープしてくれないので、中層をキープしながらシェイクする技術が必要となります。

苦手な方は、この冬を機会に中層シェイクの練習してみるのもいいのではないでしょうか。

冬のシャローは理解すれば意外と簡単。冬のブラックバス攻略法まとめ

今回は、「冬のシャロー」のバス釣りについて書いてきました。

冬でも体力のあるデカバスは確実にシャローに上がってきます。

人が少なく、プレッシャーの少ない季節だからこそ、冬のシャローはデカバス釣りの穴場だと言えます。

みんなが寒くて釣りをしたがらないことは、良いポイントに入りたい放題となり、本当の釣り好きにとってはラッキーな事です。

また、冬の釣りでは防寒対策が非常に大切となります。

寒さを忘れるほど快適に釣りに集中できれば、おのずと釣果も上がってきます。

釣りの防寒対策については、下の記事で詳しくまとめたので、参考にしてみてください。

その他にも、防寒アイテムについてもまとめているので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。