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「16スティーズSV TW」徹底解剖!新機構TWS搭載の極限ベイトリール!カスタマイズ情報も!

2016.11.09.リール
ダイワ「16スティーズSV TW」

ダイワから「16スティーズSV TW」が2016年5月発売となる。今回は、「16スティーズSV TW」に関する最新情報をまとめてみた。

「スティーズ(STEEZ)」は、今からちょうど10年前の2006年に、ダイワの超軽量ベイトリールのフラッグシップモデルとして誕生。初代「スティーズ103H」は、自重155gという超軽量化を実現で世界中を驚愕させた。

それから10年経った現在でも自重155gといえば、ベイトリールの軽量モデルに分類されるのだから、当時の「スティーズ」登場による衝撃の大きさは計り知れない。

その後、初代「スティーズ103H」に加え、「スティーズ」シリーズには6つモデルが登場しており、その人気の高さを知ることが出来る。その誕生から節目の10年となる2016年、新たな「スティーズ」がフルモデルチェンジし、7代目のモデル「16スティーズSV TW」として新登場する。

「16スティーズSV TW」はどう進化したのか?

今回登場した「16スティーズSV TW」の大きな特徴は下記の9つ。

  1. ターンアラウンド式TWSの搭載(スティーズシリーズ初)
  2. SVスプールの採用
  3. 自重は160g(本体自重は変わらず、各パーツは軽量化)
  4. 大口径G1ジュラルミンドライブギア採用
  5. エアブレーキシステム採用
  6. 再調整不要のゼロアジャスター
  7. ボディの軽量化と高剛性化
  8. グリッピングしやすいボディフォルム
  9. ソルトウォーター対応モデルに

「16スティーズSV TW」のここに注目

16スティーズSV TW」で特に注目すべきところは、「ターンアラウンド式TWS(スティーズシリーズ初)」と「SVスプール」の同時採用だろう。この2つを同時に搭載したモデルはこのスティーズが初めて。

重量も軽すぎず、適度な軽さを維持しつつ最新機構をまとってパワーアップを果たしているところも最新技術の進歩を感じるところである。

それでは、「16スティーズSV TW」の各特徴について詳しく見ていこう。

「スティーズ」初のターンアラウンド式TWSを搭載

「スティーズ」初のターンアラウンド式TWSを搭載

ターンアラウンド式TWS(T-ウィングシステム)」は、これまで「タトゥーラ」や「NEWジリオン」に搭載されてきた。そして今回、「スティーズ」シリーズとしては初めて、「16スティーズSV TW」にも搭載されることになった。

TWSは、回転数の上がったスプールの性能をフル活用するためにダイワが開発した機構だ。レベルワインドがT型の大口径になっているため、ルアーをキャストした時のライン放出を妨げることがない。これにより、バックラッシュが起こりにくく飛距離も向上した。

初代のTWSは2011年に登場しており、この時のタイプはオープンフェイス式だった。今回「16スティーズSV TW」に搭載しているターンアラウンド型TWSが登場したのは2014年。まだ登場したばかりの新しい技術だ。

ターンアラウンド型TWSの構造

ターンアラウンド型TWSの構造は、キャスト時はT型の大開口部がラインをスムーズに放出する一方、リトリーブ時はクラッチON/OFFでTシェイプレベルワインドが半回転して、通常のレベルワインドのような狭域モードに切り替わるというもの。

ターンアラウンド型TWSの構造

この切り替わりにより、初代のオープンフェイス式TWSに較べて格段トラブルが少なく、に快適なリトリーブを実現した。

個人的には、旧TWSのようにボディがパカパカしないところが嬉しい。「パカパカ」は、意外と切替時の衝撃が強く、長く使っていると少しづつ微妙にズレている気がしていたので、この進化で、構造上の無駄な動きがなくなり、ボディ自体の強度も増して安心して使えるようになったのが嬉しい。

「SVスプール」採用で文字通りストレスフリー

G1ジュラルミン製の34mm径「SVスプール」

「16スティーズSV TW」のスプールには、超軽量G1ジュラルミン製の34mm径「SVスプール」を採用。これは、超々ジュラルミンの1.3倍もの強度を持つという。これにより、高い強度と軽量化による快適さを両立させている。

ちなみにSVとは「ストレスフリー・バーサタイル」の略。そのコンセプトを並木敏成プロは下記のような言葉で表している。

「従来通りのルアーが使える事は当然として、軽量ルアーをもストレスなく投げることができ、しかもスプール強度も犠牲にしない。それが次世代のバーサタイル。」

一言で言えば、「SVスプール」はマグネット式ブレーキのメリットを極限まで引き出すために開発されたスプール機構と言えるだろう。

「SVスプール」採用で文字通りストレスフリー

このSVの搭載により、軽量化と回転性能の向上の実現とともに、使用するルアーに応じてブレーキ力が適宜調節されるようになった。

これにより、最小限の外部マグダイヤル調整だけで、なんと総重量4gの軽量ルアーからビッグベイトなどの重量級ルアーまで扱うことが可能となり、圧倒的な守備範囲の広さを実現した。

また、軽量ルアーが扱いやすくなったことの副産物として、全体的にバックラッシュしにくくなったところも嬉しい。

気になる「16スティーズSV TW」の自重

「16スティーズSV TW」の自重は160gとなった。これは「スティーズ100H」や「スティーズリミテッドSV 105XH」と同じ自重だが、これまでで一番軽かった自重148gの「スティーズリミテッドSV 103H-TN」よりも重い設定だ。

モデル 自重(g)
スティーズ103H 155
スティーズ100H 160
スティーズ100SH 160
スティーズSV 6.3 150
スティーズLTD. SV 105XH 160
スティーズLTD. SV 103H-TN 148
スティーズSV TW 1016SV-H 160
スティーズSV TW 1016SV-SH

実はこの「16スティーズSV TW」、130g台への超軽量化も検討したという。しかし、「最高の使いやすさ」を求めた結果、高い剛性感と耐久性、確かな使い心地を実現するために、不用意な軽量化には至らなかったとのことだ。

とはいえ、TWSや大口径ギヤなどによりパーツが増え、重量化が避けられなかったにも関わらずこの160gという軽さを実現しているのは、圧巻だ。

大口径G1ジュラルミン ドライブギアの搭載で更なる革新

大口径G1ジュラルミン ドライブギア

「16スティーズSV TW」は「大口径G1ジュラルミンドライブギア」を採用。

このドライブギアには、SVスプールにも採用されている軽量で強靭なG1ジュラルミン素材を初採用。さらにギア径を従来の「スティーズ」よりもさらにワンランク大口径化し、耐久性が更に向上し、滑らかな巻き心地が長持ちする心地の良いベイトリールとなっているのだ。

引き続きエアブレーキシステムを搭載

エアブレーキシステムを搭載

「16スティーズSV TW」に採用されたブレーキシステムは、「エアブレーキシステム」。

これは、2013年より発売されている前3機種の「スティーズSV」「スティーズリミテッドSV」「スティーズリミテッドSV TN」と同じブレーキシステムを引き継いでいる。

再調整不要のゼロアジャスター

ゼロアジャスター

「16スティーズSV TW」の採用した「ゼロアジャスター」は、メカニカルブレーキによるスプールのガタを押さえるのみの機能しかない。

つまり、メカニカルブレーキの再度調整は不要。以前から、「ベイトリールのメカニカルブレーキはリール性能を殺すだけで、スプールのガタつき防止以外に使う必要はない」と言われてきていたが、とうとうそれが実現した形だ。

これによりブレーキの調整はマグダイヤルのみで可能となり、扱いやすさが更に向上している。

「16スティーズSV TW」のボディはコンパクト+軽量+高剛性

高精度マシンカット エアメタルハウジング

「16スティーズSV TW」のボディは、高精度マシンカット エアメタルハウジングを採用している。

これは従来と同じものだが、これまでのようにフレーム、セットプレート、サイドプレートの全てをエアメタル(マグネシウム合金)にはしておらず、セットプレートはアルミ製にすることで、軽量化・高剛性化と回転性能や巻上性能の向上を実現している。

グリッピングしやすいボディフォルム

グリッピングしやすいボディフォルム

「16スティーズSV TW」のボディ形状は、リアを絞り込んでおり、手の小さなアングラーでもしっかりとグリッピングが可能になっている。

これは、手の小さな私としては嬉しいところだ。初代「スティーズ」以上に握りやすいボディで、もちろん、手の大きな方でも、どんなアングラーにもフィットする。

「16スティーズSV TW」はソルト対応に

「16スティーズSV TW」はソルト対応となった。

これまでの「スティーズ」シリーズは淡水用だったが、ソルト対応となったことで、ロックフィッシュやシーバスゲームも楽しめるようになった。

「16スティーズSV TW」の解説動画

ダイワのエンジニアによる、「16スティーズSV TW」の解説動画が公開されている。

「16スティーズSV TW」の特徴を旧モデルと比較しながら動画で解説しているので、とてもわかりやすい。コレを見ていると、ますます「16スティーズSV TW」が欲しくなってしまう。

「16スティーズSV TW」のスペック

「16スティーズSV TW」のラインナップ

「16スティーズSV TW」のラインナップは、ギア比違いとハンドルの左右で合わせて4タイプ。

タイプ ギヤ比 巻取長
(cm)
スプール径
(mm)
自重
(g)
最大ドラグ力
(kg)
巻糸量
(lb-m)
価格
(円)
16スティーズ
1016SV-H
6.3 67 34 160 5 14-45〜90
16-40~80
58,800
16スティーズ
1016SV-HL
16スティーズ
1016SV-SH
7.1 75
16スティーズ
1016SV-SHL
  • クロロプレン製リールケース付属
  • シリアルナンバー入り

「16スティーズSV TW」の発売日

「16スティーズSV TW」の発売日は、モデルによって異なるが、すでに各モデルの販売が開始されている。

右巻き「スティーズ1016SV-H」 5月発売
右巻き「スティーズ1016SV-SH」
左巻き「スティーズ1016SV-HL」 6月発売
左巻き「スティーズ1016SV-SHL」

「16スティーズSV TW」の価格と最安値

「16スティーズSV TW」の価格は、税抜58,800円。

気になる最安値は、今のところアマゾンの税抜49,970円となっている。(執筆時の最安値です。日々変動しています。)

「16スティーズSV TW」をカスタマイズしてみよう

「16スティーズSV TW」のカスタマイズパーツを使って、軽量化や飛距離と巻心地の向上など、リール性能をさらにUPさせてみよう。

かっ飛びチューニングキットAIRベアリング

ダイワかっ飛びチューニングキットAIR 1030AIR&1030AIR

ダイワかっ飛びチューニングキットAIR 1030AIR&1030AIR

  • ヘッジホッグスタジオ(HEDGEHOG STUDIO)
  • 価格 ¥ 3,380

ヘッジホッグスタジオの「AIRベアリング」は、日本製小径セラミックボールと高強度一体成形ハウジングの採用により、超高回転ベイトフィネスに対応するベアリング。

1g程度の超軽量ルアーに対応できるほどの回転レスポンスを持ちながら、通常のベアリングと同じ感覚で、1oz(28g)クラスのルアーまでガンガン投げることができるという優れもの。

対応できるルアーの範囲が大きく広がり、様々なルアーを万能にこなしてくれるバーサタイルなリールにしてくれるベアリングだ。

BFCライトフィネス ハンドルノブ

ZPI BFC ライトフィネス ハンドルノブ プレミアムモデル(2個入り)

ZPI BFCライトフィネス ハンドルノブ プレミアムモデル(2個入り)

  • ZPI
  • 価格 ¥ 4,700

リールの固定位置(リールシート)から最も遠い位置にあるハンドルノブは、リール本体の軽量化以上に感度の向上、操作性の向上に繋がるため、アクセサリーに留まらない重要な高機能部品だ。リール本体を5g軽量化する事と、ノブやハンドルを3g軽量化する事を比較すると、体感重量はノブやハンドルを軽量化した方が軽く感じ、持ち重りも大幅に改善できる。

このベイトフィネスの為に開発されたBFCライトフィネスノブは、従来比40%以上の軽量化に成功。握りやすいフォルムと最適な表面加工を採用し、形状デザインにもこだわっている。

さらに、プレミアムモデルはスタンダードモデルにグリップ性能の高いソフトコート加工を追加。雨天時やワームオイル等の付着した手でも高いグリップ性能を発揮してくれる。プロトーナメンターが納得する全天候型トーナメントスペックの軽量ノブだ。

ダイワ用 オフセットハンドル

ZPI ダイワ用 オフセットハンドル

ZPI ダイワ用 オフセットハンドル

  • ZPI
  • 価格 ¥ 11,000

カーボン素材を採用した、高感度・高強度のオフセットハンドル。オフセット形状により、重心をリールシート寄りにしてよりバランスの安定性を向上する事が可能。

オートクレーブ製カーボンをペントルーフ断面にマシンカット。抜き穴を多角形にする等、応力の分散することで軽量化と高強度を両立している。あえてトップコートを廃してマットでレーシーな外観とし、機能とデザインを両立させたカッコ良いハンドルだ。

ダイワ「16スティーズSV TW」まとめ

「TWS+SVは足し算にとどまらない」

2016年5月発売となる「16スティーズSV TW」は、TWSとSVの融合により、これまで以上にトラブルレスでストレスフリーなリールになっている。

TWSとSVスプールは、どちらもダイワの最新テクノロジーで、両者が同時に搭載されるのはこの16スティーズSV TWが初めて。

「16スティーズSV TW」は、「ライン放出力に優れたTWS」×「最適なブレーキ力を持つSV」というベイトリールの核が大きな相乗効果を生むことにより、革新的な進化を遂げている。

さらに、「16スティーズSV TW」は、随所に採用されている新素材「超軽量のG1ジュラルミン」により、これまでよりも軽量化・高剛性化・巻き心地の向上・巻き上げパワーの向上と、まさに隙のないレベルアップを実現している。

まさに「16スティーズSV TW」は、「最高品質」のニューモデルだ。

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Bassblog編集部

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